平成22年7月1日の佐伯市での講演内容です。


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昨日は、出席者が少なくて、拍子抜けって感じだったかな。それでも、出席していた人は、真剣に聴いてもらえた感じ。60分間の講演って、あまりしたことなかった。もっと時間が欲しかったなあ(少なくとも90分間)。
海外から見た日本でなく、県外から見た佐伯市って感じで話して、スライド、半分も行かなくて、3分の1ぐらいで終わってしまった。
佐伯市は、国際観光都市として行けるって話をしたけど、「彩木の会」の人たちは、どう思われたかなあ・・・?
市のトップ集団にその意識がないと、なかなか、難しいかな。
熊本城に来ている人、韓国の人が多い。阿蘇だって、そうだ。集団でバスで来ていて、見ると、別府経由で来ていて、別府→阿蘇→熊本城ってコースみたいだ?
小樽にしても、札幌経由で(電車で30分ほどで)来ている。佐伯だって、高速道路を使えば、別府から40分余で来れるはず。少なくとも、熊本よりはずっと近い。
しかし、佐伯に来ても、韓国語や中国語での説明、殆どない。海外からの観光客の受け入れ体制が、まだ、しっかりと出来ていないのだ。その点、小樽市や旭川市や富良野市や熊本市では、行政も市民も、一丸となってどんどん進んでいる感じがするけど。
次の質問をした。
○イスラム教徒と言われた場合、イメージするのは、
1、少し怖い感じがする。
2、親しみを感じる。
(1が多かったなあ。自分は、2だけど・・・。実際に、イスラム教徒の人たちと直接接してみるといいのだが・・・)
○日本の乳児死亡率(1000人生まれて、1歳までに亡くなる数)は、次の内のどれか?
1、2≦X≦3
2、3≦X≦5
3、5≦X≦7
4、7≦X≦10
(正解は、1。これ、世界一なんだけど・・・それに携わっている日本の小児科医は、体ボロボロ?!)
○抗生物質は、ウイルスに効果があるかどうか?
1、ウイルスには、全く効果なし。
2、少し効果がある場合もある。
3、しばしば有効である。
(正解は、1。細菌には、効きますけど、ウイルスには、全く無効ですね。)
○顔面まひの時、まず、かかるべき科は?
1、神経内科。
2、脳神経外科。
3、耳鼻咽喉科。
(正解は、3ですね。田中角栄氏がそれになった時、まず、耳鼻咽喉科を受信し、次に、麻酔科を受診した様ですね・・・)
○細菌性腸炎による下痢の場合、下痢止めは、与えるべきか?
1、積極的に与えるべき。
2、与えるべきでない。
3、ケースバイケース。
(正解は、2です。O-157の時、下痢止めを上げて、べロ毒素の排泄が遅くなって、大変なことになりました。で、今は、細菌性下痢の時は、下痢止め禁忌となっています。ウイルス性の場合、時に、使用しているケースもある様ですが・・・)
○子どもの教育は、いつから始まるか?
1、生まれてから。
2、妊娠中から。
3、その他。
(自分の子どもが、その子どもを上手く育てられて、初めて上手く出来たと言えるとのこと。つまり、3代上手く行ってとなる。それで行くと、少なくとも、その母親が出産年齢になるまで、つまり、生まれる20年程前からと言うことになるかな・・・?!)
○義務教育で、落第させることについて、どう思われますか?
1、義務教育の段階では、どんなことがあっても、落第させるべきでない。
2、(かなり下げた)基準以下であれば、落第させる。(次に受け持たれた先生が大変だし、土台、本人がその後、困るだろうから・・・)
3、小中学校では、落第制度は、作らない。高校では、義務教育でないので、落第制度があってもいい。
(先進国で、義務教育で落第制度がないのは、日本だけ!小学生の3割が、中学生の5割が、高校生の7割が、授業に付いて行けてないとのこと。しかし、大学を含めて、トコロテン式に進級出来ている日本の教育制度、→おかしいと多くの関係者が思いながらも、何故、一向に変えられないのかな・・・?!いい教育をして、いい人材を作ること、これが将来を豊かにするのでは・・・?!)
