天ちゃん
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Doctors Blog

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診療報酬マイナス改定の「症状」 の記事中に記載した、他院に転院されていた患者さんが、
また天ちゃんのクリニックに通院してくださることになりました(^o^)。
関連記事:
・06/05/26
 診療報酬マイナス改定の「症状」http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060526/1

この患者さんの症状経過をお聞きしていて、うつ病の全体経過図について
補足が必要なことに気づきました。
ので、今日は、「自律神経嵐」 について記事にしま~す。
うつ病の身体症状期

Krainesが図式化した図ということでしたね。
病相を①~⑥に区切って、各病相の症状にどんな特徴があるかを記述しています。

臨床医にとって(したがって患者さんやご家族にとっても)、大変役立つ 導きの糸 なんですが。
天ちゃんは、追加が必要と思っています。

それが、自律神経嵐の時期、です。
病気の最初期()、最終期()の時期に、さまざまな身体症状が出現することがままある
という医学的事実、をKrainesの記述に加えるべきと思っています。

冒頭の患者さんについて言うと、
この9月に入ってから、持病の喘息発作が続き、内科医院に臨時受診を繰り返している。
とご報告いただきました。
患者さんによっては、内服薬の副作用が急に目立つような状態になったり、
円形脱毛症ができたり、風邪みたいな症状が出現したり、
足の付け根のリンパ腺がグリグリ腫れたのに原因不明だったり、果ては、虫垂炎(盲腸)に
なったりしたことまでありました。
(対症療法で、身体症状が改善した頃には、本格的にうつ病 か うつ病の寛解、です(^o^)。)

病初期の  は、気分、感情だけでなく、行動、思考力、食欲、睡眠...といった
各症状が、日によって、時間によって、それぞれバラバラに、
良くなったり悪くなったりする
、という現象が見られます。
体温や脈拍数といった基本的な生理的指標すら変化します。
これは、自律神経系や免疫系も、病初期と回復期には、激しく変動するから、と考えられています。
(これらの変動が、ご本人には主観的に本当にキツイ、という状態を産み出しているワケです。)

だから、自律神経嵐、と呼びます。

改めて、精神疾患は全身病である、という感慨の湧く現象ですネ。

身体症状に見合った身体科精査による所見が無い場合、精神疾患を疑おう!
というモットーの根拠のヒトツでもあります。

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