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週末は、所属している教室の新任教授就任のお祝い会に参加してきました(関西)。
社会人大学院ってことになっていて、お祝い会すべて院生の手作り。
でも、さすが社会人! 運営にソツのないこと!
天ちゃん 旧交を温めて帰宅しました。
深酒したので、今日は ちょっと疲れ気味...です(^o^;。
天ちゃんが、以前に紹介した親病院の精神科病棟。
師匠の目指していたものは 「治療的病棟」 でした。
一言で言うと、「治療共同体」って言います。
治療共同体とは? M.ジョーンズを借りれば...
①民主的運営の徹底
②豊かな許容性
③自治
④突き上げ(二方向性のコミュニケーション、医師-患者の対等平等な関係)
といった要素が柱です。
1968年の「クラーク勧告」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E7%A7%91)
で知られる、フルボーンの院長だった、DH.クラーク オジサンの上げたポイントは
もっと多いので、要点の少ない M.ジョーンズのものをご紹介しておきます(^^)。
分かりやすく言えば...
入院していさえすれば、黙っていても良くなって、退院していく病棟、とでも言えるでしょう。
天ちゃんは、介護保険が実施された頃~、この国の医療、福祉システムが
ガタガタと構造転換し続けており、いつ平均寿命が短縮するのかなぁ?
と(不謹慎ですが)期待? ウォッチ? してきました。
治療共同体を実現するために、
①病棟患者自治会の組織
②全職種参加のカンファレンス(他職種共同チームづくり)
③「自由度」の設定
④病棟医長、師長を中心にした病棟運営会議
⑤病棟大のコミュニティー・ミーティングの開催
といった 「構造」 or システムを作り、民主的な運営をつむいでいました。
「骨太の骨そしょう症」の方針によって、保健、医療、福祉システムがガラガラと
転換しはじめています。
冒頭の 天ちゃんが所属していた教室は 旧名 医療システム情報学って言って
世界でただヒトツ! の教室でした。
(その後 事情があって看板を取り下げ 今は昔の名前で出ていませんが(^o^; 。)
先代の教授によると...
WHOのMurrayが試みたように、どんな医療システムが、健康を増進するのか?
それを見出すことをミッションとする。
そういう高い志を掲げていた教室 でした。
--ひとつの文明、ひとつの社会は、それ自体の悪疫をもち、そしてその悪疫は、いずれも文明なり社会なりの変動期に発生し、その悪疫は、その文明なり社会なりの改革によって減退し、制圧されていったことを、歴史は教えてくれた--(『病気の社会史 文明に探る病因』 立川昭二、NHKブックス、1982)
つまり、介護保険導入以降、わが国が目指している、保健・医療・福祉システムは
平均寿命短縮を加速する方向へと、大きく舵きりをしたとしか思えないのです。
平均寿命の短縮については、インフルエンザの流行とか 自殺者数の多さとか、
厚生労働省は分析しているそうです。
でも! この国に住んでいさえすれば、黙っていてもぞれぞれに幸福で、
寿命も長く 天寿を全うできるような国 から遠ざかっているように思えてならないのです。
天ちゃんは 精神科医ですが、医者のはしくれですので、あるべき保健・医療・福祉システムは?
と臨床の傍ら、自問自答を繰り返しています(そして、追求し続けたいと思います)。
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yoccyanさん、イラストがイメージ と違ってたようですネ(^o^; 。
うちの心理士さんは 妙に受けてくれてました。
似てるからっていうよりも、ササッとこんなイラスト(?)を書いた次男の筆力? に。
その次男、田舎のオバアチャンのところで過ごすため、今日、一人で出かけました。
(長旅で多少不安のようで、途中まで天ちゃんが送っていきました。
夏季休暇になると、小中学生のいる患者さんはもちろん、天ちゃんも余計に慌しくなる日々、です(^o^; 。
高校以上になると、親が必要とされるときは 金!?)
ぼっち さん、みなさん。知らないうちに!?
