長女の友達の配偶者(男性)のブログより引用
(とてもわかりやすいかと思います)
カイロ・プラクティックのお話です。
カイロ・プラクティックという言葉を聞くと、みなさんはどういうイメージをしますか? 60分7000円、というイメージですか? バキバキボキボキというイメージですか?
日本では、カイロ・プラクティックをするために資格はありません。言ったもの勝ち。そして、その多くはカイロ・プラクティックという名前の「マッサージ」になってしまっています。
本当はどうなのか、解説します。
【カイロ・プラクティックとは】
まずカイロ・プラクティックで行うことは基本的に「背骨の歪みを直す」のみ、です。カイロは1800年代の終わり、アメリカで生まれました。磁気療法士だったD.D.パーマーという人が、難聴の患者さんの背骨を触っていると、1カ所だけ、非常に強い痛みがある骨があったそうです。それを押し込むように、元に戻し、背骨をまっすぐにすると、なんと難聴が回復したというのです。これをきっかけに、背骨を直すと体の機能は回復するのではないかという思いのもと、研究が重ねられ、今日に至ったというわけです。
【体に本来の元気を】
背骨の歪みを直す大きな利点を2つほど聞いています。ひとつめは神経の流れを正常な状態に戻し、体の持つ自然治癒力を最大限に発揮することです。体が本来持つ自然治癒力はわれわれの想像をはるかに越えています。もし、最大限に発揮されればガンさえ直す可能性もあると書いてある書物もあります。(最大限に発揮するためには他の要素も正す必要がある) 首から出る神経は腕に、背中から出る神経は臓器に、腰から出る神経は下半身に通じているそうで、それぞれの流れが悪くなることで、体の調子が悪くなります。
僕の場合は、右手のしびれ、左肺の機能低下、副腎の機能低下、左足のだるさがピッタリと理屈にマッチしています。
【回復力の早さ、疲れない体】
もうひとつは、エネルギーの節約です。生活上、体が大きくエネルギーを使うのは、・食べ物の消化と吸収、・体のバランスの維持だそうです。
ボウリングの球を片手でまっすぐ持ち上げた時のことを考えてみてください。その手の平がまっすぐ上を向いて、球を真上にもってきたとき、きっちりと楽にバランスが取れます。が、ほんの少し、前や横に傾くとどうでしょう。かなり大きな負担が腕にかかってくるはずです。それと同じように、頭をまっすぐ体の上に乗せてやれば、首や背中に余分な力をかけることなくバランスをとることができます。余分な荷重がかかったままだと、慢性的な肩こりや疲れが早く出てきてしまいます。こうして、普段バランスを取るために使われているエネルギーを節約することで、体の回復力を高めたり、体力の温存をしたりすることで、不意の病気にも即座に対応できるようになります。いわば自然治癒力の強化です。
【自然に生きる】
これらをもってして、人間の体の持つ力を最大限に発揮させる。これこそが、エジソンの言う次世代の予防医学です。どこにも薬が入る余地などありません。不自然なものは何にもいりません。アメリカを初め、欧州の数カ国ではカイロプラクティックの位置づけはかなり高くなっています。施術者は医者と同じように専門の大学院を出て、国家資格を得る必要があり、その後Dr.の地位が与えられます。分野(内臓系)によっては西洋医学ではもう治せない、と認められ、カイロへとフィールドが移っているものもあるそうです。
【実際に受けた施術】
僕が受けた施術は、頭の付け根に手を置いて、微妙な力加減で頸椎の歪みを直していくタイプ。驚くことに手で触れられているだけのように感じます。全く力も感じないし、何をされているのかもわからない。ときどき「プツッ、プツッ」と耳の奥で聞こえるんですが、これがなんと、骨がずれていっている音なんだそうです。施術を終えて、立ってみるとびっくり。体が揺れてまっすぐ立てないんです。肩がぎゅーっと後ろに引っ張られる感覚になり胸が大きく開いた感じになります。これは首のずれを直したことで、体がまっすぐ立つために最適な場所を探してバランスをとっていっているところなのだそうです。一晩寝ると背中が筋肉痛になりました。普段使ってない筋肉を使って立ったことによります。足を組まずに座れるようになったり、背筋を伸ばしても疲れにくくなったり、劇的に変わった感じでした。
【日本でのカイロを取り巻く現状】
しかしながら、日本ではカイロの制度がないばかりか、規制も不自然なまでに厳しくなっています。日本において、カイロは準医療行為としてすらも認められていません。(理由は山ほど考えられますが、ここではやめときます)冒頭でも書いたのですが、名乗ったもの勝ちで、ちゃんとした知識と技術のない人に施術され、悪化した人もたくさんいるようです。そんな中でも、ちゃんとした治療院は存在します。東京、京都でおすすめがあるそうですが、ちょっと遠いので僕は姫路に通っています。そこはバキバキやるタイプではありません。(バキバキやるタイプが駄目とか、そういうわけでもないです) 痛みは全く伴いません。体の調子がみるみるとよくなっていくのを感じます。興味ある人は教えますので、一度お試しください。あ、背骨がまっすぐになると本能的に異性にもてるという実験データがあるそうですよw。
以下の続きは、私の記載。
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昨日のNHKの「ためしてガッテン」では、虫歯を見つけた時、削るかどうかは、長期観察で決め、いきなり削って埋めての治療は間違っているって感じでの内容だった。虫歯の早期治療何て、長いこと信じられてきたことじゃなかったのかなあ。早期発見は大切だが、その後、削って埋めるかどうかの是非を長期に観察した結果決めるなんて、歯医者さん、これでは、皆、潰れてしまうんじゃないのかなあ(もう、どんどん潰れている所もあるらしいが?!)。
医者だって、風邪や未病を患者さんが売店の漢方薬でちゃんと治していたら(もちろん、証を合わせる必要があるが)、やって行けなくなるかも?!(こちらの方がいい治し方をしているケースがあるかも知れないが・・・?!)
