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週末は、所属している教室の新任教授就任のお祝い会に参加してきました(関西)。
社会人大学院ってことになっていて、お祝い会すべて院生の手作り。
でも、さすが社会人! 運営にソツのないこと!
天ちゃん 旧交を温めて帰宅しました。
深酒したので、今日は ちょっと疲れ気味...です(^o^;。
天ちゃんが、以前に紹介した親病院の精神科病棟。
師匠の目指していたものは 「治療的病棟」 でした。
一言で言うと、「治療共同体」って言います。
治療共同体とは? M.ジョーンズを借りれば...
①民主的運営の徹底
②豊かな許容性
③自治
④突き上げ(二方向性のコミュニケーション、医師-患者の対等平等な関係)
といった要素が柱です。
1968年の「クラーク勧告」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E7%A7%91)
で知られる、フルボーンの院長だった、DH.クラーク オジサンの上げたポイントは
もっと多いので、要点の少ない M.ジョーンズのものをご紹介しておきます(^^)。
分かりやすく言えば...
入院していさえすれば、黙っていても良くなって、退院していく病棟、とでも言えるでしょう。
天ちゃんは、介護保険が実施された頃~、この国の医療、福祉システムが
ガタガタと構造転換し続けており、いつ平均寿命が短縮するのかなぁ?
と(不謹慎ですが)期待? ウォッチ? してきました。
治療共同体を実現するために、
①病棟患者自治会の組織
②全職種参加のカンファレンス(他職種共同チームづくり)
③「自由度」の設定
④病棟医長、師長を中心にした病棟運営会議
⑤病棟大のコミュニティー・ミーティングの開催
といった 「構造」 or システムを作り、民主的な運営をつむいでいました。
「骨太の骨そしょう症」の方針によって、保健、医療、福祉システムがガラガラと
転換しはじめています。
冒頭の 天ちゃんが所属していた教室は 旧名 医療システム情報学って言って
世界でただヒトツ! の教室でした。
(その後 事情があって看板を取り下げ 今は昔の名前で出ていませんが(^o^; 。)
先代の教授によると...
WHOのMurrayが試みたように、どんな医療システムが、健康を増進するのか?
それを見出すことをミッションとする。
そういう高い志を掲げていた教室 でした。
--ひとつの文明、ひとつの社会は、それ自体の悪疫をもち、そしてその悪疫は、いずれも文明なり社会なりの変動期に発生し、その悪疫は、その文明なり社会なりの改革によって減退し、制圧されていったことを、歴史は教えてくれた--(『病気の社会史 文明に探る病因』 立川昭二、NHKブックス、1982)
つまり、介護保険導入以降、わが国が目指している、保健・医療・福祉システムは
平均寿命短縮を加速する方向へと、大きく舵きりをしたとしか思えないのです。
平均寿命の短縮については、インフルエンザの流行とか 自殺者数の多さとか、
厚生労働省は分析しているそうです。
でも! この国に住んでいさえすれば、黙っていてもぞれぞれに幸福で、
寿命も長く 天寿を全うできるような国 から遠ざかっているように思えてならないのです。
天ちゃんは 精神科医ですが、医者のはしくれですので、あるべき保健・医療・福祉システムは?
と臨床の傍ら、自問自答を繰り返しています(そして、追求し続けたいと思います)。
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