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(つづき...(^^;)
経過と対応(3)(http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070213/1)の続きというか、補足で~す。
天ちゃんは、親病院で、長らく病棟勤務医をしていました。
その頃は、薬物療法(http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070215/2)のところで触れたような、
新規抗精神病薬はまだ発売になっていませんでした(^^;。
今では、親病院の入院治療でも、新規抗精神病薬がメインに使用されています。
天ちゃんは、それまでの、定型抗精神病薬(ハロペリドールやクロルプロマジンなど)
主体の治療経過とどの程度 「違い」 があるのだろう?
って疑問に思っていたことがあります。
でも、病棟医ではなくなっっちゃったしぃ~(>_<)
仮説としては、これまでに何回も掲載した、統合失調症の1回のエピソードの経過図、
は基本的に成り立つだろう、というもの。
でも、新規の薬物は、従来のに比べて、作用メカニズムが「大きく」ちがうってことですから、
ひょっとして、1回のエピソードの経過が、新規薬で治療すると、
案外、違うかも知れないゾって興味を抱いていました。
はて、どうなんだろう...?
クリニックの外来に来てくれている、若手医師たちに、だいぶ以前に聞いてみたことがあります。
親病院の病棟医を、メインのお仕事にしている医師たちばかりです(^_^)。
すると、
「天ちゃん先生、基本的に変わりません。」
ということでした、やっぱり(^_^)v。
<やっぱり、病気の自然史、って呼ぶくらいだから、変わらないんだねぇ。>
<でも、作用メカニズムが違うから、治療経過で違いもあるんじゃないのぉ~?>
「そうですねぇ...従来薬は、力ずくで急性期を押さえ込むってカンジでしたが、
新規のはもっと穏やかというか...副作用の出方が激しくないってトコロ
くらいですかねぇー。」
ついでに...平均在院日数(入院した患者さんの入院から退院するまでの期間の平均)
は、天ちゃんが病棟医をしていたころと基本的に変わらず、2ヶ月くらい、だそうです。
平均在院日数と統合失調症の1回のエピソードの期間の平均とは、
もちろん イコール じゃありませんけど...
新規の薬で治療しても、1回のエピソードの期間も、別に短くはなっていないのでしょうネェ。
今は、結構激しい急性期の患者さんでも、外来で治療を完結できることもあります。
親病院の外来でも、
入院はしてみたけれど...
集団の中で-入院すれば集団生活になりますもんね-、いろいろな影響を受けて、
ちっとも良くならず、相当に激しい急性期を、本人、そしてなによりご家族の、
強い求めで、外来だけで臨界期にまで1年かかった患者さんとか経験しています。
...と言うことで、自信をもって(?)、経過と対応のシリーズを進めて行きたいと思います(^^;。
(つづく...(^^;)
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