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< さっそくトライ...(^O^;) | メイン | 躁うつ病 その8:治療の前提 >
free flowerさん、コメントありがとうございます。
それとランキングがジリジリ落ちていることに対するご心配と応援メッセージありがとうございます。
(ただ、天ちゃんのこのブログへの、月間アクセス数は、ちゃんと計算してないですが、
月ごとにジリジリ増えております。
他の後から参加された医師ブロガーの方々が、追い抜いているって格好ですので、
天ちゃんブログの体力が弱って来ているわけではありませんので、達観?しています(^^;。)
他の医師ブロガーの方のブログを参考に、「人気ブログランキング」ってのを、貼り付けてみました。
(これで、ジリジリ、ランク落ちを予防できますことやら?)
(テクニック的な対策もあるようですが...本質的に記事の内容いかん、でしょうから(^^;)
頼りの事務長とも相談しながら、トライしたのですが...
バナーと、URLを重ねる方法がイマイチ分かりませんので、当面、人気blogランキングへ、
でリンクさせて行きます(^^;。
さて、free flowerさんのご質問に、お答えしておきます。
この頃会社への「適応障害」の診断書の提出も増えております。「うつ病」と「適応障害」の違いが良く分かりませんので、お時間がございましたら、次回シリーズとしてご教授いただけますでしょうか?
また、(人にもよるのかもしれませんが)「うつ病」と「適応障害」では、どちらが重病(?)なのでしょうか?
まず、「適応障害」という診断名が増えているのは、ICD-10とかDSM-IVといった 操作的診断基準が
精神科医療の世界で受け入れられ、普及してきた結果と思います。
この流れは、天ちゃんとしては、ひとまず望ましい傾向と評価したいと思います。
(だって、○○先生精神医学とか××先生精神医学とか、△△大学流派とか、を極力排除し得るから、です。)
ICD-10(WHO作成のものでしたネ)とDSM-IV(アメリカ精神医学会作成のものでしたネ)とで、
診断基準の内容に違いがあるんですが...
両者を見比べたときに(^^;、ICD-10の方が、簡単? 分かりやすい?ので、以下に転載します。
F43.2 適応障害
A.症状発症前の1ヶ月以内に、心理社会的ストレス因を体験した(並外れたものや破局的なタイプではなくて)と確認されていること。
B.症状や行動障害の性質は、感情障害(F30-F39)や、F40-F48の障害(神経症性、ストレス関連性および身体表現性障害)、および行為障害(F91.-)のどれかにみられるものであるが、個々の障害の診断基準は満たさない。症状はその型も重症度においてもさまざまである。
とあって...前景をなす病像が、うつ状態なのか、他の情緒障害(不安、心配、緊張などなど)なのか、行為の障害をともなうのか、で、さらに下位分類することになっています。
というようなワケで...
free flowerさんの「適応障害」と「うつ病」の違いは?
に対するお答えは...
うつ病の診断基準を満たさない程度のうつ状態、のときに「適応障害」と診断されることが多い。
と理解してください。
というところですかネ(^^;。
ちなみに、DSM-IVでは、
上記「1ヶ月」が、「3ヶ月」になっているとか、社会生活や職業や学業面で著しい障害があるとか、
死別反応ではないとか、ストレス因子がなくなってから症状は6ヶ月以上は続かない、
とかいった診断基準が付記されています。
天ちゃんも、「適応障害」って診断書病名を書くことがありますが、
たいてい、「適応障害(ICD-10)」とか、どの診断基準によったかが知れるように
記載するように心がけています。
会社の総務部や人事部の方が、(ICD-10)と天ちゃんが書いている意味を汲み取ってくださるかも
と、ちょっぴり期待して...(^^;。
それともう1つのご質問...
「うつ病」と「適応障害」ではどちらが重病(?)なの?
について、ですが...
「適応障害」は、「うつ病」の診断基準を満たさない程度のうつ状態、ととらえれば、
「うつ病」よりうつ病診断基準症状の数は少ない、ということになります。
でも、上記したように、ICD-10の診断基準B.のように、症状の重症度はさまざまである、となるでしょう。
たとえば、うつ病診断基準症状の数は少ないが、そのうちのある症状の程度が極めて強い場合を
思い浮かべていただけばよいでしょうか。
「重病」かどうかってのは、察するに、治療は簡単かどうか、治りがいいか、自殺リスクが高いか低いか...