「労働時間の短縮の促進に関する特別措置法」 (略称、時短法)は、
「労働時間等の設定の改善に関する特別措置法」 に「改正」され、
本年4月1日から施行の運びとなっています。
名称自体が違っちゃっているので、事実上、時短促進法は廃止! と昨日、書きました。
(ブログの「リンク」 安全情報センターの「法令解説」の記事http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-46/hor1-46-47-1-0.htm
画面の下のほうの第4 が該当箇所です。)
見逃せない違いが、労働時間等の設定が事業主の自主的な努力に負かされることになった点!
一律「年間労働1800時間」という数値目標を取り下げ、
「多様な働き方」に対応した時間設定を労使間で決めることとなりました。
(「多様な働き方」に対応した...あぁ、何て美しい表現なんでしょう!)
確かに、毎月勤労統計で、年々、労働時間短縮化が進んできたわが国。
でも、正規職員は2000年代に入ってから労働時間増。
一方、非正規雇用労働者(≒短時間労働者)が増えた。
ここでも、二極化、格差拡大化、しています。
両者を合わせた数字が、減っているに過ぎない。
などなど、いくつもの問題点が指摘されています。
(参考:読売新聞「大手町博士のゼミナール」:http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/dr/20050201md01.htm)
yoccyanさん ご指摘のとおり、中小企業のモラルが結構最悪!
天ちゃんも、中小企業で働く患者さんから、相当ひどい実態をお聞きしています。
メンタルヘルス対策も、地域産業保健センターを拠点に、とか唱えられますが...
なかなか実効性に乏しい...みたいです。
これも、ひとえに、中小企業支援策がスカスカ!
という政策的結果である側面を見逃せないと思っています。
また、オリンピック・バカンス法 の趣旨にご賛同いただき、アリガトウございます(^^)。
「バカンス法」の制定を求めていたセンターがあったりしたことを思い出しました。
(http://www.net-ric.com/advocacy/datums/91_4kanda.html)
バブル経済がはじけるまでは、
「豊かな社会」をどう実現するかといった議論が、けっこう聞かれましたっけ。
「格差社会」議論よりも、もっと積極的に「豊かな社会」を構想する必要を感じます。
が、不幸とは何か、は割合明確で共有しやすいですが、「豊かさ」は
人それぞれ色が強く、議論が共有化されにくいかも知れませんねぇ...。
以下は、人の褌(ふんどし)で相撲を とる、です(^o^; 。
-------ぼっち さんからのアドバイス--------------------------------
一言で答えるのは難しいのですが・・・。
とりあえず、症状が悪化する前に、
1)業務規定は必ず読んで、日頃からリスクマネジメント。
(タイムカードのコピーもとっておく=物証)
2)病院で診断書をもらい効果的に利用する。
3)傷病手当金をもらって休む。
4)自主退職にさせられても、ハローワークで
「企業の処分に不服な人は・・・」と言ってくれるので、
退職時に無理矢理、調印をもとめられても、この場でリベンジしておく。
→そうじゃないと、3ヵ月後にしか雇用保険もらえません。
当たり前のことばかりですが、3)4)は、案外できてない人が多いのでは?
----------------------------------------------------
続編、楽しみにしています(^^)。
PS.
クリニックの職員一同 みなさんのコメントに感心しながら
楽しく拝見させていただいていますm(。_。)m。
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事務長さんの強いオススメ! で、ブログに イラストのアイコンを入れてみました。
次男が、ファミレスのペーパーナプキンに、ササッと書いてくれたものです。
では、今後とも どうぞよろしくお願いいたしますm(。_。)m。
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ぼっち さん。
「労災申請ですが、2003年のことなので、思い切り時効だと思います(T_T)。」
そうですねぇ...療養保障給付、休業補償給付の時効は2年、残念!
(参照06/06/17記事:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060617/_o_)
「『休むなら給料出さない』と理不尽なことを言われました。」
トンデモ! な上司でしたねぇ、お辞めになって良かったのかも知れませんネ。
そんな上司の下で働いていたら...
「一人暮らしのワタシに、死ねというのか?」 が冗談じゃなく、
ホント に命をからめ盗られていたかも知れませんからネ。
(ハラスメントとかも その上司の職場では横行していたんじゃないでしょうか?)
