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ウイリアム・オスラー博士の講演
オスラー博士が、新設されるジョンズ・ホプキンズ大学医学部教授に赴くことになった時、1889年5月1日にペンシルバニア大学卒業式で、卒業する医学生に行なった告別講演は、オスラー(1849年カナダ生まれ)が39歳の時のものであり、後世の医家によってしばしば引用される有名なものである。
1 沈着な姿勢に勝る資質はない
沈着な姿勢は主として身体に備わる天性であり、それゆえ、残念ながらこの資質が一生身につかない人がいるかもしれない。心の動きをそのまま目に見える行動に現してしまう内科医や外科医は、延髄中枢の制御が十分にできておらず、いつなんどき破局を迎えるかわからない。
しかしながら、教育の力は大きい。そうならないために、諸君の中枢神経を十分に訓練して、“人間らしい心”を頑なにすることなく、危急の場に臨んだとき、強い意思と勇気を持って事に対処できるよう、感情や意思を抑えた“感受性の鈍さ”を習得していただきたい。
2“平静の心”を持つこと
穏やかな“平静の心”を得るために、第一に必要なものは、諸君の周囲の人達に多くを期待しないことである。諸君は、今後種々の腹立たしい出来事を何度も経験するだろうが、あらかじめ覚悟しておき、そのような事が起きたからといって決して立腹してはならない。
人間とは多種多様の要素が混在した不可解な存在である。それゆえ、仲間の人間に対して限りない忍耐と絶えざる思いやりの心を持つ必要がある。そうすれば、彼らとても、われわれに対して同じような態度を取らざるを得ないのではなかろうか。
遅かれ早かれ、諸君は医師としての世俗的な雑事に没頭するあまりに、自らの能力を荒廃させてしまうかもしれない。たとえ行く手に悲惨さが待っていようとも、目前に破滅が差し迫っていようとも、顔に微笑みを浮かべて敢然と立ち向かうほうが、身を屈めてひっそりやり過ごすよりもはるかに賢明である。不幸にめげない明るい平静の心を身につけておくことが望ましい。“知識は容易に得られる。だが、叡智を得るには時間がかかる”
諸君、あの良き古のローマ人の座右の銘“平静の心”を胸に抱き、これからの闘いの日々を歩んでいっていただきたいと思う。
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Stanford大学から紹介で入院患者がいる。米国で治せないから、お前のところで治してくれと。この紹介状を拡大して部長室に飾っている(うそ)。
まぁアメリカ人の扱いは大変である。
疾患もてつだいfrustrating patientである。
神戸の大学の英会話の講師だが、日本語しゃべろうとしない。
日帰り手術で100万円以上した米国と保険が利いて数万円の日本。しかも治してあげるのだ。
日本の医療は本当に臨床医の自己犠牲と奉仕の精神で成り立っている。
彼女を、国際会議の助っ人に任命することにした。
国際会議まであと95日
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