虫歯(C=カリエス)の表記、C1やC2と書かずに、C0と書くとのこと。このOは、observation(観察)のこと。唾液が大切な働きをしていて、隠れ虫歯を唾液で治しているとのこと(つまり、自分で治している、自浄作用)。
食べた後は、歯の周りが酸性になることが多いので、それを防ぐには、食べた後には必ず歯磨きをし、酸性になる時間を極力短くすることが大切だとのこと。
寝る前の歯磨きって、とても大切なのだ。ビールを飲んでそのまま寝ると、虫歯になるかもっての話だったかな。
追加: コメントで、歯科の先生と思われますが、C2以上の明らかなう蝕は早期の治療が必要(早ければ早いほどよい)。C2以上のう蝕の場合、自然治癒ないとのコメントを頂きました。ありがとうございました。
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(再掲) 去痰剤として医師になりたての頃よく使っていたビソルボンなる去痰剤、これって、痰が多くなるだけで、却って良くない感じがしているが・・・。レフトーゼやノイチ ームなどの去痰剤、子どもではアレルギーが怖くて、使い難いと思っています。よく使われているムコダイン、発疹が出た子がいましたが、めったになかったことなので、私は、ムコダイン+ムコソ ルバンを頻回に使用しています。
去痰剤を使用したその夜は、かえってよく咳が出ることが多いので、親御さんにはそう説明しています。2晩目からは、咳が軽くなることが多いです。去痰剤と同時に気管支拡張剤のメプチンやホクナリンテープを処方することも多いですが、メプチンで副作用の出る子がたまにいます。メプチンよりも頻度は少ないですが、ホクナリンテープでも、気分が悪くなる子が時にいます。
小さな子どもの場合には、その多くで咳止めは無意味なことが多いと私自身は思っています(全てではないが、大半が)。小さな子どもの場合、直ぐに湿性の咳になることが多く、咳止めで却って治りを悪 くしているのではと思うことが経験的に多いです。
抗ヒスタミン剤(ペリアクチンやポララミンなど)+アスベリンでは、痰が粘稠になって、却って良くないのではと思っていますが、この処方をされているケース、多いですね。むしろ、乳児の喘鳴では、私自身の個人的な意見では、禁忌ではとまで思っていますが・・・。
(冬に乳児に多くRSウイルスが原因のことが多い)細気管支炎での吸入は、吸入の時間や回数など、点滴の速度と同じく、かなり細かく診てして行くべきだと思っています(私の場合、早期から漢方薬の清肺湯を使用していますが)。
時に、細気管支炎と思っていたら、クループや喘息のこともありますし、又、細気管支炎と合併していることもあり、兎に角、小さければ小さい程急変することが多いので 、随時よく診ることが必要だと思っています(3カ月未満は、小児科医にとっても、急変するだけにその判断は難しいです)。
抗生物質は、当たり前ですがウイルスには無意味(しかし、麻疹の時には、免疫力が落ちて細菌感染を引き起こすことが多いので、抗生剤をしばしば使用することがありますが)。強い抗生剤は、個人的には、腸内細菌のバランスを強烈に崩すので、禁忌とさえ思っています(やむなく抗生剤を使用した後は、殆どの例で、漢方薬を追加していますが)。
退院後に咳が止まらず、その原因が何かよく分からず、長いこと掛かって父親(時に母親や祖父)の喫煙と判明したことがありました(最近では、咳が止まらない場合、まず、同居の人の喫煙の有無を尋ねています)。つい最近の痛い経験では、大きな子どもの百日咳( 百日咳の多くでは、熱がなく、予防接種をしていたり、大きな子どもさんですと百日咳独特の咳をしないことがあります)があり、(独特の咳を典型的にするまで百日咳を疑わなくて)見落としていました。
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(再掲) 私なりの子どもの見方
ゆったりとした、図太い鈍感力を身に付けた母親の子どもさんだと、あまり病気にならないし、病気になっても重症にはなりにくい気がしている。そんなお母さんだと、子どもに熱があっても慌てなくて、深夜に来ることはまずない(これが正解の事が多いと思うのだが)。
子どもの鼻水をすすっている母親にしばしばお目に掛かる。それも、汚い鼻水なのだが。親の愛情を直に感じ取れていいかなと思う。治りもいい感じだ。
