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今朝の朝日新聞オピニオン欄--「時間規制なくし残業代ゼロ」--
日経連専務理事と法制大学院教授とが、それぞれ是と非の立場で述べている。
使用者側と公益代表との対決の構図。
まず...あれっ? 労働者側のオピニオンは どこ??
天ちゃんは もちろん!
ホワイトカラー・エグゼンプションの導入に反対! である。
労働基準法の1日8時間、1週間40時間の労働を基本としています。
特殊な職種に限って、裁量労働制 が、すでに導入されています。
--裁量労働制やフレックスタイムなど労働時間規制を緩和する制度もあるが、
働き方が多様化しているから、ホワイトカラーの中で、
労働時間を管理できる社員には、「労働時間規制の適用除外」という
新たな選択肢も必要ではないか?(使用者側の理屈)--
この「労働時間規制の適用除外」 = ホワイトカラー・エグゼンプション。
年収400万円以上のホワイトカラーを対象とする案も出されている。
平成16年の事業所人数5人以上の労働者の平均月給が、33万3千円
とのことだから、賞与を入れれば おそらく7-8割のホワイトカラーが対象だろう。
(平均月給の出所: http://wwwdbtk.mhlw.go.jp/toukei/kouhyo/data-rou1/data16/maikin16-11.xls)
『労働時間とくらし』 (http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060615/1)
でも女性SEさんのことを書きましたが...
SEは、まっさきに裁量労働制が導入された職種です。
裁量労働制で長時間化しやすい職種に裁量労働制を導入した のですから、
結果は、火を見るより明らかで...べらぼうな長時間労働ですネ。
長時間労働によって、健康を害する労働者が ますます増えるでしょう。
(『労安法改正 裏ばなし?』 http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060624/1)
でも引用した--
『過重労働による健康障害防止のための総合対策』 と
真っ向から対立するのが、ホワイトカラー・エグゼンプション でしょう。
--時間管理を任された個人が、短時間で効率的に働けば、
「長時間労働」を解消していくことにもつながる--
--指示待ちではない、自律的な人材が増えると、仕事をダラダラしなくてすむ--
そうな!
これら美しい表現に、一般読者のみなさん ゆめゆめ だまされませんよぉ~~にm(。_。)m。
精神疾患の治療はもちろん天ちゃんの専門ですが、
精神科医 要らずの世の中が やっぱり理想ですモン(^o^)。
★注★
英語のサイトから、さかんにTBいただくので、この記事についてTB禁止にしました(06/08/12)。
コメントは可能です。
コメント
コメント一覧
最近大学などでは「キャリア教育」というのが流行っています。高校・中学までも取り入れ始めています。コレがその・・・。先生の文に出てくる『--指示待ちではない、自律的な人材が増えると、仕事をダラダラしなくてすむ--!』という人間を作ろうとしているケースが殆どで、『企業に望まれる人材とは』をテーマに、自己改革に励め!という趣旨のものが多い。
一部の優秀な学生(大学)の場合は環境や経済学を絡めているのですが、その他はこんな程度です。
視点がコワイでしょう?『企業の求める人材』です。
これには複数の意味があり、どーゆーヒトが教えるかによりますが・・・・行き着く先がお寒いのはご想像通り。
学生は、こうしてめでたく白無垢を着てお嫁にいくんです。
yoccyann がおっしゃっているような教育が大学や高校、中学で行われているとしたら恐ろしいことです。
そのような過酷な社会を受け入れるように教育されているとしたら、日本の未来は非常に暗いと言わなければなりません。自殺者年三万人が懐かしく思える時代がやってくるように思えてなりません。
なんとなく戦前のファシズム的な指向に、現在の日本人全体が向かっているような気がします。多様性こそ健康な社会だと私には思えてならないのですが。
言葉を失います。
SEで病気を抱えて生き残った自分が奇跡みたいにすら感じます。
おおやまさんがおっしゃるように、やがては自殺者三万人が懐かしくなるでしょうね。
そんな時代に、子供を残そうとも思いたくなし・・・
誤解を与えそうな表現があったので、ちょっと補足を。
「ファシズム的な指向」って書いてますが、政治的なそれではなく社会的な性向としてのファシズム、経済的な性向としてのファシズムという意味です。
追伸
yoccyann さん、呼び捨てになってしまっていることに気が付いてしまいました。失礼をお詫びします。
おおやま様、気にしておりません。
私も社会的ファシズム志向主義的なことになってきていると憂慮しております。
国立大学の法人化以降、大学格付けが①公務員エリート職種に何人通ったか②就職率は良いか(成績優秀大学では研究職にいくので、おいといて)③独自のカラーがあるか、というところで主になされています。私大も右に倣えです。
このなかで、②と③はよくセットになっており、『キャリア教育』というカリキュラムが取り入れられるのです。
就職率を上げるために、通りやすい人材を作ることが実際の目的で、生涯学習モデルとか学びとは何か、などは○政大学等一部の大学だけです。
企業論理に利用され、またそれを利用して大学が自分の生き残り戦略を展開する、という仕組みです。けっして学生のためではありません。学生のためであれば、就職課のカウンセリングが対応します。
このカリキュラムは教育業界主体なので、大学はほぼ展開したら、次は高校・中学ですね。
日本は諸外国の児童に比べて、生活観・現実感が薄い、というのが中・高で取り入れる(表向きの)理由です。まわりがホワイトカラーしか見させないようにしているからそうなるだけで、農家も肉屋も大工も混じって生活しているということを理解し、工夫して遊ぶことを奨励してればこんなものは不要です。
あー先生ごめんなさい。教育ブログになっちゃった。
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