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昨夜は、良き相棒の臨床心理士さん、70クライアント達成ご苦労さん会、でした~♪
...要は、クリニックの、飲み会(!)だったってことです(^^;。
女房役の師長さんが、昨年オープンしたフランス料理店を予約してくれていました。
ご家族で営まれていて、静かで落ち着いて、久しぶりにゆっくり歓談できました(^_^)v。
天ちゃんが、現クリニックを仰せつかって、真っ先にほしいと思ったスタッフ。
それが、臨床心理士です。
相棒の臨床心理士さんは、スクールカウンセラーとして、
また、EAP(従業員支援プログラム)プロバイダーや開業カウンセリング・ルーム、他のクリニック
などでカウンセラーとして働いている(働いていた)、なかなかの力持ち、で~す(^_^)v
臨床心理士には、今のところ、国家資格がありません。
(民間資格、はあります。)
(臨床心理士資格をもつ精神科医も少数ですがいます。)
(天ちゃんは違います(^^;。
けど...医学生時代にダブルスクール族で(^^;、カウンセラー・スクールに通っていました(^_^)v。
医学生ということもあり(?)無償でしたが、当時は異例で、クライエントを2名担当したこともありました。)
1昨年、心理士国家資格化法案が国会で審議されかけたのですが...
例の(?)郵政解散選挙によって、チャラになっちゃいました(>_<)。
障害者自立支援法案も、同じくチャラになったのですが...
こちらは選挙後の通常国会(?)で、復活し、強い(?)反対を押し切って成立しちゃいました。
けれど、心理士国家資格化の方は、今のところ立ち消えになっています(>_<)。
相棒の臨床心理士さんも
「あと何十年後のことになるかわからなくなりましたネェ」
...とのこと。
心理士国家資格化法案については、主に以下の3点から、反対する意見が強くありました。
1.作成までのプロセス上の問題
2.独立性の問題
3.職務規定ないしは資格要件の問題
1.作成までのプロセス上の問題
これは、法案が、「唐突に」出されたこと、です。
このブログでも、ネットワーク力 とか、チームワーク力 とか、過去に記事にしましたが。
心理士の仕事も、精神科医、精神保健福祉士、教師などの他職種とチームを組む仕事です。
けれども、そういった職能団体と事前の協議なく、法案が作成・提出された、らいいです。
2.独立性の問題
心理士国家資格化法案には、「臨床心理士」と「医療心理士」の2つの資格が盛られていました。
臨床心理士は、スクールカウンセラーなど、医療現場以外で活動する心理士資格。
医療心理士が、医療現場、主に精神科医療現場で活躍する心理士資格。
という位置づけでした。
スクールカウンセラーであれば、教員とチームワークを展開することになるでしょうし、
天ちゃんのところの臨床心理士さんのように、医療現場であれば、資格商売で成り立っていますから、
有資格の多職種ととうぜん協同が必要になります。
その際、学校現場であれば、まずは教師がリーダーシップを取ること、とするのが自然。
医療現場であれば、医師の指示の下に、他職種は医療を行うこととすでにされています。
(実質的には、ある患者さんの場合、作業療法士がリーダーシップをとっている、とかいうことはあります。
天ちゃんとこは、天ちゃん以外の職種が関わっているときは、そのスタッフにお任せ~(??(^^;)
あくまで(?)、法的規定の話、ですけれど...。)
ところが、心理士国家資格化法案では、この教師の指示の下(?)、医師の指示の下 デハナク
心理士が独立に心理学的行為を行えるようにしようとしたものだったようです。
強い反発が起きたのは当然、とも言えました。
3.職務規定ないしは資格要件の問題
たとえば、2.で述べた「心理学的行為」ですが...
その規定が曖昧、と言うか、特に「臨床心理士」の場合、相当広く取れそうってことが問題となりました。
また、「医療心理士」の場合、事実として、ほとんど医療や医学について学ばずに心理士さんが
育ってきているという問題。
大学教育相当レベルの4年間の教育でOKとされていたという問題、などが指摘されました。
(注:「臨床心理士」は、修士終了レベル、つまり6年程度。)
臨床心理士の国家資格がないことと関わっていると思われる問題として...
一番大きいのは、臨床心理士さんの就職口が乏しいこと。
精神科医療において、心理テストの実施に、安い(!)診療報酬しか支払われていませんが、
その実施者は、心理技術者、って呼ばれています。
心理技術者を雇ってもペイしにくいことが最大の理由です。
相棒の臨床心理士さんは、認知行動療法(CBT)をベースにしたカウンセリングを実施しています。
(治療)効果が検証されているのは、このCBTくらいです。
しかし、このCBTカウンセリングには、何ら診療報酬の裏づけがありません(!)。
不自然な話ですが...でも、有効なCBTを提供するために、天ちゃんのところでは、
患者さんに1度天ちゃんの診察をしていただき(ご挨拶程度です(^^;)、相棒のCBT実施は、
再診料という診療報酬請求で対応しています。
逆に、精神科医が仮に1分でも「診療」すれば、再診料でまかなえ...
よほど天ちゃんの「診療」よりも有効で内容のある、30分ないしは45分の相棒のCBTを受けても、
何の診療報酬上の裏づけがありません。
自費、つまり患者(クライエント)さんの自己負担ですべてまかなえばスッキリするんじゃない?
...と思いました?
でも、それだと、自己負担できる人にしか、CBTを提供できません。
たとえば、反復性うつ病の再発準備性の低減には、明らかにCBTが有効です。
CBTが受けられなければ、うつ病を反復し、医療資源をそれだけ費やすことになるでしょう。
天ちゃんがCBTを実施すればスッキリするんじゃない? と気づいた読者もおられます?
でも、天ちゃんが、CBTに30分~40分かけるとすると、通常の外来診療を30分~40分
つとめたのに相当する自己負担を毎回支払える人は、そうはいないでしょう...(>_<)。
今の天ちゃんにとって、一番スッキリする解決策は...
ネーミングをどうするか?...認知行動療法士かな?(^^;
認知行動療法士を国家資格化し、暮らしが成り立つような、診療報酬点数の項目を新設する。
...かな?(^^;
...もちろん(?)精神科医の指示の下に。
CBTの技量を学ぶにはすでにある程度体系があります。
それに、最低、精神医学の知識学習を終えたことを資格要件にする。
(この点をはずすと今の医療の根幹を変えないといけなくなっちゃうので...ことの善し悪しは別、です。)
◆関連記事◆
良識精神療法・認知行動療法 http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060428/1
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