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医療改革関連法案の審議のさなか、医師不足問題が報道されています。
小児科、産婦人科医師不足に焦点が当たっていますが--
精神科医師数も、天ちゃんは(も?)「大変」不足していると思います。
このDoctors Blogβは、医師以外の一般の方々の閲覧も可能、
とのことですので、何回かに分けて、精神医療をとりまく状況についても
エントリーして行こうと、思い立ちました。
現状を、どうとらえ、どうしたらいいか、このままでいいのか
ご一緒に考えていただけたら...と、思います。
平成15年度 「病院報告」 によると--
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/03/index.html
日本の総病床数は、163万床
精神科の総病床数は、35万5千床あまり
日本の病床の4-5個に1つが精神科のベッド、です。
一方、医師数を見てみます...。
平成16年 「医師・歯科医師・薬剤師調査の概況」 によると-
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/04/index.html
医師総数 256668人、うち、内科医師総数 73670人
小児科 14677人、精神科(神経科) 12151(450)人
産婦人科 10163人、産科 431人、婦人科 1562人
などと、なっています。
精神科医師数は、全医師数の4.7%(21人に1人)、にしか過ぎません。
精神科(神経科)病院勤務者数は、9993(273)人
診療所勤務が、2158(177)人
となっています。
つまり、たった、と思いますが...
1万人あまりの精神科(神経科)医が、日本のベッドの4-5分の1を支えているのです。
精神医療に支払われている費用はどうなっているでしょうか?
平成17年版 「障害者白書」 によると--
http://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/h17hakusho/zenbun/html/zenbun/honpen/fig02_02_33.html
一般診察医療費 239113億円
精神医療費 17667億円
つまり、精神科医療には、全体の医療費の6.9%が支払われているに過ぎません。
この数字は、近年、ほぼ同じくらい、で推移しています。
精神医療は...
メッチャ 少ない 精神科医を含む従事者で
メッチャ 安い費用で
維持されている...のでした。
心の時代とか何とか、もてはやされるようになって、久しい。
ですが、心の医療をめぐる現状は、何ともお寒い限り、
と思うのは天ちゃんだけでは ありますまい(?)。
1億3千万の、心の健康を、守りたい、と真剣に、
天ちゃんは思いますが...そして、日本の精神科医も
きっと、みな、そう思っているでしょうが、でも手が回らない、
そんな状況ではないでしょうか?
厳しい言い方になりますが、これも、天ちゃんを含む「国民」が
選んだ状況、と言わざるを得ないのでしょう...。
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