(参照06/07/07~06/07/10記事:http://blog.m3.com/tenchanoffice/?page=2)
事業所で加入している健康保険料を支払っていれば
私傷病で休職する場合、傷病手当金の給付が、必ず受けられるはずです。
(私傷病 とは、つまり、労災で無い病気ってこと。)
(社会保険庁の解説記事:http://www.sia.go.jp/seido/iryo/kyufu/kyufu07.htm)
(大阪労務管理事務所の解説記事:http://www012.upp.so-net.ne.jp/osaka/shoubyouteatekin.htm)
ぼっち さんは、すぐに「業務規定」を調べられたとのこと!
賢明な対処 だったと思います。
傷病手当金給付制度について、案外 知らない労働者が多く、
働いている方で休業が必要な場合、天ちゃんのクリニックでは
事務長が 事業所に直接問い合わせも含めて説明・対応してくれています(^^)。
頼りになるでしょう...(?)。
(もちろん、精神保健福祉士もいますけど...(^o^;)
「有給と代休(土日出勤の場合、他の日に振替)が3ヵ月近くあるのに、なんで休めないんだ!」
ホント ですよねぇ...。
このコメントに触発されて 思い出したのが...
京都で 奮闘されている 兄弟子が以前メールしてきてくださった内容。
<日本人はベラボウに長時間働いている!
4年に1度のオリンピックの年に1年働か無くてもいい!> です。
確かに、年間労働時間の統計を見ると、ドイツやフランスと対比すると、この指摘はゴモットモ!
なんです。
(略称)時短促進法が 事実上廃止されちゃいましたから、読者のみなさん!
オリンピック・バカンス法? の制定を求めて運動しちゃいませんか?
それはかなわないにしても--
6月って国民の祝日が1日もありませんので、父の日を国民の祝日にしちゃいません?
(母 に失礼なら 「両親の日」とかって呼称でも構いません(^o^; 。)
(学校の先生とかも、この6月が一番きついって話を よくお聞きしますし...)
「当時は闘う気力もなく、早くその会社と上司のことを忘れるのが先決だと思い、
泣き寝入りしたのが現状です。
一度職場にも復帰しようと、「病状は改善しました」という
診断書を再提出させられたので、退職の時も自主退職扱いですよ・・・。
不服申し立てをすればよかった。
今となっては自分も愚かだったと思うのですが、
思考能力も不十分かつ気力が衰えている状態で、
なかなかそこまでは考えが及ばなかったですね。」
ってコメントくださった ぼっち さん。
今なら こんな風に賢く 対処してやるっていう知恵をお持ちでしたら、
ぜひコメントください!
読者のみなさんの役に立つと思いますので(^^)。
(医師しかブログ本体への記載を許されていませんが...
必ず ブログの記事にとりあげま~す(^^)V)
★日英豪州の続きが書けず...ちょっと気になっていますm(。_。)m。
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yoccyan さん、「判例集ってのはありますけど、不適切な判例が並ぶと官僚たる裁判官は、それを越えようとはしなくなるような気がします。」ですか...?
弁護士さんからお聞きしたのには、最高裁の判例が絶対で、下級裁判所の判事さんは 右へ(上へ?)ならえ!ってなっちゃうってことです。
また、裁判員制度が始まると、裁判員になられた方のメンタル・ケアが必要になるかも? ってのは、目からウロコ。考えてもいませんでした。
(でも、以前記事にしたように、日本1万2千人あまりの精神科医には、手が回らないかも、です。)
おおやま さん、裁判員制度...確かに怖くなりますねぇ。でも、法の専門家の「常識はずれ」に、当たり前の常識を持ち込み得る制度かも? とも思います。
天ちゃんの臨床経験をあてはめ可能なら、ですが...ご家族や、患者さんたちの意見や提案で、思わぬ良い治療展開が起きたり、天ちゃんの目を開かせてもらたtりするってことが結構ありますので、裁判員制度については、期待をもっています。
裁判員の方々と、良いチームワークを組めるか? 結局、裁判官の方々の力量が問われることになるんでしょう。
ぼっち さん、1日13.4時間ですか? 月間時間外労働時間、軽~く100時間超! ですね。とんでもな上司(さらに同僚?)の言動に、かつ、長時間 曝露されたわけですから、「うつ」は業務起因性でしょう。
労災申請なさいましたか? それとも時効でしょうか?
