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厳しい状況の中でふんばっている

天ちゃん / 2006.08.28 16:44 / 推薦数 : 0

yoccyanさん 久しぶりにコメントありがとうざございました。
(つい、yoccyanさんのコメントに反応してしまう、天ちゃんでした(^O^; 。)

自由競争だからといえばそれまでなんかも(ちょい違う気がします)しれませんが、
入ってみてわかった悪環境も、自分で選んだんだから我慢しろ、嫌ならやめろ、になります。
先日このブログでも職場のモラル度の基準を守るようにって話が出てましたけど、
何かできませんかね-。
人材募集の際に、初任給やら休日やらの条件を提示するだけじゃなくて、
モラル度示すとか(第三者チェック!)。
手間かかっても、交通事故の3倍の自殺者出すより良いと思うんだけど・・・。
厚生+労働省で統一できそうだし。
ワタシが甘いんでしょうか?

今日の午前中の外来にいらした 患者さんが、「厳しい中でこうふんばっている(ふんばろうとしている)」 現状を記事にします。

50代の男性患者さん(仮にTさん とします)。
反復性うつ病--現在は回復し、抗うつ薬も中止し、睡眠薬だけときどき取りに受診されます--
に罹患され、天ちゃんの外来に通院されています。

この方が 勤務されている会社は、中小企業で、社長さんが絵に書いたようなワンマン

本来ヘッドハンティングされて、それなりのポジションで転職されたのですが...
ISOの取得やら でオーバーワークの中で、10年間服薬もせず再発していなかった
うつ病が再発してしまった方です。

うつ病の再発で、休職したのですが...「復職支援プログラム」な~んて
いったいどこの話? っていった フゼイ で...
復職後の扱いは...現業職、その中でももっとも「典型的な3K職場」(Tさんの表現) です。

労基署に内部告発し、労基署の査察にも入ってもらったり、
労基署の担当者も 相当懇意に対応してくださっていました。
が、労災事故に遭われてしまって、今度は労災で休職を余儀なくされました。

復帰時には、労災事故による、身体的能力低下なんて考慮にはまったく入れてもらえず、
周りと同じように働くか、さもなければ止めてもらうかだ、というのが人事部から言われた内容。
「生活があるので」 現職を辞めるに辞められず...
身体的にも 極めて厳しい職務内容を まずこなすのが精一杯--貧すれば鈍す < 貧すれば万事窮す??
みたいな日々を経てきました。

さて、今日の外来でご報告いただいたこと、です。
業務規定を 働いている人々に 知らせない(労基法違反)
だから、たとえば、従業員は、8時am~7時pmが「定時」と思っている。
残業代は、この7時pmを過ぎた分から発生し、しかも「固定残業」!
Tさんが、さすがに怒ったのは...
先月、さすがに疲れて、2日間、有給を取らせてもらったら、何とその2日分の「残業代」を
「固定残業」代から、日割りで引いてきた! ってことです。

ただでさえ、長時間労働で、労災事故による身体運動能力の低下を抱えながら、
周囲と同じ労働をこなしながらも...
1.労基署とまた相談してみる
2.地域のユニオンに相談してみる
3.地方議員さんにアクセスしてみる
4.職場の仲間に労基法等の法令について知識「教育」を続ける
以上を これから展開してみようと思う、とTさんはおっしゃって帰られました。

ホント! 「ああ野麦峠」や「女工哀史」は、全然過去ではない! と痛感しました。

精神科の治療を進める際、薬物療法、心理療法といった標準的な治療レパートリーに
おさまることは、むしろまれで、患者さんの生活と労働の現場について詳細に教えていただき、
いわば 「社会リハビリテーション」 が必要になることが、過去10年、ホント! 多くなったような気がしています。

関連記事:
06/6/28 職場復帰支援(1)http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060628/2

注:ぼっちさんへ
うつ病から回復されて、めでたくお二人目のお子さんを出産された患者さんを思い出しました。
明日? にでも、記事にしようと思っていますので、お楽しみに(?)。

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