天ちゃん
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1日1エントリー? 閑話休題

天ちゃん / 2006.09.04 23:10 / 推薦数 : 1

先週の土曜日、池袋の書店で開かれた、トークショウを聞きに出かけました。

天ちゃんは 土日の2日間、地元で開催されたリハビリテーション技術を
学んでいただく研修会の講師を務めながらの参加でした(^^;。

防衛医大教授の 高橋祥友先生と、弁護士の 川人博氏 ご両人の近著記念。
(『自殺予防』;岩波新書、『過労自殺と企業の責任』:旬報社)

トークショーのタイトルは、「自殺を防ぐには-家族の役割、企業の責任」 でした。

ふだんは喫茶室の 会場にあふれるほどの聴衆が 熱心に1時間ほどトークに聞き入り、
その後30分、本当に活発に質疑 応答が続きました。
質問者の発言から...労働運動に関わっておられるような方、教職員の方、自死遺族の方、
学生さん...と、さまざまな背景の方々が聞きにいらっしゃっていることが知れました。

内容は盛りだくさん、質疑もさまざま だったのですが...
天ちゃんの印象に残ったのは--

1.これだけ 中高年、近年では若年の労働者からも 社会問題化するほど 自殺者が出ているのに
企業を代表する、たとえば、経団連などから、自殺予防対策を講じる等の発言が一切ないという指摘。
(「ホワイトカラー・エグゼンプション」の導入を目指しているのくらいなので、当然かぁ...)

2.1998年以降、自殺者数の急増は、不況や失業と関連性があると指摘されてきたが、
近年、成長率で見る限り、「景気は回復した」と言われるのに、一向に自殺者数が減っていない!

3.自殺対策基本法が制定されたことに象徴されるごとく、やっと自殺予防が動き始めた
この流れを起こしたのは、
①何と言っても急増した自殺者数の多さ(事実)
②遺族・過労死弁護団を中心に取り組まれた過労自殺の労災申請・裁判闘争
③あしなが育英会を中心に取り組まれた自死家族(子供)が社会に向けて発言したこと
だったというまとめ。

4.自殺対策基本法の理念が、今後社会にどれだけ浸透していくか監視が必要だし、
浸透させていくように努めたいというお二人の決意。
(自殺対策基本法は、「よくできている」内容という、高橋戦先生の評価でした。)
メディカル・モデルコミュニティー・モデルの両視点に立っている、自殺予防の「3段階」
にも触れている、など)

5.自殺予防の視点からは、中高年対策だけでなく、高齢者・青少年(約600人/年)への対策も忘れられない。
特に、青少年に対しては、今、だけでなく、将来の自殺予防に通じるから。

ところで...
天ちゃんんが講師を務めた研修会に、天ちゃんの精神科医としての原点となった
佐久総合病院から、コ・メディカル・スタッフが多数参加してくださっていました。

というわけで(?) 今日は、いささか疲れ気味の 天ちゃんでした。
(患者さんに 「先生 お疲れみたい」って...(^^;)

ぼっち さんへ(オヤジ じゃないのに オヤジ・ギャグ? コメント、ありがとうございました。)
「クスリと妊娠・出産」シリーズ(?)の続きは、もうしばらくお待ちくださいマセ。

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