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東海地方での学会は、今日も開催中~。
天ちゃんは事情があって、予定を繰り上げて帰ってきました(>_<)。
下(↓)の図は、『不平等が健康を損なう』(イチロー・カワチ他著、西ほか監訳、日本評論社2004年)で掲載されている図を、天ちゃんが改変しました。
天ちゃんの理解では、わが国の「格差」論議の先鞭となった記念碑的な本、です。
ちなみに、イチロー・カワチ先生は、生粋の(?)日本人です。
さらにちなみに、この翻訳書には、「二人のイチロー」みたいなサブタイトルをつけたらよさそうな、訳者あとがき、がついています。
...にしても、イチロー選手もすごいですネェ~(^_^)v。
閑話休題。
上(↑)の図をご覧になってどう思われました?
文字が醜いかも?
左上のグラフは、縦軸が平均寿命、横軸が1人当たりGDPです。
上に尖った辺りに位置するのが、キューバやグルジア、といった国々です。
これらの国々までは、お見事! と言っていいくらいキレイに、両者が直線的な関係にあります。
先進諸国はそれより右側に当然位置しますが...
たとえば、日本、を見てください。
一定以上(キューバやグルジア辺り)になると、一人当たりGDPをあまり増やしても...
平均寿命はさほど延びないかも?
...て読めます(?)。
右上のグラフは、縦軸が死亡の相対リスク、横軸が世帯所得。
世帯所得が少ないほど(図の左側ほど)、見事に(?)死亡リスクが上がっています。
右下のグラフは、世帯所得格差(横軸)が大きくなるほど、社会的信頼度の欠如(縦軸)が大きくなることを示し...
左下のグラフは、社会的信頼度が欠如するほど(横軸)、年齢調整死亡率は上がり(黒の直線)、生活の質が下がる(赤の直線)ってことを示しています。
なお、右上のグラフ以外の3つのグラフは、米国民対象のデータです。
つまり、格差が大きくなる⇒社会的信頼が欠如する⇒死亡率が上がるし生活の質が下がる。
生活の質が下がれば...メンタルヘルスも当然悪化するでしょう。
これらのデータは、医学論文の常套句(?)、...ということが示唆された、今後さらに研究・調査が必要...ってレベルのものなんですが...(^^;。
わが国のジニ係数は、小泉政権時代にむしろ改善した。
いや、近年はやはり増加しているのだ。 とか...
貧困率(割合)では、アメリカに肉薄している。
いや、もう追い越したかも知れない。 とか...
それは、年金や生活保護などの、社会保障≒所得再分配メカニズム、が曲がりなりにも有効に機能していたからだ。 とか...
...さまざまに議論は、なされているし、必要なのですが...
...ということは、社会保障システムをこれ以上切り崩すとか、これまでの流れがこのまま流れて行って良いとかっていうことになれば、明白に、米国並みにこの国も進む。
...と言うことだけは確か、と言い得るのでしょう。
こうした流れを本当に食い止める勢力は、どの政党、どの候補者なのか、よ~く見極めないと、天ちゃん含む、国民のメンタルヘルス、ひいては、国民の幸福が、必ずや低下してしまう...
それだけは、確実に言えるということなのでしょう。
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