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躁うつ病シリーズ(?)に戻りま~す。
06/10/24記事 その6:治療の工夫(http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061024/1)
を書きましたが、実は大事な前提が抜けていましたので、今日はそのことに触れたいと思います。
この「治療の工夫」の2.で、躁転こそ予防のターゲット! な~んて書きました。
その前に大事な前提が...
患者さんご本人が躁転を予防したいと思っておられるかどうか、なんです。
特にⅡ型の双極性障害 = 軽躁病とうつ病の反復、の患者さんの場合、
「うつを何とかしてほし~い」 けど、
軽躁病 = 元気なとき(^o^) って捉えておられ、
「軽躁状態は悪くな~~いっ」 って最初はおっしゃることが、ままあるんですネ(^O^;。
でもぉ...「治療の工夫」の1.のところで既に書いたように、
(軽)躁状態 の結果(!)、自動的に(?)うつ病に至ってしまうんです。
ライフ・チャートとか呼んでいますが、過去の病状経過と、日常生活上で起きたこと、起こしたこと(^O^;)
を図示して振り返ってみることで、
「あぁ、やっぱり、軽躁が来ると、うつが来ていて、うつ病を避けるためには、
軽躁を何とかしないといけないんですねぇ...」
と、(やっと?)ご理解いただけることも、あります。
(注:ライフ・チャートっていうと大層なカンジがしますが、
なんのことはない...「治療の工夫」含め、たびたびこのブログで出てきた、直線と躁とうつの波の図に、
ある時点でどんな出来事があったか、を一緒に書き込みしたモノのことで~す。)
一方、作家さんといったクリエーター(?)や、弁護士さんや、自営業の社長さんとか、
別に、躁とウツの波があっても、その波に応じて暮らしていても、あまり大きな問題にならない、
羨ましい((^O^;))患者さんもおられます。
躁状態にまでなってしまうと、さすがにご自身も困ることが多いので、
「典型的な躁状態は防ぎたい」 ってことが普通ですが、
軽躁状態くらいなら、かえって生産的なので、
軽躁状態くらいに抑えられればいいって、患者さんも時々おられます。
(うつ病の状態のときは、ボケッーとして回復を待ってればいいやって...
サラリーマンの天ちゃんとしては羨ましい限りですが(^O^;)
逆に、周囲(≒家族)から、
「そんなんじゃ困る! 軽躁状態だって予防して欲しいっ!」
と強く主張されてしまって、シブシブ(?)患者さんが受け入れてくださり、
「じゃぁ、やっぱり、軽躁状態も含めて躁転の予防をします」
ということになる場合も、時々あります。
今日の記事で、何をお伝えしたかったかと言いますと...
躁転予防は大事ですが、患者さん(とその周囲)と話し合って、具体的に目標を設定する、
という手順があって、これまで述べてきたような治療が展開されるってことでした(^O^;。
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