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2006.09.29 14:50 |  医療事故  |  その他(一般)  |  CB  | 推薦数 : 5

「犯人」

死亡轢逃事故 

今までだったら、この立て看板の文章に何も疑問を持たなかったかも知れない。

しかし、轢き逃げとは言え、「犯人」だろうか。被害者遺族の人達から見ればそうだろう。マスコミが「犯人」と言い、書いても違和感を感じる人の方が少ないかも知れない。

しかし事故はあくまでも過失である。故意に轢いたら当然殺人で、下手人は「犯人」で何の問題もないが、「業務上」とは言え、過失による事件の犯人呼ばわりに抵抗を覚えてしまった。

医療の結果が思わしくない時に、少し前にはなかったが、警察が介入し、時に医師の身柄を取って捜査、送検という事件が増えて来た。

小松秀樹氏が書くように、不確実でリスクを伴う医療という行為について、その結果が思わしくなかったものは全て業務上過失の疑いで、関与した医師は全て「犯人」なのだろうか。

こんなことを続けていたら、分娩を司る産科医のみならず、日本から外科系の医師は消え去ってしまうだろう。リスクを伴う検査もしなくなる。

そのうち検査をしなかったことを咎めて医師を犯人にして行ったら、臨床医のなり手はいなくなるだろう。本当にそれで良いのだろうか。

自分の首を絞めるのはもうやめないか。

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