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時空を超える物語に弱い。実際には実現不可能な、過去に戻れたり、未来の情報を入手するドラマ・小説は思わず見たり読んだりしてしまう。
古くは30年くらい前にテレビドラマとして放映されたこともあり、後に映画化された「時をかける少女」。
その後暫くご無沙汰だったが、いずれもきっかけはラジオだった。TBSの朝の番組で本を紹介するコーナーで、「リプレイ」を聞いた。主人公は小説の冒頭で妻と言い争い中に心疾患で死亡する。次の瞬間、学生時代に戻っている。しかも死亡するまでの記憶を全て保持しながら‥。当然やり直し人生で競馬、株で大儲け、財をなす。しかし同じ年月日にまた死亡、そして‥。
たまらず本を手に入れ、一気に読んでしまった。結構厚い本だったが、読んでいて興奮した。
最近は同ラジオの朗読番組で紹介された短編集「もつれっぱなし」から「四十四年後の証明」。男女の会話のみで構成される短い小説、これは二人のアナウンサーで全て朗読された。再び本も入手して読んでしまったが。20歳代の主人公の男に、孫の女の子から電話がかかって来る。最初からかわれていると思っていた男も段々話を信じるようになって、まだ見ぬ孫から妻や娘の話を聞き出す。自分の運命も知り、そして‥。
特に記憶を持って過去に飛ぶ、即ち人生をやり直すという願望は誰にでもあることかも知れない。日頃読書から遠ざかっていたのだが、これらの本には思わずとりこになってしまった。
やり直しがきくならどういう人生を歩くだろうか。

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