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ぼっちさんから、ずいぶん以前の記事(http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070222/2)に
コメントいただいていました。
いつか、記事にしようと、温めていましたぁ(^^;。
今日は、ぼっちさんのご質問(?)にお答えできる内容...かな(?)
> 家族の力は,良くも悪くも偉大ですよ。
本人もさることながら,家族もその疾患に対しての知識があるのとないのとでは,回復を見守り支える過程でも,再発防止の過ごし方においても,大きな影響力を与えますよね。
精神疾患のみならず,時々でもよいから患者さん本人に付き添い,
専門家である医師から正しい知識と情報を得ることは大切だと思います。
特に,急性期の時は,家族もかなりのストレスを抱え込むことになるので,家族自身のケアも必要になってきますよね。
ところで,デイケアといってもさまざまですが,
参加するのに抵抗があるという患者さんへは,
どのような働きかけをなさってますか?
・・・ちょっと漠然としすぎた質問でしょうか。 <
デイケア利用に当たっては、適応かどうか、をまず検討します。
たとえば...これまでに触れた疾患でいえば...
うつ病なら、通常、回復後にデイケアの利用が治療選択肢となるでしょう。
(http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060915/1)
統合失調症なら、通常、寛解(回復)期後期以降に検討することになるでしょう。
(http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070207/1)
躁うつ病の場合なら、やはり(「大波期」の)うつ病相の時には、通所は困難になるでしょう。
(http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061030/1)
もちろん、通常、であって、例外のないルールはありませんけど...(^_^)。
まして、医療は、(当たり前ですが)人間が対象ですので。
たとえEBMに基づいた指針やガイドラインであっても、臨床場面の6~8割に当てはまる、というか、
6~8割にしか当てはまらないんでした...。
(http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061003/1)
たとえば、躁うつ病の小波期以降なら、うつ病相であっても、デイケアにしんどいけれども通所を
続けていただいたほうが、病状が安定する場合もあります。
一旦まとめますと...、
患者さんの抱える疾患がどの病相(病期)にあるか、が適応か否かを検討するときに重要です。
次に、患者さんの治療方針というか、今後の目標に向けた生活課題は何か、です。
それと、デイケアのプログラムとがマッチしているか、が重要です。
一口にデイケアと言っても、居場所型と訓練型の、2つに大別できることを記事にしました。
(http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070404/3)
天ちゃんとこのデイケアの場合、居場所型機能を求める患者さんには適応とはなり難い。
訓練型と言っても...
本格的な職業リハビリテーションへの参加が課題なら、別の施設を紹介するでしょう。
これまで連載記事でご紹介したとおり、曜日や時間帯によって、プログラムはさまざまです。
患者さんの生活課題に沿って、部分参加や曜日を決めての参加を検討することもあります。
マッチ・ミスが起き難いように...、
女房役の師長さんか頼りの事務長に、デイケアの概要をまず説明してもらうことが普通です。
どこのデイケアでも、デイケア紹介パンフのようなものを、用意していると思います。
さらに、患者さんのデイケア参加意欲(モティベーション)が確認できましたら、
数回、曜日や時間を変えて、見学してもらうことが普通です。
その曜日・時間帯のデイケア・グループのプログラムはもちろんですが...
グループ全体の雰囲気とかって、相当、重要ですから(^_^)v。
(つづく...(^^;)
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