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だいぶ前に、当時まだあった、貯蓄非課税制度(マル優)不正防止を大義名分に、何やら国民全員にカードを交付し、番号で管理しようとしたところ、反対にあって頓座したことがあった。この頃は国民がこうして国家権力にプライバシーを握られ管理されることを嫌い、国のもくろみをつぶすことが出来ていたのだと思う。

毎日新聞ニュースから「住基カード 他人名義を不正取得、3容疑者逮捕」
(前略) ‥住基カードの発行申請を受けた区役所は、不正防止のため、本人確認用の照会文書を身分証記載の住所地に郵送し、申請者が文書を持参した場合に限りカードを交付する。ところが金容疑者らは、あらかじめアパートの一室を借りるなどして偽の住所地を設定。住基カードの申請前に偽の住所への転居手続きを済ませ、そこに郵送させた照会文書を区役所窓口に持参していた。
港区の担当者は「本人確認の手続きに問題はなかった。住所地に職員が訪ねていくまでの確認作業は困難で、こうした手口の不正はチェックが難しい」と話している。
住基カードは、住民票や転出入の手続きを簡素化する目的で03年に導入された。【曽田拓】
こうした犯罪のつけこむスキがある、という点より私がもっと懸念するのは、住基ネットが強行され3年経つと、国民が当然のもののように素直に受け入れてしまっていることである。基礎年金番号と合わせて、既に国民総背番号制は完成してしまっている。数十年後、徴兵制度が敷かれると、クリック一発赤紙が容易に該当者のもとに届くであろう。図書館で共産主義の文献を借り出した者のリストは公安が握り、その者の行動を特に逐一監視するかも知れない。
そしてその監視システムも着々と出来ている。道路を走っていて私が怖いのは無人速度取締システム(オービス)よりも、どう利用されているか一切明らかにされていないNシステムである。車のナンバーだけでなく、ドライバー・助手席の写真を撮影し、管理している。

かつて前ナンバープレートの赤外線反射カバーを条例まで作って禁止した。オービス逃れを防ぐという大義名分で、実はNシステムに捕捉されない車をなくそうという魂胆が見え見えである。
最近の街頭監視カメラは人間Nシステムになっていると言う。撮影した顔から氏名まで割り出し、国民の行動を逐一監視しているとのこと。私が何時何分にどこを歩いて、何時何分にどの車両でどこを通過したか、公安は全て把握している。
思い過ごしなら良いのだが、本当なら実にイヤな国になったものだと思う。
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