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2006.12.16 21:03 |  研究  |  医療制度 / 行政  |  仕事 / 職場  |  趣味  |  マイレージおやじ  | 推薦数 : 2

島国日本の治験事情

国際会議をしようとして超激務なのに、新薬の全国治験の委員長もしている。生来の超楽観主義で、この治験で国際会議もできてしまうと考えていた。よーく考えてみたら、そんなもん無理な話であった。そこで、同じ分野で欧米で研究開発中の日本のメーカーを我がネットワークで片っ端から調べ、開発から本陣を落とす作戦にでた。まぁ少しずつだが効果がでてきた。  毎週のように、ベンチャー企業が「これはどうですか?」と臨床応用の可能性を尋ねてくる。今、日本で治験が非常にしにくい環境にある。海外に、流出する良い薬も少なくない。厚労省も海外データと国内の安全性試験で新薬を認める方向になりつつある。みんな600億円でライセンスアウトできる代物ばかりである。にも関わらず、ホテルのランチで私は相談にのるお人好しである。 夢を追いかけ、お金は結果だ! と私を思わした社長にだけ本心を伝えてあげている。  この2ヶ月で5回、国際会議で講演したが常に台湾の治験屋さんが、「米国の4分の1の費用、2分の1の期間でやります。」としつこく売り込んで来た。実績を聞くと、すでに日本のメーカーはかなり移転が進んでいるようだった。    国際ライセンス部の連中の話を聞いていると本当に刺激になる。その昔、私がモーテルに泊まり、彼らは超一流ホテルに泊まる。私がエコノミークラスで彼らはビジネス/ファーストクラス。このショックが、今の私のdrivingforcesである。  勤務医が、堂々とビジネスクラスに乗り対価の報酬を得る社会なくしてまともな臨床研究ができるはずが無い。 まだまだ闘わなければならない。 国際会議まで後 97日  

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