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今日は、統合失調症シリーズに戻ります。
他の医療機関から転院されて、クリニックや病院を初診(ショシン~初めての受診)されるので、
ない場合、これまで触れてきた経過で言えば、やはり、急性期の時期に、
ということになると思います。
◇関連記事◇
統合失調症の診断基準:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070120/1
全体の経過:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070207/1
急性期について:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070213/1
この図は、統合失調症の薬物療法のアルゴリズムで、いくつかの
ガイドライン等を参照し、天ちゃんが作成したオリジナルな図、で~す。
2000年頃以降、統合失調症の薬物選択は、大きく変わりました。
リスペリドン(商品名:リスパダール)に始まって、オランザピン(同:ジプレキサ)、
クエチアピン(同:セロクエル)、ペロスピロン(同:ルーラン)といった 新規抗精神病薬が、
2000年12月に一挙に承認されたからです。
そして、昨年には、アリピラゾール(同:エビリファイ)が使用可能になりました。
一応...(^O^;、それぞれのお薬には特徴があります。
正直言って、効果の特徴と言うよりも、お聞きしているメカニズムと副作用の違い、
ってところでしょうか...(^O^;。
リスパダールは、SDAと言われ、脳内ホルモンの、セロトニン(S)とドーパミン(D)の
受容体(脳内ホルモンをボールとするとそれを受けるミット)をブロックするとされます。
エビリファイは、ドーパミン系安定薬とも言われ、ドーパミン受容体の部分ブロック、
をするとされています。
上記したその他のクスリは、MARTAと言われ、多数に(M)働く(A)受容体(R)を
ターゲットに(T)効く抗精神病薬(A)ということです。
(ちょっと、解説に無理がありますかねぇ~(^O^;)
リスパダールは、1日2回、今のところ、液剤もあり。
ジプレキサは、1日1回(!)でOK。
セロクエルは、1日2~3回...(^O^;
ルーランは、1日3回。
エビリファイは、1日1回(!)でOK。
(副作用の特徴は略~最近では、患者さんの方が良く知っているくらいで~す(^O^;)
2003年以降のアメリカの専門家の意見では、第一選択薬は、リスパダールとエビリファイ
ってことになっています。
それと...これは大事じゃないかと思いますが(?)、ルーランとエビリファイは、何と!
国産なんで~す。
いくぶん以前から使用経験があるってことから、これまで、天ちゃんはリスパダールを
正直、よく処方していました。
けれど、以上の諸点から...
昨年来、実はエビリファイを最初から使ったり、今ひとつの改善度の患者さんの場合、
スイッチング(薬を徐々に切り替えること)をしています(^O^;。
やはり、つい国産ってところに惹かれてしまっているのは、日本人だからですが(^O^;、
一応、以上のような根拠(?)がありま~す。
今のところ、10人余りの使用経験ですが、患者さんからの自己報告では、
なかなか良いようです(^^)v。
理由をちゃんと聞きそびれたのですが、日本で作られながら、他国での承認・使用が
先んじたって、ちょっと変わり者(?)ですね。
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