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前回の記事(http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070123/_O_)の続きを書きます。
精神疾患(障害)の原因って何だ!?
氏≒家系 じゃぁないの? いや、育ちや環境 じゃぁないの?
読者の皆さんは...どうお考えでしょうか?
ストレス-脆弱性-対処技能モデル、の答えは、
ストレス(≒環境)も、脆弱性(≒家系? 遺伝や生物学的要因)も、対処技能(≒育ち)も!
である、です。
これら3つについて、何回かに分けて解説していきたいと思います。
今日は、ストレスについて解説します。
ストレスをもたらすものをストレス源(ストレッサー)と呼びます。
これは、物理や工学などで使用されていた概念と用語を借りてきて、生理学や心理学や
(精神)医学でも使用するようになりました。
たとえば、粘土の塊を、親指で押すと、グニャッとくぼんで指の痕が残ります(当たり前?(^O^;)。
粘土の塊が脳みそ(中枢神経)、親指がストレッサー、押す力がストレス、
くぼんだ状態がストレス状態、ということになります。
粘土で作品をつくるには...
ストレッサーの指で、時にはヘラで、ストレスである力を加え、粘土の塊(中枢神経)を変形させ、
つまり、ストレス状態にすること...
この作業を通して、素晴らしい! 粘土細工という価値が産み出されるワケ、ですよね(^O^;。
一方、間違った指使いで、妙な力を加え、粘土の塊が、制作意図に反してしまって、作品に結実しない。
(そういう予想外の事態から、素晴らしい作品が生まれることもあることは、ここの文脈ではヌキ)
こういう場合も、あるワケです...。
中枢神経にとっても、事情はまったく同じ。
主に、環境(ストレス源)から、ストレスをこうむって、中枢神経に変化=ストレス状態が起きる。
このストレス状態という結果が、中枢神経 あるいは 人間にとって、良い場合も悪い場合も、
当然あります。
中枢神経 あるいは 人間にとって、良い結果となるストレスを、快ストレス とか 適度なストレス
とか...善玉ストレス とか、呼んでいます。
中枢神経 あるいは 人間にとって、悪い結果となるストレスを、不快ストレス とか
悪玉ストレス とか、呼んでいます。
当然、精神疾患が発生したり、再発したりする場合には、悪玉ストレスが関わっています。
悪玉とか善玉とかの線引きは、コレステロールのように、血液検査で値の範囲が決められている
といったようにはいきません。
たとえば、一見悪玉ストレスであっても、たとえば、周囲の良いサポートを得て、
乗り越えることができて、人間(中枢神経)の成長につながる、な~んてこともありますから(^_^)v。
結果論ですが、善玉ストレスだった(になった)、とも言い得る場合もあるワケです。
善玉ストレスは、生きがいややりがいや人の成長に通じると言えるでしょう。
ストレス減になる得る、環境には...
中枢神経以外の環境ということになりますので、
自分の身体、家族、友人、知人、同僚、上司に始まって...近隣、地域、市区町村...
国や地球環境...などなどが含まれます。
また、その地域や職場や国の経済状態とか、職場の雇用制度といった、法や制度も、
この際、環境に含めます。
急性心筋梗塞後のうつ病 とか、慢性肝炎のインターフェロン療法後のうつ病 とか、知られています。
1998年の金融危機、成果主義(賃金)制度の導入などによって、同年自殺者数が急増しました。
...云々、といくらでも、環境からのストレスが精神疾患を発生させる例をあげることが可能です。
今日の記事は、天ちゃんが、精神科医でありながら、教育基本法の改定内容に反対を表明したり、
ホワイトカラー・エグゼンプション反対! を唱えたりしているときに、天ちゃんの頭の中で、
どんな つながり をイメージしているか、の一端を知っていただける内容だった...かなぁ?
(労働ストレスと精神疾患の関係については、別シリーズ化する予定です(^O^;。)
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