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さきほど 天ちゃんの外来を めだたく! 卒業になった患者さんがおられます(^o^)。
患者さんは もちろん嬉しいでしょうが...
主治医としても 臨床医としての達成感 と一抹の寂しさ を味わうものです。
男性の患者さん(Nさんとします)なのですが...
バブル経済がはじけ、平成不況の中で ある自営の会社経営が
厳しくなり...
苦戦続きの中 辛い気持ちを お酒で紛らわしておられるうち...
中等症のうつ病と診断がつくほどこじらせて 受診されました。
治療中は 飲酒を控え 抗うつ薬をきっちり飲み続け...
昨年、財産処理して、固定家賃で 昔のようなリッチな暮らしとまでは
いかないものの、天ちゃんなんかよりは よほど裕福な暮らしに
切り替えられたのが、ご病気を平癒させたものと評価しています。
お薬を漸減しながら、再発予防策を さんざん話し合った上で、
当クリニック卒業! となった次第です。
「もちろん 何かあったらすぐまた お世話になります!」
「もちろん そんなに簡単にお邪魔したくは ないですけど...
その節は またよろしくお願いしますm(。_。)m。」
なぁ~んて Nさんの方から おっしゃっていただけたことも
再発予防策のひとつが ちゃ~んと Nさんにインプットされていて、安心です。
(当法人は、原則カルテをずっと保存していますので、ご安心をとNさんにはお伝えしました。)
最後に...いまさらながら、やっとですが、アルコール依存症だったんだぁ
と思います。
とおっしゃって帰られたことが、大変 印象的でした。
アルコール依存症では 否認 のメカニズムが働いて...
アルコール依存症を抱えているんだとなかなか認めたがらない!
それがアルコール依存症の病理 だ、なぁ~んて習ったものですが、
自分自身を振り返ってみても、自分の問題や弱点は、なかなか認められないものです。
(体型の変化とか、髪が薄くなってきたとか、etc.)
受容のプロセス なぞとも言われますが、否認 とか 大げさな用語を持ち出さずとも、
臨床家に求められるのは、徐々に認識を深めていただけるように
さまざまなツールを用いながら、支援していくスタンスだろうと考えています。
Nさんには 卒業証書(?)として、うつ病の診断シートを差し上げました(^o^)。
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