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周囲に対するアプローチってことで、これまでの記事をまとめたいと思います。
大事な周囲の役割(http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070220/1)で書いたように...
「周囲」 を構成するのは、モチロン ご家族だけではありません。
ですが、統合失調症を抱えた患者さんのご家族をイメージしながら記事にするのが、
分かりやすいと思うので、以後、家族=「周囲」ということで...m(__)m。
大事な周囲の役割の記事で、高いEEから、低いEEになれるように、
われわれ専門家が支援できればイイ! ってことになりました。
その支援方法にはいくつかあります。
1つが 「心理教育」 です。
◇以下再掲◇
精神科医療では、「心理教育」 を実施しています。
患者さん、ご家族、職場の上司や同僚...etc. に対し、
1)病気の症状や経過
2)病気の治療方法-それらのメリットとデメリット
3)病気との付き合い方(療養について)
4)周囲の接し方
5)社会資源情報の提供
といった内容の提供を、コチラ(専門家)から、行います。
(健康情報学(1):http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060528/1より)
統合失調症について言えば...
このブログですでに、1)については、記事にしました。
(統合失調症の急性エピソードの臨界期以降のご説明が、まだ粗いですけど...(^^;)
2)の治療方法については、薬物療法の概要について、すでに記事にしてありま~す。
3)~5)については、まだほんのちょっと、しかもこれまでの記事のなかでちょこちょこと
その折に触れて述べてきた程度ですネ。
(あまり詳細については触れていませんが、治療方法・手段の一つである、
デイケアについては、何回かエピソードを紹介してきました。)
この 「心理教育」 は、わが国においては、1990年代後半以降、順調に普及してきています。
★「心理教育・家族教室ネットワーク」のHP:http://www.jnpf.net/
当初は、統合失調症の患者さんを抱えるご家族向けに実践され...
今では、その他の疾患、うつ病、躁うつ病、摂食障害、不安障害...と
あらゆる疾患を対象に実施されれるようになっています。
また、ご家族向けに始められた 「心理教育」 ですが、今では、ご本人(患者さん)向けに
実施されるようにもなってきています。
こういった 「心理教育」 の普及と時を同じくして、さまざまな精神疾患を扱った
患者さんやご家族向けの、「心理教育」用の教材、書籍やビデオが出版されてきています。
「心理教育」は、主に知識というか情報伝達をメインにしてきました。
それだけでも、再発防止効果は確かめられましたが、もっと効果を高めようと改良されてきました。
もう1つの支援方法が、家族支援のSST、です。
あるいは、心理教育+SST、と言っていいでしょう。
これについては、次回に続く...(^^;
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