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>お医者さんはただ話しを聞いてるんじゃなくて、いろいろ考えながら話を聞いてるんですね!
>質問(問診)には意味があるんだなぁって思いました。
理沙さん、コメントありがとうございます。
このところ記事にしているのは、診断面接の一端、についてです。
精神科医の仕事の一部をご理解いただけてるようで、嬉しいです(^_^)v。
昨夜は子供につられて...FBI超能力捜査官とかいう人たちが未解決事件を解決!?
みたいな、かなり眉唾な(?) み○も○たさんが司会のTV番組を視ちゃってました(^^;。
(他に抱えている「お仕事」あるのにねぇ...(^^;)
陽性症状についての詳しい解説を続けます(http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061221/1)。
L2a.今までに、誰かがあなたの心を読んだり、あなたの考えを聞くことができたり、または、あなたが実際に人の心が読めたり、人の考えを聞くことができると確信したことがありますか?
「はい。」
<「はい」と答えた、具体例をあげていただけますか?>
「だいたい、会社の同僚とはコミュニケーションを密にしていると、相手が何を考えているか読めちゃう方ですので。」
「でも、自分の考えていることはなかなか伝わりませんが(^^;。」
<その同僚の考えていることが読めちゃったってのはどうやって分かりますか?>
「それは、『君、今こんなこと考えてただろう?』ってことで確認できることもありますし...もちろん相手の考えていることが分かったつもりになってるだけでハズレルこともありますが...(^^;」
これも、天ちゃんが創作したものですが...(^^;
思考や知覚に「明らかな矛盾」はありませんし、こういうことはあり得ることですから
「文化的に見て適当でない」ではなく(=適当なので)「いいえ」と、天ちゃなら判断します。
ところが...たとえば、
<「はい」と答えた具体例をあげていただけますか?>
「私も不思議でならないのですが、会社の同僚はもちろん、最近では廊下ですれ違ったほかの部署の人にも、自分の考えが知れわたっちゃっているんです。」
<と言いますと...?>
「たとえば、自分がイライラしながら廊下を歩いていると、『あっコイツ、今イライラしてやがるっ』とか、すれ違いざまに言われるんですよね。」
「しまいには、それが自分の席で入力していても、同じ部署内の他の人たちが、『イライラしてる』『イライラしてる』とか囁(ササヤ)き合っている声が聞こえてくるんです...。」
<今の例のような場合、直接面と向かって言われることはあるんですか?>
「...いえ、そういうことは、そう言えば無いですね...。」
<じゃあ、アナタの空耳? 聞き間違い? あるいは、思い過ごし? ってこともあり得るでしょうか?>
「...そう言われちゃえばそうかも知れませんが、こんなに頻繁に聞こえてきますし、ちゃんと聞こえてくるので...とてもそんな風には思えません...。」
とここまで、ご本人の体験内容が理解できると、この体験は、
信じがたい、理解に苦しむもので、普通の生活では生じ得ない場合、ですので、
天ちゃんなら、思考伝播(シコウデンパ って読みます(^_^))であり、その背景に幻声(ゲンセイ)
と呼ぶ症状が認められる、って判断します。
この思考伝播は、自分の考えが人に知れ渡っちゃうワケで、患者さんにとってはキツイ体験
であることが多いです。
でも、丸で、テレパシーが使えるようになったような状態なので...
「超能力が使えるようになった」 って、たまに喜ぶ患者さんもいらっしゃいます(^^;。
<じゃぁ、天ちゃんにアナタの考えてることが伝わるか実験してみましょう(^_^)>
「...」(お互い沈思黙考(^^;)
<おう、伝わった。「天ちゃん先生のハゲ!」って考えてたでしょう!?>
(お互い苦笑い(^^;)
ここまで悪乗りできますと...
アナタの体験は、症状ですよぉ~って理解してもらえるようにする働きかけ、で、
診断面接 というようりも、治療面接 と言い得ます(^_^)v。
付録:思考伝播(考想伝播とも)の教科書的解説
自分の考えが他に伝播してしまい、他人に自分の考えが分かってしまうという体験[精神・心理症状学ハンドブック]
このペースですと...統合失調症の症状から診断まで、が延々続きそうですネ(^^;。
(いつ終わることヤラ。)
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