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今日の親病院での外来を、公務職場で働いている患者さんが受診されました。
成果主義賃金制度の本格的導入は、来年度からとのことですが...。
すでに先取りで(?)始まっているらしく...
今年度の業績評価シートのコピーを見せていただいたのですが...。
(単純に天ちゃんが拝見した限りでは、職務分担量では、同僚の6~7割?)
それを元に、先々週、所属長の個人面談があったそうです。
「貴方の評価は、5段階で1である。市民の大事な税金で賃金が支払われているのだから、
それに見合った働きをしてもらわねば困る!」
「仕事で一層の奮闘をするか、さもなくば、退職届を持ってくるように。」
「何かと市民のチェックの厳しい昨今なんだから...。」
といった主旨のフィードバック面談を受けたそうです。
実はこの方は、うつ病を発症していたと思われる時期以降も責任感で(だけで)
大事な部署を預かり、ほとほと疲れ果てた様子に気づいた産業保健スタッフが、
産業医受診を勧め、その産業医のアドバイスで、以前に関わりのあった
天ちゃんのところの受診を勧めてくださったという経緯のあった方です。
平均半年程度のところ、1年間余りも回復までに期間を要しました。
(参照:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060920/1)
発症後から休職に至るまでの期間が、数年間はあったと考えられる点ゆえ、でしょう。
リハビリ勤務~復職支援プログラム~段階的に通常勤務にまで戻る段階で、
事業所の人事部の方および直属の上司の方とご本人をまじえ、幾たびか4者面談も
型通り執り行いながら、順調に病前レベルの職務に戻しつつある最中でした。
(参照:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060926/1)
どうやら、今春、この方の直属の上司が定年退職されるらしく、所属長が出張ってくることになった
ということらしいんですが...。
ご本人は、少し前から、
「十分な職務を与えてもらってないような気がする」
ともおっしゃっていて、それは直属の上司の温かい(?)配慮かと思っていたのですが。
裏目に出たってことかも知れません。
通常、成果主義賃金制度と言っても、目標管理制度であることが多いようですが。
少なくとも、直属の上司と職務分担は相談の上、与えられてきた経緯を無視(?)して、
成果主義賃金制度導入の前から、こんな人事の運用じゃぁ、先が思いやられます、ホント。
天ちゃんは、そもそも公務職場に、しかもヒラの職員にまで、成果主義賃金制度を
適応することには、全く反対なのですが...。(他の識者?も指摘しています(^_^)v)
だって、天ちゃんの近隣の公務職場で、成果主義が導入され、数値目標が立てられて、
生活保護受給者数をいかに減らすとか、
メンタル不全者がゾクゾク発生したりとか、
弊害ばかりが目につきますから...。
翻って。
総枠人件費抑制の成果主義をこれだけ多くの職場で取り入れながら、
経営側が吹聴するように、生産性や国際競争力が本当にまだ不足しているというなら、
さすがに、もうそろそろ本格的に、経営者の責任を問わなければならない段階に、
至っていると思うのですが...。
PS:所属長が「さもなくば、退職届けをもってこい」と本当にいったのなら、何法だったかは? ですが、
法律違反と思います。
また、ご本人はさっそく、労働組合に相談を開始したそうです。
なお、うつ病はまったく悪化していないのが、せめてもの救い、です(^_^)v。
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コメント
コメント一覧
成果ってなんなんでしょう。
営業職の場合、目標到達度は金額が一番でしょうが、それだけでなく、後輩の指導力や、顧客との関係性、渉外能力(ぶったくってきちゃいけませんもの)、分析能力、資料作成のための学術関連能力などが加味されてしかるべきでしょうね。・・・・数値化できます?無理やりじゃなくて。
なんでもそうですけど、数値化しやすい項目だけを取り上げて強調するからおかしいのであって、どっちもありよ、ということにならないのなら、「成果主義」は、自由貿易論のリカードのように、都合の良い嘘でしかないです。
制度の良し悪し、導入云々って前に、なんでこの国の人はマスコミも政治家も経営陣も、定義の論証とか分析と意味づけをしないんでしょうかね?
自己査定も含める「成果主義(査定と呼んでいた)」を導入してました。
中間管理職だったので,たまたま査定を見ることができたんですけど,
はっきりいってエコヒイキ査定でしたね。
取引先を含める現場での評価よりも,いかに上司に対して「イエスマン」であるかどうか。
そもそも,まったく同じ能力がある人たちが,
まったく平等な環境下で仕事をしているわけじゃないし・・・。
それが,相対的であっても絶対的評価であっても,
筆記試験じゃないので数値化なんてできるものじゃないですよ。
評価する人自身の偏見も生じますしね。
それよりも公平に適正を見抜く目を持った管理職たちが,
部署を超えて人を見るセンスを持ち,
適材適所で個々が活躍できる環境を作った方がナンボかマシだと思います。
特に,公務職場への成果製導入は,
「国民年金の受給率を上げるために,勝手に受給免除にするなど操作しちゃいました」事件が発覚したように,弊害があるとしか思えないです。
それよりも,社会人としてのマナーを身に着けていただくほうがありがたいかなと。もちろん,ちゃんとした人もいらっしゃるのですが,役所や病院の窓口で不愉快になることってかなり多いんです。病院は「接遇」のマナーを意識するようになってからかなり改善されましたけどね。
おっと,話がそれました。
「現代日本企業の人材マネジメント」っていう、労働政策研究・研修機構(リンク先参照)のレポートによると
労働者の満足度は低いけれども、特に2000年以降に成果主義を導入した企業の生産性・業績は向上している確率が高い。
そういう結論が出ています。
「評価の満足感」については2000年よりも2002年では大きく低下しています(JMI健康調査by社会経済生産性本部)。
なお、対象企業および従業員は、公務は含まれていないようです。
それ、生産性・業績はあがりますって。
給与足切りすりゃコスト安いし、余裕なく走れば一時は成績が向上しますよね。
「お金だけみたら」
でも満足度低いのでしょ?
企業って、社会的共同体って意味もあるんじゃないかなと
思います。共同体の満足度が低いって問題ですよね。
本当に、「成果主義」がきちんと「成果」が出るものなら
従業員満足度はあがるはずです。
企業の利益は増えても、感限度が減少し続け・・・このカラクリがある以上、「成果主義」=「奴隷労働」
生産性・業績の計算式そのものが、「成果主義」を正しく(って、コレ自体が嘘っぽいけど)計算できる公式ではない可能性が高いかもしれません。
すんません。ちゃちゃいれて。私も中間管理職経験者なもんでついリキはいりました。ぷんすか。
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