とても神経質で、熱が出たと言っては、ちょっと下痢をしたからと言っては、直ぐに医者に掛かっている親御さんだと、子どももかなり神経質になっていると思う。うんちをした後も何度も拭いて清潔にしている感じの母親。結果的には、マイナスになっているかも知れない。
夜泣きの時に、抑肝散(や甘麦大棗湯)なる漢方薬を上げることがある。証が合ってホントにそれ以来ピタッと治ることがあるが、母親にも一緒に処方するとより効果がある様だ。
母親がイライラしていると、子どもの心の寄り所がなくなって、病気がちになっているみたいだ。夫婦の不仲は、最悪。親が学校の先生の悪口を子どもの前で言い出すと、 子どもは当然のことだが、当惑してしまう。同じ様に、親御さんが医療機関を不信に思っていると、子どもも不安になる様だ。やはり、掛かるからには、その医者を信じてもらいたい。
突飛な意見があって、子どもが熱があって医者に行くと抗生物質と解熱剤をもらう。で、免疫力が落ちて、治りが悪くなるが、親御さんが医者を信じることで、親が安心することで子どもも安心して、それが子どもの免疫力に影響して、少し医者に掛かった方がいい感じになって、病気が少し早く治った感じになるとか?!
子どものカゼで抗生物質をあげなくなって余り病気をしなくなったとはっきり言ってもらえた母親がいた。解熱剤を使わなくても濡れタオルで拭けばいいと思うのだが、どうも、日本では解熱剤の内服や座薬を上げ、直ぐに医療機関に掛かるのが定番になっている様だ。そして、掛かっても又熱が上がったと言って、時間外に慌てて来ているケースもある。
(以下は、私が熱を付ける表と一緒に書いて渡している内容)
子どもの見方は、次の4点に注意することが大切だと思います。つまり、「機嫌」、「顔付き」、「食欲」、「睡眠」です。熱、咳、下痢などがあっても、以上の4点であまり問題なければ、あわてる必要はないと思います。その大半は、翌日受診しても間に合うものと思われます。
しかし、熱はないけど、何となく顔色悪く元気がない(腸重積やショック状態?)、熱はさほど高くないけど、力のない咳をして殆ど飲まなくなって息づかいが何となくおかしい(細気管支炎?)、3カ月未満の子どもの発熱(敗血症や尿路感染症など)、嘔吐が止まらない、顔色がどんどん青白くなっている、痛みがどんどん増している(急性虫垂炎?)、全く眠ることが出来ない、けいれんが止まりそうにない時、意識状態がだんだんおかしくなっている(急性脳症)、そんな状態は救急ですので、直ぐに受診すべきでしょう。
「熱」について説明します。
発熱は、熱を出して治そうとしている体の防衛反応ですし、熱の経過を見ることで、病状経過を知ることができます。熱を安易に座薬で下げても、再び上がることが多く、ウイルスがかえって強くなって熱が長引き、又急に熱を下げてもその反動で上がる時にけいれんが起きることもあります。当院では、その様な理由から、安易に解熱剤の座薬を使用していません。熱で苦しそうにしていれば、濡れタオルで、首や脇やソケイ部を拭いてみて下さい。それでもひどくきつそうにしていれば、病院にお電話下さい。急に熱が上がっても、その多くは、あわてる必要はないので、(元気がなければ)翌日の午前中に医療機関を受診して下さい。小児の場合は、熱の原因としてはウイルスのことが一番多いのですが、その多くは上下しながら熱があっても3日間です。
*アデノウイルスやインフルエンザでは、それ以上になることがあります。子どものインフルエンザでは、(麻疹と同じ様に)熱が下がって又上がる二峰性のパターンをとることもあります。子どもの発熱の原因は、細菌感染でなくウイルスのことが圧倒的に多く、細菌性の場合は、一般状態がウイルス性よりも悪くなっています。しかし、インフルエンザとか麻疹は、ウイルスですが、一般状態は初めから良くないことが多いです。
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まず、体重計を買ってくる。体重計も、100g単位で数字が出るものを買う。3000円前後で結構いいのがあるはず。で、私の場合は、朝起きた時、朝食後にトイレ行った後、入浴後の3回測定している(朝食前後と夕食前後の1日4回でもいいと思うが)。で、それを入念に毎日繰り返して目に付く所に値を記載していると、今、自分の体重がどの位になっているのか、不思議なことに、200~400g前後の誤差で、正確に推定出来る様になる(本当です!)。もう、こうなればしめたもの。体重測定が趣味となり、努力を惜しんでする様になるかも。
