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午後の外来に、若い女性SEさんがいらっしゃいました。
現在休職中ですが、病気は良くなって、在宅リハビリも順調で、復職をめぐる相談 でした。
元のプロジェクトに 戻れば べらぼうな働き方になるのは必至 です(^o^; 。
キャリア・チェンジか?
別のプロジェクトにもどるか?
転職しちゃうか??
ほかの医師ブログのエントリーを拝見してみても、
どれだけ医師の多くが 長時間働いているか が知れると思います。
そこで、労働時間とくらし について記事にしてみようと思いたちました。
「平成15年版 労働経済白書」
http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/index.html
(Web上では、要約版しか、見れません(^o^; )
紙媒体の白書にはCD-ROMが付いており、その付表159が、このテーマにピッタリ...
なのですが、複製(や営利目的での使用)は禁止、となっています。
ので、その表から、天ちゃんが、作成、加工した表をアップすることにしました。
厚生労働省が委託した、(財)連合総合生活開発研究所の
「『働き方の多様化と労働時間等の実態』に関する調査研究報告書」 が引用先 となっているものです。

労働基準法で定められた 週40時間 を超える労働時間を 「時間外労働時間」とすると...
月間時間外労働時間が 80時間(表の黄色から下)を超えると...
「疲れやストレスがない」労働者は 1割を切り、
同じく 100時間(表のピンクから下)を超えると...
ほとんどみ~んな 疲れやストレスのある状態になってしまう ことが 読み取れます。
必要な睡眠もとれず、疲れてストレスを感じていれば、
生産性がどうなるかは おのずと知れます。
医療事故の原因のヒトツが 長時間労働 でしょう。
(米国では、医療事故を機に 外科レジデントの労働時間が規制されるようになりました。)
有効な少子化対策は、労働者対策に ケッシテ留まるもので ナイ ですが...
家族と団欒が増えれば、子供ができる ナンテ 短絡的に過ぎますか??
この表をみるだけで、社会政策がエビデンスにちっとも基づいてないなぁ~
と感じてしまうのです...。
冒頭の女性SEさんは 現在 結婚も考えてらっしゃって...
近い将来の仕事、家庭 をイメージしつつ 悩んでいます。
実は、このSEさんを、天ちゃんのクリニックに紹介してきてくださったのが
お互い良く知る 産業医。
事業所経営陣に対する 指導・監督を 彼がいかに精力的に展開しているか、
天ちゃんは 知っています。
孤軍奮闘する その彼の声は どうやら届いていないようです(細身の彼がますます細っています)。
診察の最後に彼女に--
ホイッスル・ブロワー(労基署への内部告発) か 一点突破(労災申請者を出す) しかないかも!
と伝言しておいて。
「了解!」
でも、ささやかな抵抗も 虚しく終わる気がしてなりません...。
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