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改正教基法、EBM、ホワイトカラー・エグゼンプションなどについてのコメントをいただいています。
1.
Rudoさんから教基法のまとめ記事(http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061207/1)にコメントいただいていました。
はじめまして。
学校通信DXからたどってきました。
教育基本法改正に関しては数年前から続いているある種の統制・軍国主義(こう書くとフレームの元になりそうですが)への布石だと思います。
自衛隊の合法化圧力。自衛隊の民間施設の接収に関する立法。住基ネット。最近では核保有論議(三原則維持なら結論はNOであるので同じ結論を持って論議する事はやらせに近い)。防衛庁の省昇格。
既に君が代と国旗への対応に関して強制される傾向があるので思想統一による画一化への道は進んでいます。
宗教や民族間の対立も潜在化してより困難な事態が発生する事でしょう。
現場の人間も教科を教えるので手一杯で心理学を応用した技術を持っていない人が多数です。
今でもそうですが最終的に起こりうるのは金持ちや権力者の子弟のみが最高の環境でそれ以外の人間は奴隷の様な刷り込みを行われる事でしょう。
「衆愚」を声高に唱えるものが衆を愚かにさせるべく働いているのがなんとも困ったものです。
愚だと思うなら本来は啓発して智慧を持たせるべきだと思うのです。
天ちゃんも、Rudoさんがお書きになっているように感じている者の一人です。
「ある種の統制・軍国主義への布石」が敷かれてきている、と感じています。
格差社会論の流れで、教育も二極化し、
「金持ちや権力者の子弟のみが最高の環境でそれ以外の人間は奴隷のような刷り込みを行われる」
危険を感じています。
「勝ち組」は子孫まで「勝ち組」で、「負け組み」は「負け組み」という社会構造、です。
でも、これらが、「民意の顕れ」である、側面もリアルにとらえておく必要があると思っています。
手続き的には、こういった流れも「合法的」に進められているわけですから...。
「愚だと思うなら本来は啓発して智慧を持たせるべき」と、天ちゃんも思います。
でも、天ちゃんは、Rudoさんが指摘なさっているような事態が予測される中で、
しかし、私たちに何ができるのか?
と常に考え続け、必要な行動をとり続けることを諦めてはならないとも思っています。
改正教基法が成立したら、現行教基法パンフをいつも胸ポケットに携行しよう、って
大江健三郎さんが、ある講演会で語っておられた、というのを過去のブログ記事に
引用させてもらった先生から教えていただきました。
そういうのもひとつ、でしょう。
家庭で、息子、娘たちに、こういった「歴史」や「経過」を語り継ぐ親としてのささやかな取り組み
も、またひとつかも知れません。
改正教基法に限れば、現憲法が生きている間に、違憲立法審査にかけるのはどうか?
と思って、どうやったら違憲立法審査にかけられるかとか調べてみたり...(^^;(http://ja.wikipedia.org/wiki/鿲坩æ»å¶)
知り合いの弁護士さんとディスカッションしてみたり...とか。
2.
お留守番当直の夜に(http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061209/1)の記事には 阿頼王 さんからコメントいただきました...
天ちゃん先生 当直当番ごくろうさまでした。
本当にお医者さまって大変ですよね。生活不規則だし、日進月歩の医療は勉強し続けなければならないし…でもそれで日本の医療は維持されているんですよね。
また自分のことになりますが、以前質問させていただいた時に、
>「自律神経失調症」は、操作的診断基準(ICD-10やDSM-IV)にはありません。
って答えられましたが、そういう本来的"病名は無い”ってことなのでしょうか? 心療内科に通っていますし。、カウンセリングも受けたことがありますが、なんかスッキリしません。
"EBM”ってなんでしょうか? なんかわずらわしい事を質問して済みません。
天ちゃんの当直は、幸い、急変とか、緊急電話とか、大変な事態は発生せずに、
無事に済みました。
天ちゃんのこの夜のような、楽チンな(?)当直ばかりでないのが、現実だと思います。
私たち「お医者さん」の苦労に共感し、ねぎらってくださる阿頼王さんのような国民が
いる限り、私たち「お医者さん」は、この国の医療を喜んで支え続けて行けると思います(^_^)。
ぼっち さんからは、「EBMって何?」 っていう阿頼王さんからのご質問に適切に
答えていただいているコメントが寄せられました(^^;。
阿頼王さん,こんにちは。
>EBM”ってなんでしょうか
Evidence-Based Medicine の略語です。
日本語で端的ににいうと 「(科学的)根拠に基づく医療」と言う意味ですね。
例えば,臨床上で,多くの患者さんにおける治療結果を
統計的に分析し,効果(副作用含む)を調べ
その結果を医療の場で活かして行くといった手法です。
その場合,患者さんの原因・問題点を明らかにし,
「当ケースに当てはまるか」といったようなことも検討していきます。
いかんせん日本の医療は輸入用語が多く,
外来語的なものをそのまま現場で使っていることが多いなというのが私の印象です。
一般の患者としては,わかりづらいことも多いですね。
福祉現場でも「ケアマネジャー(介護支援専門員)」とか,
年配の方にわかるの? と思います。
天ちゃん先生のブログは,
専門的な視点に立って書かれているものなので,別に問題はないと思いますが・・・。
あと,以下の言葉もそのまま患者さんに伝えているとしたら不親切だなと思います。
<例>
QOL(クォリティ・オブ・ライフ=生活の質)
インフォームド・コンセント(「説明・理解」と「同意」)
クリニカルパス,クリティカルパス(診療計画書)
書き出すとキリがありません(^_^.)