「原告側が勝訴されるよう祈っていますが、人の死をもって「労働環境」や「メンタルヘルス」が議論されなければならない昨今の状況は、かなり問題ですよね。」
応援ありがとうございます! 担当の弁護士さんからは、いい判決が出る確率が高くなった、と評価いただきましtが、結果が出ないと何とも言えませんから(^o^;。
結果が分かりましたら、プライバシーの侵害を犯さないように配慮しながら、このブログでいつか ご報告できればと思います。
最後に--
人の死をもって「労働環境」や「メンタルヘルス」が議論されなければならない昨今の状況について
天ちゃんは、メチャクチャ! 問題! と思っています。
バブル経済がはじけて、アメリカ型の、ジョブレス・リカバリーを実現し、私たち労働者の労働と生活の場が 気づいたら、女工哀史の時代に戻ってしまっていた...。そう実感します(女工哀史の時代に生きたことはないですが(^o^; )。
今日は、この間のコメントに コメントさせていただいて記事に代えます。
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とのyoccyanさんのコメント...
yoccyanさんいつも 自由連想を刺激してくださる コメントありがとうございます。
ときどきくださる みなさんのコメント、勉強になっています(^^)。
以前、記事に書いたとおり...昨年の労災申請件数は増加、認定率は低下!
ということは 確実に裁判の場に持ち込まれるケースが増えるでしょう。
国賠訴訟になった途端、業務外を業務上に労基署が変えてきた なぁ~んて
事例があったことも記事にしました(06/06/10記事:「これも仕事?(1)」http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060610/1)。
(いま気づいて、昨日の記事のタイトルの数字を(1)から(2)に更新しました(^o^; 。)
さて、裁判する側がなんぼのもんじゃい? とのコメントですが...
裁判する側というのには--たぶん、被告(国)側の弁護団、裁判官を含んでの
ことと思います(原告弁護団も?)。
ちなみに、地裁でしたので、裁判官は3人(主席、左右陪席)。
被告側の弁護団席には、記憶では7人座っていました。
一方、コチラ、原告弁護団は...たったの2人!
いくつか争点が あったのですが...
たとえば
月間100時間以上の時間外労働が うつ病の原因になるか?
そしてそれは一般的にも認められているのか?
こうあちらの弁護士さんが 問うてきました。
厚生労働省委託研究で...長時間の時間外労働は必要な睡眠の確保ができず、
特に月間100時間の時間外労働はうつ病の発症までの期間を早めるとの結論を得た
と述べていること やら 以前記事にした「労働時間とくらし」の表やら触れて
天ちゃんは対応したのですが...。
yoccyanさんの言う、「逐条解釈」(?)じゃありませんが、
長時間残業⇒睡眠不足⇒うつ病 と上記部分は読めるので、被災者の場合、
通勤時間が短かったので、必要な睡眠は取れたんじゃないの?
って言わせたかったようでした。
yoccyanさんが、以前コメントくださったように、労働時間、労働の質、余暇時間、睡眠時間etc.は
み~いんなつながっている。
たとえば、長時間の残業を終えて、たとえば、11時に帰宅して、7時前に起きなきゃいけないとして...
必要な睡眠時間、たとえば7時間を確保できるでしょう。
という主張です。
もちろん、立場が立場ですから、当然? かも知れませんが...
(先に触れたような理屈? をこねはしましたが...)
でも、1日だけそんなだったら、風呂も入らず、洗顔・歯磨きもせず、夕食もとらず
日用品の買い物もせず...バタン キューッで寝たとしたら「理論上」可能でしょう。
(天ちゃんも 内科研修医の頃 そんな人間じゃないような暮らし方していたことがあます(^o^;)
はっきり言って、人間の暮らしの成り立ちってもんに無頓着じゃないの? と言いたかった、です。
(まして、そんなんが、連日、複数月にわたっていたのですから!)
(「常識」で考えれば 分かるでしょうが!)
