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天ちゃん
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< うつ病 その7:全体の経過図について(続... | メイン | うつ病 その9:回復と復職 >

さん コメントありがとうございました。
ホント! お一人でよくそこまで(ここまで)ガンバリ通してこられましたねぇ~!
それが、率直な感想です。
今後の人生は、ずっと ずぅ~っと ペースダウンして暮らされるのが一番でしょうか?
もう、ヒトの一生分のライフイベント=生活上の出来事をご経験なさったのだと思いますから。
昨日の 天ちゃんの仮説1.は、あくまで仮説ですし、さんの病状というか 背景について
詳細を存じ上げません。(ブログ上などで、お知らせいただくわけにもまいりますまい...。)

また、例外のないルールはない、ということで、やはり主治医にご相談いただくのが最善
と思います...。
ので、ご寛恕のほど、よろしくお願いいたしま~すm(_ _)m。

今日の記事は、さんにもお役に立つかも知れません...。
今日は、この間コメントいただいた方々(?)の暮らし方の参考に、きっとなると思います。

「うつ病の回復期(波のある時期)の過ごし方」 です。
うつ病回復期

これも 天ちゃんのオリジナルな図で~す!
患者さんの心理教育用の「教材」のヒトツです。
(昨日まで使用していたKrainesの経過グラフの回復期を拡大したもの という位置づけです。)

たぶん、うつ病の回復期には、「6割主義で暮らしてください」 とか、
「抑えて暮らしてください」 とか、日本中の精神科医がアドバイスしている...と思います(?)。

天ちゃんは、さらに一歩踏み込んで...
6割主義ってのは、今日10個やれると思うことがあっても、4個あえてやらない暮らし方です!
とご説明しています。
健康なときには、ど~ぞ、がんばってくださいマセ。
でも、病気の時には、健康なときと同じ過ごし方、価値観ではよくなりません。
うつ病を抱えているときは、<あえて4個やらないことが、患者さんの仕事>です。
ここは、ヒトツ、4個手を抜くように<がんばってください>とお話します。

それと... ですが...
うつ病の回復期の波は、残念ながら消せません。
でも、波の落差を少しでも小さくするようになら、できるはずです。

さて、読者のみなさん! どうしたら波を穏やかにできると思いますか?

ちょっと、考えてみてください...

 

 

ちょっともったいぶっちゃいましたが...(^^;
図にも描いてあるとおり、調子の悪いとき=のとき ガンバレ~って 酷ですよねぇ...?
そうです!
調子の良いとき=のとき、いかにがんばらないか!
天ちゃんは...波に乗らない! 図に乗らない! と表現して戒めています。
そうなんです!
山のときの疲れが、谷として出る!
だから、調子が良いとき=山のとき に「結果的に」波に乗って暮らすと...
その結果、疲れがたまって、谷がやってくる。
というワケでぇ、いかに山のときに、抑えて暮らせるか、がカギになります。

以上のような、口頭指示で、生活をマネージしていただくようにしてもなお、山を抑えることができない場合、
気分感情安定薬、そしてこれがまた、抗うつ薬の増強療法に通じるのですが、
気分感情安定薬を追加投与することもあることを、予め お話する(心理教育する)ようにしています。

ちなみに、この山のときに抑える、暮らしのマネージの仕方は、うつ病回復後の軽躁状態や、
うつ病から躁うつ病に発展することを予防してくれるのではないか? と仮説を立てています。

天ちゃんのクリニックに あちらこちらの医療機関から転院されてきた患者さんのお話を聞くにつけ
ここまで丁寧に(強迫的に?)うつ病の回復期の過ごし方を説明(伝授?)している
精神科医は少ないようで~す。

読者のみなさん、ど~ぞ、回復期をつつがなくお過ごしくださいませ。
(ただし、こういう指導=介入をした患者さんの方が、指導されなかった患者さんより、
回復期間が本当に早いのか? というエビデンスは今のところ無いと思いま~す。)

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天ちゃん先生、ありがとうございました。そういえば、すごく心あたりがあります。調子がいいのでどんどん進むとそのあとの反動がものすごい!これは、何回か経験しました。ただ、助かっているのは、体の調子だけで、気分的な落ち込みはそれほどひどくないようです。(少々、怒りっぽくなりますが)やはり、すぐに治りそうもないですね。気長に付き合う方法を模索してみます。
written by J / 2006.09.21 22:17
>6割主義ってのは、今日10個やれると思うことがあっても、4個あえてやらない暮らし方です!
とご説明しています。

こんにちは。
この説明は私の主治医にも同じ事を毎回毎回言われます。
性格上、自分で「今日は頑張れる」と思うととことんオーバーワークしてしまい結果、次の日からはKOしてしまうんですよね。
私の場合は「情緒不安定」が絡んでくるのでKOしてしまうとそんな自分自身を責めてしまったりするんですよ、厄介な事に。
4月の退院直後から安定剤メインでの処方に切り替わったのですが、それまでSSRIを使用していたため、躁状態が6月辺りまで抜けきらずに抜けきった頃から体調が一気に崩れましたね。今はようやく体調が戻ってきたので3ヶ月、非常に辛く苦しい状態でしたね。
私が精神病になったきっかけを書き出すととてもじゃないですがここには書ききれないので割愛させていただきますが、皆さんそれぞれいろんな心の傷を背負ってきて、この荒んだ社会の中での共存が難しくなってきているんですよね・・・。つくづくそれを最近は痛感して来てます。
written by 夏海 / 2006.09.22 08:31
お久しぶりです。
回復し始めて寛解までに平均7ヶ月ってことだと思うんですが、その間になにかあればまた少しゆり戻しがあるのですよね。だから、ペースを落ち着けながら、様子を見るというのがいいのだと思いますが、その時期に会社に戻ってしまう人が私の周りには多いです。
そして周囲の心無いやりかたで、また症状が戻ってしまったり。
極期からなんとか脱出した、回復期に入った人のほうが自殺率も高くなるので、この時期を、日中会社(4時間程度とか)で朝・夕・夜はケアのための入院などの方法が一般化するといいなと思います。自宅がいい人は、かならずカウンセリングとか・・・・。
一番は「社会の認知が進むこと」と「効率第一主義やグローバル経済なんたらを隠れ蓑にした人間無視をやめさせること」だと思います。
written by yoccyan / 2006.09.22 11:00
病名は違うかもしれませんが主人にも休養を今まで以上にとることを試してもらいました。
2週間昼寝を3時間→6時間に増やしたところ、少し会話が増えたり行動的になったりと良い感じです。
6時間も寝ようと思えば寝られるということはまだまだこのくらい睡眠が必要ということなんでしょうね。
(夜も11時間睡眠→12時間に変えました)
written by きき / 2008.10.05 22:09
初めまして。

私は鬱病を患っていまして、
ちょうど今、回復期にあります。

つい数ヶ月前は寝たきり状態だったのに、訳も分からず急激に元気が出て、躁ではないかとか、素人なりに色々と考えていましたが、

先生の書き込みを読んで少し
疑問が解けました。

それと同時に、自分は6割主義を
守っていないことも分かりました。

反省して6割主義を心がけたいと
思います。ありがとうございました。

それと、トラックバックさせて
頂きました。
宜しく御願いします。
written by 逃げ得 / 2009.03.20 09:16
逃げ得 さんへ、コメント、ありがとうございました。
さきほど、アップした記事(↓)中で、コメントを活用させていただきました<m(__)m>。
written by 天ちゃん / 2009.03.26 17:32

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