という含意もあると思います。
そういった諸側面から総合的に判断した場合、「適応障害」の重病度はさまざま、ということになります。
(でも、まぁ、概してうつ病より軽いことが多いって理解でも良いと思います(^^;。)
なお、「適応障害」の診断で治療を開始したけれども、「重症化」して、うつ病の診断基準を満たすようになり、
うつ病って診断基準を切り替える、といったことが時々、あります。
◎参照◎ 第1回うつ病シリーズのまとめ 06/10/03記事http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061003/1
★では、以下クリックを(^^;
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コメント
コメント一覧
詳しい説明、どうもありがとうございます。
ブログランキングもわざわざご設定いただきまして、どうもありがとうございます。
ポチしてきました!
もうすでに”第80位”でした☆
田舎だからでしょうか。周囲では、内科医や小児科医などに比べて、精神科ないしは心療内科の医師の患者への接し方のばらつきが大きいように思えます。
家族への説明が客観的でなかったり(んなことしたら家族が病気になるワ)、病気になったことそのものに、まず医師本人の道徳観で説教したり(病院いかなくなりました)という・・・。
>操作的診断基準が
精神科医療の世界で受け入れられ、普及してきた結果と思います。
・・・ということは、行った病院次第で天国か地獄か分かれるんでしょうか?
診断基準もあると思いますが、診察要領てなもんはあるんでしょうか?素朴な疑問です。
大阪などの大都市でも精神科、心療内科の医師の患者への接し方にはかなりばらつきはありますよ。中には患者を精神的に追い込んで、患者が自死にまでいたる悲惨なケースもあります。
一般論としてドクターショッピングはいけないと言われますが、私のこれまでの経験からは、合わない医師とは決別して他の医師を探すほうが私はいいと思っています。
これまで 7 人の医師と接しましたが、7 人目にしてやっと人格障害から来る鬱を治療しようとする医師にめぐり合うことができました。
精神科の場合は、医師自身のパーソナリティも重要だと思います。
yoccyanさん、心療内科医は内科がベースですが、どんな育ち方・育てられ方をしているのか不案内です。
精神科医については、これまでは、大学の「系列」などによって、育ち方・育てられ方が随分違っていましたので、「接し方」にはバラツキがあったと思います。
天ちゃんのブログ記事に、同業者のコメントが、記憶では過去1回しかないので、天ちゃんの記事から推察していただける「接し方」が(天ちゃんは標準であってほしいと願っていますが)ホントのところ「標準」かどうかは、正直心もとないところがあります(^^;。
「診察要領」ってのは、大学「系列」や学派や流派によって、たぶんマニュアル化されたものが存在してきたと思います。それも、たとえばEBMが精神科医療にも浸透するようになり、たとえば『精神科診断診察学』(医学書院)のような書籍が出されるようになってきていますので、段々、「平準化」が進んで行ってくれるものと期待しています。
おおやま さんがご指摘になっているように、医師自身のパーソナリティーは、天ちゃんも重要だとは思います。
でも、近年エビデンスの点から、認知行動療法的なスタンスが採用されるようになってきていますし、
特に、卒後臨床研修制度に精神科が必修で組み入れられましたし、日本精神神経学会でも「専門医制度」が動き出していますので、より「平準化」される流れにシステム的には、なってきていると思います。
★敬称は、これまで、「さん」や「さま」を適宜使用してきましたが、今後基本的に「さん」にしようと思っています。
私も最近まで精神科で遊んでましたが、今は休業中又復帰しようと思ってます。色々教えてください。勉強不足ですので。。。ブログの更新楽しみにしていま~~~す。
去年ネパールは王制が廃止され、連邦共和制に移行されることが決まりました。日本も共和制に移行すべきではないでしょうか。今年は総選挙を機に国会議員の世襲の是非についての議論が交わされましたが、そんな中で天皇制の存廃を問う議論が盛り上がらなかったことが不思議でなりません。職業選択の自由は、親の同じ職業を選ぶ自由もあり、親とは別の職業を選ぶ自由もあるということで成り立っているはずです。
さきほど、記事本文でお応えさせてただきましたm(__)m。
また、記事に触発されたものがありましたら、どうぞ、コメントのほど、お願いいたします。
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