なお、追加コメントで、「自律神経失調症」という疾患名は、あくまで、
ICD-10およびDSM-IVにはありません、ということです。
でも、心療内科医は、ICD-10やDSM-IV診断には縛られませんので...
わが国で「自律神経失調症」と呼ばれてきた病名は、ICD-10やDSM-IVでは、
別のいくつかの病名が対応するようになっています。
「本来的病名がない」ってワケではありません。
何か、かえって混乱させてしまいそうな追加コメントでゴメンナサイm(__)m。
3.
昨日の 文字通り雑記風の記事(http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061211/1)には...
柏・松戸・東葛エリアのくらし生活情報サイト さんから、年末年始の備え、ってことで(?)
救急病院・休日診療所を調べておこう! って趣旨のコメント(?)をいただきました。
と~っても大事な視点ですねぇ~(^_^)。
んの芽 さんからは...
昨日、過労死家族の会が厚労省にホワイトカラー・エグゼンプション導入反対
の要請を行った様子がTVニュースにもなっていましたネ。
関係者から送信いただいた以下の要請文は、HPその他で自由に使用してよい、
とのことでしたので、以下にコピペしてご紹介しま~す(^^;。
<以下引用>
厚生労働大臣 柳 澤 伯 夫 殿
労働政策審議会労働条件分科会 分科会長 西村健一郎殿
過労死をなくすために、全国過労死を考える家族の会は「日本版ホワイトカラーエグゼンプション」
の法制化に強く反対いたします
私ども、全国過労死を考える家族の会(以下、家族の会)では、結成以来20年近く、毎年毎年「過労死」を無くすために、日本の企業社会に対し警鐘を鳴らしてきました。また、厚生労働省に対し、「過労死」の補償と予防の改善を訴えてきました。しかし、「過労死・過労自殺」は、減るどころか増加の一途をたどっています。
結成当時は、40~50代の働き盛りの脳・心臓疾患による過労死が多数を占めていましたが、最近では20~30代で倒れる方が増え、過労自殺も増加しておいります。その結果息子や娘が犠牲となり、年老いた父や母が、中には一家全員で私どもの「家族の会」に入会してこられます。
こういった現状を無視して、厚生労働省が緩みに緩んだ労働基準法の労働時間制をさらに緩めようとしていることに、私どもは非常に危惧しております。
わが国では昔から、残業が賃金に表れないサービス残業が横行してきました。それに加えて「裁量労働制」、「成果主義賃金制度」が導入された結果、無制限に働かされ、過労死・過労自殺はますます増加してきています。
「日本型ホワイトカラーエグゼンプション」として「自由度の高い働き方にふさわしい制度」が提案されていますが、この制度は、現在のサービス残業をさらに合法化して、際限なく長時間労働をさせることができ、しかも人件費やコストは増えないという、企業にとってはまことに都合のよい制度です。それにもかかわらず、対象労働者の用件はいずれも曖昧で、しかも健康確保措置を含めて労使委員会の決議に委ねるのであれば、企業の自由度は増すばかりで、労働者にとって何の歯止めにもなりません。これは、真面目に働く人たちの過労死・過労自殺の増加に一層拍車をかける、非常に危険な制度です。私どもは決してこれを容認することはできません。
他方、時間外労働の限度基準の引き下げや割増賃金率の引き上げ、年次有給休暇の取得促進など長時間労働を防止する措置は、単なる努力義務にされるなど、実効性のある内容の提案とはなっていません。
家族の会は、規制を緩和するのではなく、労働基準法が定めている、「一日8時間労働・週40時間制」をきとんと企業に守らせて欲しいのです。
私ども「全国過労死を考える家族の会」は、以下のことを要請いたします。
①8時間労働制度をなし崩しにする「日本版ホワイトカラーエグゼンプション」の導入に強く反対します。
②労働者の命と健康を守るため、労働基準法その他の労働法規を企業に厳格に守らせてください。
③過労死・過労自殺を出した企業は、厳格な行政指導のほか、社名を公表するとともに、厳罰を科して下さい。
2006年12月11日
全国過労死を考える家族の会
東京過労死を考える家族の会
大阪過労死を考える家族の会
長野過労死を考える家族の会
京都職対連労災被災者家族の会
岡山過労死を考える家族の会
兵庫労災を考える家族の会
山梨過労死と労災問題を考える会
<以上、引用おわり>
☆06/11/28の記事(http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061128/1)でご紹介した事案のその後
国は控訴せず、勝訴判決が、確定したそうです。
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