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3月15日(月)の17:30~19:00まで、「メンタルヘルス勉強会」で、講師の人が来て、話をされていた。その中で、チェック項目があった。
最近1カ月間の自覚症状について、
1、イライラする
2、不安だ
3、落ち着かない
4、ゆううつだ
5、よく眠れない
6、体の調子が悪い
7、物事に集中できない
8、する事に間違いが多い
9、仕事中、強い眠気に襲われる
10、やる気が出ない
11、へとほとだ(運動後を除く)
12、朝、起きた時、ぐったりした疲れを感じる
13、依然とくらべて、疲れやすい
(それぞれ、殆どないを0点、時々あるを1点、よくあるを3点として、0~4点、5~10点、11~20点、21点以上のA~Dのグループに分ける)
最近1カ月間の勤務状況について、
1、1カ月の時間外労働(ないか適当を0点、多いを1点、非常に多いを3点)
2、不規則な勤務(少ないを0点、多いを1点)
3、出張に伴う負担(ないか小さいを0点、大きいを1点)
4、深夜勤務に伴う負担(ないか小さいを0点、大きいを1点、非常に大きいを3点)
5、休憩・仮眠の時間数及び施設(適切であるを0点、不適切であるを1点)
6、仕事についての精神的負担(小さいを0点、大きいを1点、非常に大きいを3点)
7、仕事についての身体的負担(小さいを1点、大きいを1点、非常に大きいを3点)
(1~7の総計が、0点がそれぞれを0点がa、1~2点がb、3~5点がc、6点以上がdのグループに分ける)
・Aでaか、Aでbか、Bでaか、Cでaは、0点。
・Bでbか、Dでaは、1点。
・Aでcか、Cでbは、2点。
・Bでcか、Dでaは、3点。
・Aでdか、Cでcは、4点。
・Bでdか、Dでcは、5点。
・Cでdは、6点。
・Dでdは、7点。
以上より、仕事による負担度の判定は、0~1点は「低い」、2~3点は、「やや高い」、4~5点は、「高い」、6~7点は、「非常に高い」と判定される。
そうだなあ、昔は、全部当てはまる感じで、最高得点だったかな(今は、してみたら、何と、0点だった!・・・秘密)。
昔は、入院患者を独りで沢山受け持って、毎日、24時間休みなく拘束されて、訴訟も抱え、トラブルもたくさん抱え、慢性睡眠不足状態で、笑わず、話さず、イライラしながらも不安状態で、元気なく救急医療をしていた。
何故あんなに頑張れたのかとも思う。と同時に、同じ経験を他の人には決してさせたくないと思う。
今は、幸いに、それが殆どないが(今がこの30年で、一番検査データもいいし、鼻髭伸ばし出して、笑顔一杯?!)。
困難なことがあっても、それをバネにして、プラス思考でチャレンジして行こうとする人がいる一方で、自信を失って、どんどん落ち込んで行く人もいる。それで、メンタルヘルスの場合は、その人のタイプに応じて対処するべきなのだ。
とてもよく頑張る責任感の強い人には、・・・→休んでも、会社はそれなりに回ると周りが言ってあげて、時々ゆっくりと充分に半強制的にも休ませて、気分転換をさせるべきだと思う。
自分がそんなに必要とされてなく、自分の存在感があまりないって感じで自信喪失気味に落ち込んでいる人には、・・・→周りがしばしば声掛けをして、その人のしていること(仕事など、時には、生きていること)の評価をちゃんとしてあげ、そのままでいいと周りが言ってあげるべきだと思う。(症状が強い時は、専門家に紹介すべし)
この12年間、自殺者が日本では毎年3万人を超えている。自ら(個人的なこと)の要因が大きいことの割合よりも、今は、自ずから(環境)の要因が大きくなっているのではないかと思う。
学校関係者や医療従事者に笑顔がないケースがしばしば見られる。直接人間相手の仕事だけに、影響は深刻だ。
「分け合えばあまり、奪い合えば足りぬ!」、又、その人の気持ちの持ち方一つで変わることもある。趣味を持つことも大切だと思います。
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1920年(大正9年)に、1000人の出生に乳児期に166人も死亡していたのが、今では、わずか3人以下になっている。80年以上経って、死亡率が50倍ほど改善しているので、当の子どもも、50倍幸せになっているかと言うと、全く違う。
かなり前になるが、昭和59年10月に、東京都の中学1年生~高校3年生までの1050名(回収率90%)をかなり信頼のおける方法で調査して、以下の続きにそのデータが出ている(東京都立大の詫摩武俊教授が、日本小児科学会で発表)。
2005年度に全国の公立小学校の児童が起こした校内暴力の件数は、過去最高の2.018件となり、教員への暴力行為は、前年度より38%増加の464件となっている。しかし、これは、氷山の一角ではなかろうか。実際は、その数倍、いや、軽いのも入れると、更に多くなり、正に、起きる寸前のものまでも入れれば、その数字は、計り知れない。
つまり、かなり前から、既に、その兆候はあり、多くの人から、それなりの対策の必要性を声高に言われていた。しかし、その声は届かず、低年齢化してしまったのである。