たとえば、ついさっきまで仕事していて、ハッスルしていた中枢神経をクールダウンするのに
必要な時間だって必要でしょう。
「一般的に知られているの?」ってのだって、これも以前記事にしたように、
今年の4月からは労安法や安衛規則で、月間100時間残業時間が
どれだけ危険か! さまざまな健康被害をもたらし得るってことから
医師の面接指導等が規定されたくらい でしたよね。
(えっ、弁護士さんは知らないの? って言いたくなっちゃいました、正直。)
一方、裁判官(主席)が、被告側証人に対して、発言されていた内容からすると、
今回の尋問に当たって提出された意見書を良く読んでおられたようですし...
遺書から被災者の発症前の脆弱性がそんなに(被告証人の主張するように)
決定的に分かるとは思えないですが...といった発言や
原告指摘のとおり、月間「8回以上」の深夜時間までの勤務は「たびたび」
そういう勤務があったと思えるのですが...といった発言や
被告側証人の証言内容に(論理的に)前後で矛盾がある点を指摘されたりしていたり...
といった点から、「まともな」判事さん、と天ちゃんは評価しました。
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バカンスを終え帰国した 天ちゃん 頼りの事務長から 海中写真が送られてきました。
あちこちで大雨の被害を伝えるニュースが届いています。
ちょっと 呑気な気もしますが...被害に遭われたみなさん、ごめんなさいm(。_。)m。
今日は 午前の診療を終え、午後のスケジュールをやりくって証人として召喚された 東京地裁に行ってまいりました。
どんな事案についてだったかの詳細は、個人情報保護の観点から ゴメンナサイm(。_。)m。
入り口の物々しい 金属探知機くくぐって 弁護士さんと待ち合わせました。
(地裁で入場に 金属探知機がすえられているのは ココだけだそうです。Cf.裁判所のホームページ)
天ちゃんは 原告(つまり、ご遺族)側の証人として TVでお馴染みの
あの 証言台に立ちました(と言っても、用意された椅子に座って証言しましたが(^o^; )。
どうしても記事にして みなさんに知って欲しかったのは---
相手(被告は国、です)側の証人尋問を傍聴していて 怒りがフツフツと湧いてしまったこと!
天ちゃんより 随分 先輩の精神科医 で...
天ちゃんのような 一介の街医者 ではなく、然るべきお立場でらっしゃるだけでなく、
某都道府県の 精神部会の部会長さん という要職についておられる方とのことです。
つまり、その都道府県の 労災申請事案の 業務上外の判断に当たっての
「有力者」と言っていいと思います。
なのに!
「精神障害等の業務上外の判断指針」 を十分に 理解されていないことが
原告代理人弁護士の尋問で 明白になってしまいました!
(参照記事:06/06/16http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060616/_you_)
ご遺族も 今日の証人のような方に、労災として認める/認めない の判断がゆだねられている
そのことに対して 呆れて物も言えない やら 口惜しい やら
とのことでした。
(なお、過労自殺された方の業務外採決をした 都道府県とは この証人の管轄は違っています。)
すべて万事 一切合切 どこの都道府県でもこうだ! とまでは主張しませんが...
昨年の 労災認定率が 下がった(参照記事:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060610/1)一因に こういう同業の医師たちが 寄与していたのだとしたら!
一生懸命働いて 保険料も支払って いざ 業務が原因で倒れても 救済されないとしたら
被災者(とその家族)にとって ホント たまったもんじゃありません!
今日は ちょっと感情的な記事になってしまいましたm(。_。)m。
最後は 紳士的に(?) 天ちゃんから名刺交換させていただき
<僭越ですが 今日 先生が学ばれたことを 先生のお立場の範囲に 今後活かして下さい>
とお伝えし 地裁を後にした 天ちゃん でした。
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J さん、コメントありがとうございました。
国によって、保健・医療サービスのあり方が大きく違っている 点につき
実際に暮らしたことのある方からのコメント、ありがたく拝見しました。
今日は、イギリスの精神保健体制と活動の実際、といったテーマで拝聴した講演で
天ちゃんが感じたことなどを記事にします。
「サッチャーリズムで」ズタズタにされた英国の医療保健福祉。
言葉のバリアーがないことも大きいでしょうが、多数の医師が医学部卒業後、
北米(主にアメリカ)へ頭脳流出してしまい、ぺんぺん草しか生えてないような
医療に成り下がったとも言われていました。
1997年 ブレア政権誕生と同時に、初期政権を方向付けたギデンズの「第三の道」。
医療費を増額に転じ、「費用に見合ったサービス」と「現場での統合」を
スローガンに、効果も効率も求める方向性で走っています。
昨日の記事のとおり、英国がかけている医療費の対GDP%は日本とほとんど変わりません。
なのに、精神科の平均入院日数は日本の3分の1。
対ユーザーあたりのスタッフ数は、日本の3倍。
だそうです。
支援の主戦場は 地域!
