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今日は、子連れで(^^;、主に保健所職員の方々の研究交流集会に講演しに行ってきました。
格差と競争が進行する中で、心の危機、心の貧困が進んでいる実態の紹介。
その心の危機や心の貧困をどうやったら予防できるだろうか?
...そんなお話をしてきました。
「格差」「競争」の進行具合の体感温度が、日々高まっていることを天ちゃんも実感しています。
けれども、実はまだ、日本では、「格差」や「競争」の進行が...
本当のところ、心の危機、心の貧困に、どうつながっているのか。
このリサーチ・クエスチョンに対するエビデンスは、ほとんどない。
それが現状、です。
最近では「社会疫学」と呼ばれる分野が、この辺のエビデンスを確立しようと研究を進めています。
(「社会疫学」なんて命名するも、昔から疫学は社会疫学なんだ!
...って大先輩に諭されたことのある天ちゃんです(^^;。)
そんなワケもあって...意気込んではみましたが、天ちゃんの講演は今ひとつだったかなぁ?
講演が今ひとつだった、という評価は、自分で十分に分かります(^^;。
昨年だったと記憶しますが...
格差、と言っても所得格差、ですが、日本のその所得格差は拡大しているのか?
ということが国政の場でも議論されたことがあったと思います。
国の統計によりますと、確かにジニ係数は、近年漸増していますが...
OECD加盟国の平均値くらいです。
(社会実情データ図録:http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/4660.html)
単身高齢者世帯が増えたから見せ掛けの「格差」だとかいう主張もあったようですが、
生活保護や年金制度といった社会保障システムが、曲がりなりにも所得低下を抑止できていて、
高齢者世帯のジニ係数は、むしろ近年低下傾向です。
それよりも、若年者において近年ジニ係数の増加が目立っています。
(社会実情データ図録:http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/4665.html)
★ジニ係数についてはコチラ⇒http://www.nihonkaigaku.org/ham/eacoex/100econ/120doms/122dist/1224inc/gini/gini.html
...と書き出したら、止まらなくなりそうですので(^^;、今日はこれくらいにして(^^;。
(今後、とびとびに(!いつものこと?)記事をアップしていきますねぇ~(^^;)
天ちゃんが改めて知ったのは、保健所職員のみなさんも、大変厳しい状況の中で、
住民の健康破壊をどうやって防げるか?
住民の健康を保持し増進できるか?
それを真剣に考えているってことです。
このブログでも、再三(?)書いたことかと思いますが...
1980年代以降、臨調行革路線から進められてきた、医療を含む社会保障関連費用抑制政策。
その一環として(?)地域保健法(http://www.houko.com/00/01/S22/101.HTM)が施行されて10年余経過し...
この間、保健所の統廃合や福祉事務所との統廃合などが進められ、確実に保健所数が減っています。
(1996年末845ヶ所 ⇒ 2007年4月518ヶ所/全国保健所長会調べ)
保健所の職員は、天ちゃんたち医療従事者と違って、公務員だからでしょうか(?)
自分たちの職場の厳しさを、住民に余り訴えない?
...「医療崩壊」とか「医療砂漠」とかっていう認識も、まぁ、やっと最近社会的に認知されるように
なってきたころですから...(^^;
あまり偉そうな(?(^^;)ことは言えませんけど...。
新興・再興感染症(鳥インフルエンザ、麻疹、HIV/AIDSほか)、うつ病と糖尿病の急増、
虐待やDVの増加、健康産業の氾濫、質の悪い健康情報の氾濫、etc. etc....
天ちゃんを含む国民の健康の保持・増進が、後手後手に回っていないか?
結局のところ、1億3千万分の1の責任を、ヒシヒシと感じ、さきほど子どもと帰宅...って
ちょっと遅すぎないか...?(^^;m(__)m
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私が公務員の人が激務に対して声をあげないということを経験上体験しているのは、実は税務署と職業安定所だったりします。
税務署もリストラ、電子化の嵐が吹き荒れて、正規の公務員の人は激減し、声をかけるのが難しいほど忙しく立ち働いています。確定申告の時期しか税務署に行かない人にはわかりませんが、確定申告の時の対応職員のほとんどは嘱託の税理士さんなんですよ。
それと正規の公務員がほとんどいないのは職業安定所です。職業安定所の窓口にいる方は、ほとんど皆、嘱託の方ばかりです ( 一年契約で一時的に公務員資格を与えられるそうです )。
今の日本は一般企業から行政機関にいたるまで、正規職員が激減しています。理由は簡単で、人件費という最もコストのかかる経費を削減しているからです。
正規社員、正規公務員、正規職員と違って、法はほとんどこれらの人々を守ってくれません。ですから格差は数字が表しているものよりもっと深刻です。
日本は確実に内部崩壊する方向に向かっている、それが私の考えです。
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