天ちゃん
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Doctors Blog

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連休にかこつけて、記事の更新を怠っていましたら、ランキングがシッカリ下がっていますね(^^;。

それは、さておいて...
前回の記事http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070209/1)の続き、で~す(^_^)。

統合失調症の1回のエピソードの典型的な経過は...
前駆期(ゼンクキ)⇒急性期⇒臨界期⇒寛解期(前期→後期) といった順番です。

今日は、急性期以降の時期に、どんな(薬物療法以外の)療的な対応をするか、
解説してみたいと思います。

まず急性期...。
中枢神経への刺激入力をいかに低減するか、がカギです。
外来治療の場合、同居ご家族とよく相談し、ご本人が安心して神経を休ませられる
環境
をどうアレンジしたらいいか、検討します。
入院治療なら、個室を使用するとか、面会や電話をセーブするとか、で対応します。
入院治療の場合、入院したての時期には、病棟に慣れないとか、
症状ゆえに病棟が恐いとか、言葉が不適切かも知れませんが...
シャバ((^^;)に心残りがあったりとかで、
入院してからまだ日が浅いうちに、自宅に外出や外泊してきていただいた方が、
その後の入院治療に「腰を落ち着けて」もらいやすい場合もあります。
この場合も、ジックリ入院治療をしてもらえること、に対する雑念(?)を払う
という意味で、頭を不要に忙しくしないようにするワケですから、
刺激入力過剰を低減する、ってことと同じだと思います。

この急性期のときには、身体的な看護やケアが、実は大事です。
被毒妄想(ヒドクモウソウ:食べ物の中に毒が入れられていると確信してしまう)といった、
直接、症状ゆえのこともありますし、そうでなくても、規則正しい生活リズムとかが、
失われがちですので、寝たり起きたりの生活リズムをできるだけ確保できるようにするとか、
3度の食事や1日に必要な量の水分摂取を促すとか、
定期的な排尿や排便を確保するとか、
そういった身体的な看護やケアが大事な時期です。

外来治療の場合、同居のご家族等に、これらの点に気をつけていただくよう指導します。

そういった心身のベーシックな働き自体が、トラブってしまうことが多いです。
そこを支援することは、患者さんとの基本的な信頼関係作りの面からも大事です。

徐々に、急性期の症状、幻覚や妄想や興奮が落ち着いてくる時期を...
急性期下降期と呼ぶこともあります。

外来治療でも、入院治療でも、この頃になると、どういう状況のときに症状が悪化し、
どういう状況のときに症状が改善するか、そのパターンが患者さんごとに、
だんだんと、つかめるようになります。
逆に言えば、この悪化刺激(状況)改善刺激(状況)についての情報収集の時期、です。

それが、臨界期をくくぐって、その後の寛解期前期へといかに経過していけるかを、
握る大事なカギ(手がかり)になってきます。
(つづく...)

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