お金の使い方が、日本とはまったく違っている ワケです。
これを実現しているシステムが、コミュニティーケアの徹底。
Community Mental Health Team(CMHT)が、人口1-6万に1つ機能しています。
1チームが対象とする精神障害者数は350人。
1チームのスタッフは--
精神科看護師 3-4人
ソーシャルワーカー 2-3人
臨床心理士 1-2人
補助スタッフ 1-3人
精神科コンサルタント医(日本なら精神保健指定医?) 1人
その他医師 1-2人
事務員 1-2人
となっています。
スタッフの多くが 訪問活動に従事しています。
コクラン共同計画(EBMの基礎となる文献レビュー作業を体系的に行う)や
NICEプロジェクト(エビデンスに基づいた各種ガイドラインを作成している)発祥の地
らしく、7段階67項目に亘る、サービス規格(サービスの標準)が
設定され、CMHTは、第三者評価機関の厳しい評価を受けています。
このCMHTが、早期介入チーム、
ACT(Assertive Community Treatment包括的地域ケアプログラム)
と有機的に連携している。
こういったCMHTを展開しているのが NHSトラスト。
英国ではたくさんのトラストがコミュニティーケアを担っています。
(日本で言えば、市区町村ごとに1トラストがあるっていうイメージのようで...
日本でいえば...1市全体のすべてのコミュニティーケアを、1医療法人が担い、
厳しい第三者評価を受けているという感じのようで...
わが国でも実現不可能ではないシステムと感じました。)
(いわゆる、民営化、に当たるようです。)
ご承知のとおり、「骨太の」構造改革が実践段階に入っている日本。
(「骨太の骨そしょう症」と揶揄されていますが...)
これからの5-10年をかけて10年以上前のイギリスの医療状況を、
天ちゃんを含むこの国のみなさんは経験せざるを得ないのでしょう(^o^; 。
(言葉の障壁は英国より大きいといった違いがあるので...
でも、日本でも、今後、いっそう頭脳流出が進むのでしょう。
たまたまかも知れませんが、知人のお子さん達の幾人かが医学部卒業と同時に
米国等で臨床研修を積むことを計画していますし...。)
ずいぶん前、親病院で副院長をしているとき、市内を医師の頭数分の
キャッチメント・エリア(担当地域)に区割りして、そのエリアに住む患者さんたちを地域ささえる
訪問を中心にした医療活動を展開しよう! なぞとぶち上げたこともあるのですが...
診療報酬体系上、実現可能性の低いものでした。
外来に来てくださる患者さんを、医療機関で待って、診療した方が全然 効率いいですから...。
今、クリニックの雇われ所長をしていますが...
確かに、天ちゃんをコンサルタント医と見立て、上記したようなスタッフを
配置できれば、訪問活動を中心にしながら、市内に住む350人くらいの患者さんの、
地域生活を支えていくことは可能な気がします。
後は財源 の問題かも 知れません。
☆場違いでしょうが...?
06/07/03の記事「ホワイトカラー・エグゼンプション」に先週からやたら、
外国のURLらしいカジノやアダルト系のTBが着いてきます。なぜ??
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先週末 福岡で学会に参加したってことだけは 記事にしました。
サバティカルを利用して(羨ましいぃ~)英国、オーストラリアの精神保健について
研修されてきた先生がたの ご講演を拝聴しました。
(大学の教官も待遇が厳しくなってきていて...サバティカル制度が形骸化しているとも聞きますが。)
これから何回かに分け 天ちゃんが拝聴した講演の要旨? 天ちゃんの感想??
こっちの方が 主になりそうですが...
