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今日のお昼休みのことです。
06/08/13の記事(http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060831/1)や06/09/06の記事「躁うつ病の増える社会的背景?」(http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060906/1)と関わるディスカッションになりました(^0^)。
今日の午前中...これら2つの記事中の 非常勤医師の外来があったもので...(^^;。
実は...気分感情障害が近年増加中であることは、過去にも記事にしました。
けれど...躁うつ病が実際に増えているのか?
はどうなんでしょうか??(^^;
仮に増えていても、診断の正確さや信頼性や、診断基準のこの間の変化などなど...
考慮しなければならない要因は、とうぜん、あります。
でも、06/11/06記事「躁うつ病 その11」(http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061106/1)
をお読みになったカンのいい読者は、今日のテーマの答えにすでにお気づきかも知れませんネ(^0^)。
日課や睡眠・覚醒リズムを乱すようなライフ・イベントや、目標達成を志向せざるを得ないライフ・イベント
が、躁うつ病の発症リスクを高めるってことが、この記事の後半の内容でした。
海外出張、交代制勤務やシフト勤務、子供が産まれる事、全日制の学校への入学...
といったライフ・イベントが前者です。
24時間型社会化、は睡眠・覚醒リズムを狂わせやすい。
さらに、半期ごと、1年ごとに、目標管理シートを用いた「成果主義」(≒目標管理制度)が、
多くの企業で導入されてきています。
こういった社会的背景が、躁うつ病のリスク・ファクター、あるいは躁うつ病遺伝子(?)の発現トリガー
となって、躁うつ病が増えたとしても、それは自然なことに思えます。
といったことが、お昼休みの議論の要点、でした。
(もちろん、天ちゃんが、この論旨を中心になって展開したことは言うまでもありません(^^;。)
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患者さん情報ですが...足立区の小中学校の「成果主義」導入は、見送られたそうですネ...ヽ(^0^)ノ
今日は、第1回躁うつ病シリーズ(?) を一旦締めておきたいと思います。
読者のみなさん、一度 復習にお役立てくださいm(_ _)m。
第1回躁うつ病シリーズ:第2回はあるのかしら?
Ⅰ 躁うつ病の診断に関連して
・06/10/11 躁うつ病 その1 http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061011/1
--(軽)躁病(状態) と うつ病(状態)を、対比させて説明しています。
・06/10/16 躁うつ病 その2 http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061016/2
--(軽)躁病の診断基準と診断方法のあらまし
<参照>
・06/09/12 うつ病~心の不調に早くきづくために(2) http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060912/1
--精神科の「診断」には、疾患診断以外にもいくつもの軸があることも触れています。
・06/10/17 躁うつ病 その3:同じと違い http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061017/1
--躁うつ病にもいくつか類型があることを述べています。
Ⅱ 躁うつ病の治療に関して
・06/10/27 躁うつ病 その8:治療の前提 http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061027/1
--以下で触れる、治療の大前提について。
・06/10/18 躁うつ病 その4:(薬物)治療 http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061018/1
--近年の薬物療法について1990年代初頭までと対比させて述べています。
・06/10/23 躁うつ病 その5:薬物療法(続き) http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061023/1
--気分感情安定薬(基本薬)の紹介と薬剤選択の際の天ちゃんの工夫について。
--薬物療法にはアルゴリズム(流れ図)があること。
・06/10/24 躁うつ病 その6:治療の工夫 http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061024/1
--薬物療法とそれ以外(心理社会的治療、っていいます)の工夫について触れています。
・06/10/25 躁うつ病 その7:波長合わせ? http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061025/1
--ご本人と周囲とのズレについての解説。家族心理教育のキモ、と言えます。
・06/11/06 躁うつ病 その11:治療の工夫 http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061106/1
--再発予防について触れています。
※薬物療法の治療ガイドラインが改訂されました: http://blog.m3.com/tenchanoffice/20111013/1
Ⅲ 躁うつ病の治療経過に関するポイント
・06/10/30 躁うつ病 その9:大波、小波 http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061030/1
--躁うつ病の良くなっていく経過のあらましについて述べています。
・06/11/01 躁うつ病 その10:自律神経嵐 http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061101/1
--病相チェンジの時期の特徴について、です。
Ⅳ その他
・06/10/28 躁うつ病番外編 http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061028/1
--躁うつ病の啓発本を紹介しています。
・06/10/26 「適応障害」について http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061026/1
--読者からのご質問に答える形でうつ病(や躁うつ病)との対比で述べています。
・06/11/08 躁うつ病 補遺 http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061109/2
--躁うつ病が増えたとしても不思議でない社会的背景について述べています。
躁うつ病は、うつ病と 似て非なるもの! でした。
うつ病に関するまとめの記事も参照していただくと、躁うつ病の理解も深まるかも知れません。
・06/10/03 うつ病 一旦まとめます:ガイドラインとの付き合い方 http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061003/1
「教育基本法案」読むにつけ...疑問がい~っぱい! です。
<注記>
この記事以降の関連記事のURLを掲載しま~す。
06/10/06記事 書き落とし http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061006/1
--「ベースライン」について触れていました。
07/01/31記事 「先生のおかげです」って言われても http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070131/2
--外来の躁うつ病をかかえる患者さんとのある日の会話。
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