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今週はコンサート三昧だった。たまたま集中してしまったとは言え、週に3回もコンサートに行くことになろうとは。
今日はその最後、再びサントリーホールにて、都響定期演奏会だった。私のお目当てはもちろん指揮者エリアフ・インバル。今日の曲はベートーヴェン「ピアノ協奏曲第4番」とリヒャルト・シュトラウス「アルプス交響曲」
ベートーヴェンのピアノはエリソ・ヴィルサラーゼ。あまり知らなかったピアニストだが、年齢は60代か。ちょっと枯れた雰囲気である。少しゆっくり弾こうとすると、インバルがネジを巻いているようにも聞こえた。オケが完全休止、ピアノだけの部分でもインバルがピアノの方へ振り返ってヴィルサラーゼを見ているのが印象的だった。

アルプス交響曲はインバルのCDも既に聴いていたが、生でこの曲を聴くのは初めてだった。ダイナミックな曲であり、あまりピアニッシモの緊張を味わう曲ではないかも知れない。そうすると、あまりインバルらしさの出ない曲と言えるかと思う。
今日もインバルはずっと譜をめくっていた。R.シュトラウスもさすがに暗譜しにくい曲なのだろうか。それともインバルの方針が変わったのか。
都響のプログラムに、インバルが丸くなったとの記載があった。今まできっちり練習しないと気が済まないと言われていたインバルが、悪く言えば妥協や中途半端な演奏に変わって行かないことを望みたい。一ファンとしての希望である。
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