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躁うつ病 その7:波長あわせ?

天ちゃん / 2006.10.25 23:50 / 推薦数 : 1

躁うつ病の治療において、躁転対策が、最重要であることを1昨日の記事で述べました。

躁うつ病の躁転対策を練る際に、ご本人と周囲(≒家族)に心得ておいていただきたいとこを
天ちゃんのオリジナルな図でご説明しま~す。
波長あわせ

の実践の波が、「客観的な」病状の経過、とします。
の破線の波が、ご本人の評価している、主観的に感じている、躁うつの病状です。
の破線の波が、周囲(≒家族)が、観察している、躁うつの病状、になります。 

そう状態のときには...診断基準にもあったように、怒りっぽくなったり、お金遣いが荒くなったり、
家庭、学校、職業、社会生活で、往々にして、困りごとを起こしてしまいがちです。

そう状態のときには、本人はたいてい困ってなくて、でも、周囲(≒家族)は、ホトホト困り果てている
ってことが多いです。

うつ状態のときには...一見、概して 「おとなしく」なるので(?)、本人はホトホト困っていたり、
主観的に大変つらいんですが...
周囲(≒)家族は、ぜんぜん困っていない
っていうことが、良く見受けられます。

本人は、より低く評価しがちであるが、周囲(≒家族)は、より高く評価しがちである。
とまとめられるでしょうか。

このように、本人と周囲(≒家族)の間で、病状の捉え方にズレが、必ず起きるものであることを
まず、頭で理解していただきます。
このズレが、
「ちっとも家族は、あたしの病気を理解してくれないっ」
という、患者さんからよくご報告いただく状況を産み出します。
(ということを、患者さんに少なくとも頭では理解していただくようにお話しています。)
(これは、うつ病、のときにも当てはまります。)

こういうワケで、躁転のサイン(図中の爆発マーク)に、より早く気付けるのは、たいてい周囲(≒家族)です。

なかなか言うは易く、行い難し、ではありますが...
そう状態のときには、周囲(≒家族)の言うことに耳を傾け尊重してください。
うつ状態のときには、ご本人の訴えに耳を傾け、それを信じてください。

と指導しています。

再発のサインに気付くのは、周囲(≒家族)の方が早いから、不本意でも、
再発のサイン発生! については
周囲(≒家族)の指摘を、「にわかに納得できないときも」
鵜呑みにして、再発のサイン対策を実行しましょう。
こういう指導内容を、行動契約、って呼んでいます。

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コメント一覧

天ちゃん先生、

「うつ病」や「躁うつ病」シリーズ、とてもわかりやすくてためになります。本当にどうもありがとうございます。

勝手なお願いになりまして、恐縮なのですが・・・
この頃会社への「適応障害」の診断書の提出も増えております。「うつ病」と「適応障害」の違いが良く分かりませんので、お時間がございましたら、次回シリーズとしてご教授いただけますでしょうか?

また、(人にもよるのかもしれませんが)「うつ病」と「適応障害」では、どちらが重病(?)なのでしょうか?

P.S
人気ブログランキング等には、ご参加されないのですか?
なんだか、この頃ランキングが落ちてきてて・・・ちょっこと悲しいです。。。
written by free flower / 2006.10.26 03:23

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