生まれつきの非行少年や少女とか、生まれつきのいじめっ子などというのは、考えにくい。どの子どもも、可能性のある豊かな赤ちゃんであったはずであり、可愛い幼児であったはずである。それが年齢と共に、大きく変化して行ったのだ。
我々大人は、何故、そこまで子どもを追いやったのかを、今こそ、真剣に、謙虚になって、反省しなければいけないと思う。
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はじめに:子どもにとって、今の社会は、どう見えるのか?生まれてきて、幸せを感じているのか?今の大人とは、子どもにとって、どんな存在か?現実に、子どもは、大人を、どう見ているのか?我々大人は、そんな子どもに、どう接して行けばいいのか?子どもとは、本来、どうあるべきなのか?今、大人は、子どもに何をしてあげたらいいのか?それ等のいろんな問題に対して、一緒に考えてみましょう。
いろんな見方:黒柳徹子さんの言葉、「子どもで一番大切なこと、それは、好奇心」。イスラム教では、子どもが一番神に近い。アフリカでは、世の中で一番大切なもの、それは、子ども。日本では、子は、鎹(かすがい)。子どもが親を見る目は、冷蔵庫の氷よりも冷たいとの言葉もある。3歳の子どもの1年間は、30歳の大人の1年間の10倍の重みがある。大人の縮図が、子どもの姿である。アメリカでは、生後5日目までに、決められた所に置き去りしても、罪にならない。アメリカインディアンの教え:「お母さんは、あなたの子どもをしっかりと胸に抱きなさい。そしてその子に、この世界は平和であり、人間は信ずるに足るものであることを教えなさい。お父さんは高い山に登り、あなたの子をかかげ、世界は広く、やることがいっぱいあるということを、見せなさい。」
現実の姿:少子化。モノとカネの弊害(若者の新車)。高学歴。核家族。地域社会の解体。三つの間がない(時間と空間と仲間)。離婚の増加。リストラ。幸せ度が低い。被虐待児症候群の増加。小学校での、校内暴力事件の増加。小学校では、3割の子どもが、学業に付いて行けない。中学校では、半分。高校では、7割。大学では、?。日本では、義務教育では、落第しない。小さい時から、知識偏重教育。塾やお稽古事の負担。自然体験が少ない。睡眠不足。朝食抜き。肥満児。やせ。常習便秘。親が、仕事人間。ニートの増加。格差社会。
解決する方法は?(以下の1~10を参考に)
1、 五感を使って学習することの大切さ。
テレビの弊害、ファミコンの弊害。
2、 自然体験学習の大切さ。
幼児期の感性教育。右脳教育。知情意の内、知は、最後にあるべし。年齢に応じた教育の仕方、個性に応じた教育の仕方。価値観の多様化。
3、 幼児教育の大切さ(家庭教育、学校教育、社会教育)。
知育・徳育・体育 それに、食育
4、 こどもは、物真似の天才。
それに、子どもは、天才である。記憶力、順応力、適応力は、抜群。しかし、経験が乏しいから、判断力に欠ける。
5、 一番近い同姓の目上の人に、影響を受ける。
幼稚園生の女の子の一番なりたいものは、保母さん。幼稚園生の男の子の一番なりたいものは、運転手さん。母親が、息子に、父親に付いて悪く言うことは、最悪。母親が、父親をけなすと、息子は、モデルをなくす。親が担任教師の悪口を言うべきでない。
6、 自然体が大切。
自然に逆らわないで生きると、病気にならない。自然の生き方とは、調和(共生)と必要最小限度の要求。他人と競争することは、自然の生き方に反する。ヒトも、自然の一部。知足の精神を教える(ライオンは、お腹が一杯の時は、襲わない)。
7、 大切な反抗期(一番言い易い人に、反抗して、言う)。
親子の会話が大切。子どもは、まず、親に相談したい。夫婦も、会話が必要。女性は、順番は、妻・母親・仕事であるべきか?!
8、 小学校低学年でのいい先生とは、一緒に楽しく遊んでくれる先生、しかし、高学年になると、生徒に出来ないことが出来る先生、心底から尊敬出来る先生でないと、生徒は、付いて行けない。子どもが親が尊敬出来ないと、教育は、難しい。(しかし、現実は、親の喫煙、親の賭け事、親戚との亀裂、夫婦の亀裂、近所との亀裂など)
9、 10歳~12歳の教育の大切さ(この時に描いた夢が、何かが大切)。生きる上で、尊敬する人が身近にいること、夢を持つことは、大切である。
10、 大人がいい価値観、いい生き方をする。大人一人一人が、実践する。
カは「感謝」、キは「緊張」、クは「くつろぎ」、ケは「継続」、コは「好奇心」
おわりに:60歳で、±20歳の差が(精神的にも肉体的にも)。個性と調和の時代。自立することの大切さ。「思いやりと実践」人生20年×4の生き方。
日本の素晴らしさ:乳児死亡率、新生児死亡率、早期新生児死亡率、周産期死亡率で、世界一。日本では、多くの人が、新聞が読めるし、計算が得意。水道水が飲める。蔭膳。相撲。道を極める精神。武士道。祭り。日本(人)には、和を尊ぶ、謙遜、上品さ、奥深さ、さび・わび、独特の美しさがある。四季(更に二つ)の変化。日本民族はどこから来たのか(戦争がいやで集まって来た民族?)、今は、世界と関わる時代、日本人は、アメリカ人を恨んでいない。
(私の講演内容です)
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