記事にしてみたいと思います。
先立って...OECDのデータから比較のグラフを作成してみました(^^)。
(出典は OECD東京センターの主要統計 です。http://www.oecdtokyo.org/pub/statistics.html)
日本の人口 約1億2千万人
英国の人口 約6千万人(日本の半分)
豪州の人口 約2千万人(日本の6分の1)
を前提として--

ご承知のとおり、平均寿命は81.8歳で 日本(赤のバー)がトップです。
日本の隣の濃い青が 平均(以下おなじ)。
この年(2003年)では、英国(緑のバー)78.5歳、豪州(白のバー)80.3歳でした。
(豪州は、この年は第3位でしたが、大使館のHPによると、2005年に日本についで2位になっています。)
ちなみにOECD各国の平均寿命の平均値は 77.8歳。
健康アウトカムは 日本が最優秀だった(である?) というのは良く知られたとおりで
以上のグラフで確認できました。

でも...わが国の医療費は対GDP割合で、平均(8.7%)以下の7.9%。
英国の方が低く 7.7%、オーストラリアはちょっと多めで 9.3%。
1人当たり医療費も わが国は平均(2340US$)以下です(2139US$)。
(その多くを 高齢者が消費していることも よく知られていると思います。)
英国2231ドル、オーストラリア2699ドル。
つまり、国の経済規模に対して、お金をあまりかけずに、結果を出してきた
のが、わが国の医療システムだった、と言えるでしょう。

その カラクリ は?
圧倒的!! に少ない 私たち医師の数 と 並みの看護師数にあった。
というのが こうして自分でグラフを作ってみると 実感(?)できます...。
人口千人あたりのわが国の医師数は 何と 少ない方から4番目! です。
中でも、小児科、産科医 の少なさは周知されてきましたが...
精神科医だって! というのは 以前 記事にしました。
(「マクロ精神医療」06/05/30:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060530/1)

看護師数は...少ない 少ない と思っていましたが...、
一応 人並み(ほぼ平均) なのに、改めて気づきました。
同じOECD加盟国なのに 医療システムが相当に違っていますねぇ~。
今日は 「入り口」の部分で 力(時間?)尽きてしまいました。
これから 会議 でぇ~す。続きは、また今度m(。_。)m。
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頼りの 事務長は プーケットでバカンス中です。
ジャワ島の津波被害! のニュースを目にして、慌てて世界地図で位置を確認していまいました。
「心と体のよろず相談?」(06/05/24記事:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060524/1)
で 握力測定について記事にした手前?
それまでに増して、チャンスがあると患者さんの握力を測定しまくってみました(^O^; 。
文部科学省が、毎年、「体力・運動能力調査」の結果を発表しています。
(平成16年版:http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/001/022/2004.htm)
そこから表を作成しました--患者さんにコピーして差し上げています(^o^)。
(標準偏差の ヒゲ をつけるのを EXCELでどうしたらいいか分かりません(^O^;
分かる方 いたら コメントしてくださいませんか?)

ほとんどの患者さんに実施してみて (ちゃんと統計とってませんが...)
該当年齢(階級)の平均値握力を超える患者さんの数が一桁!(2-3%!) なのに
改めてビックリ しています。
ちなみに 天ちゃん自身は該当年齢階級の平均値より結構上です(^o^)。
特にこれと言った運動はしてないんですけど...。
(中年太り対策で、1年半前から、自宅からクリニックまで歩いてますが。)
筆圧が強いという噂は あります(^O^; 。
ちなみに...握力は全身の筋力との相関が高い! んだそうです。
ですので、診察室で手軽に測定できる 握力測定を 体力の1指標として
測定し続けたいと思います。
おおやま さん や、yoccyanさんがコメントくださったように--
心も体も両方で一人の患者さん(人間)ですし、
睡眠・労働時間・労働の中身・余暇時間 etc.etc.で
み~んな繋がっているンだなぁ と実感できます。
★天ちゃんは この時期いつもTシャツ1枚です。
さっき、某患者さんから、Tシャツは中に入れるとオジンくさい...
外に出したほうが、だらしない感じ するかも知れないけれど もっといい
といったヨウナことを言われたので...Tシャツを 今は出しています(^O^; 。
ホント???
追記:あまりにデータが偏っているので、握力計のキャリブレーション(較正)を師長さんに依頼しました。
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