追加:蛋白質は、充分に取ること。野菜を沢山摂ること。1日3食、規則正しく摂ること。適度の運動。就寝の3時間前から食べないこと。就寝前に摂るとしたら、水分のみ。沸騰させた白湯にカボスやレモンを掛けるといいかも。もちろん、500mlの水分を摂取すれば、500g増えますが。体重に敏感になった自分を知って、これを面白がれば、しめたものです。続けられることを切に祈ります。
(写真と記事の内容とは、全く関係ありません)

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(6月29日(土):NHK総合テレビ22:25~22:55)
子どもの死亡原因で1位の小児がん。中でも治療が難しいのが小児脳腫瘍だ。年に200人を超える子どもが全国から集まる北海道大学病院には、「ぼくのさわむら先生」と慕われる脳外科医がいる。これまで800人を手術した経験を持つ澤村豊医師(54)だ。
小児脳腫瘍と向き合う中で、澤村先生は常に治療の難しさに突き当たる。「腫瘍を摘出すれば、障害が残るかもしれない。しかし、摘出しなければ命が危ない。」厳しい選択肢を前に悩み続ける日々だ。
澤村先生は、どんなに幼い子どもでも直接インフォームドコンセントをして、病状や手術方法などを丁寧に説明する。子どもが生きる力を取り戻すために病気を受け入れ、闘う覚悟を持つことが必要だからだ。 「生きることを決してあきらめない」という‘命の約束’が交わされる診察室。子どもの人生を背負って病と闘う一人の医師、そして懸命に生きようとする子どもたちの姿から、当たり前に生きられることの尊さが浮かび上がる。
脳外科医って、大変だなあと思う。一人前になるのに10年近く掛かり、長時間の細かい手術が出来る年限も、他の科よりも短いと思う。それに、訴訟も産婦人科と同じく、トップレベルだ。好んでその科を選ぶ人も、少なくなっている。子どもの脳腫瘍に関しては、予後が良くないことが多いだけに、気苦労は小児科医以上だと思われる。
手術前に、子どもにもちゃんと説明しているが、その説明の仕方が上手。子どもがホントに安心して手術に臨める様にコミュニケーションを取っている。澤村先生の一言一言が、実に重たく感じられた。「手術前の子どもの姿が立派に見える」「正解のない問いに迷う」「どちらを取っても、どちらも正しい」「後で後悔しない」「そうしないと、(次の)手術に入れない」。
立派な先生だなあ。
こんな感じで、現場では、多くの医師が迷いながらも目の前の治療の決断を迫られている。後で、訴訟なんてことになれば、ホントに落ち込んでしまうなあ。
子どもの場合、年齢、性別、その子の性格や周りの状況など、いろんな要素が入り、具体的にどうその子とその親御さんと接すればいいのか、教科書に総論はあっても各論はない。自分なりに会得するしかない。
思うに、一番大切なことは、来院した親御さんにも子どもさんにも、安心感を与えることだと思う。心配で来院している訳で、来院後に不安になって帰る様では、何の為に医療機関に来たのか、患者さん側にとっては分からなくなる。安心感を与える為には、医療側にもゆとりが大切だと思う。ゆとりがあれば、医療側にも自然と笑顔が出てくると思う。
私は、入院して翌日はっきりと良くなっている場合、V-サインをして、親御さんと一緒に喜ぶことにしている。拍手をしたり、親指を立てたり、「バッチリ、バッチリ」何てよく言っている。しっかりと喜びを顔に出さなければ、親御さんに伝わらないと思っている(男女や夫婦の間も同じですかね?!)。
名前は、名字を言わずに、「○○ちゃん」「○○君」などと言っている。大きな子は、そう言う訳にはいかないが。怖いとの垣根を取る感じで、初めに名前を呼んでいる。それでか、外来で泣く子がホントに少ない。
私の場合は、漢方薬をよく使うこともあって、手先の温かさを確認し、脈を両側よく診ている。初めての子どもは、手を引っ込めることが多いが、次第に慣れてきてくれる(専門的だが、風邪の引き初めは、確かに、脈診で右の方がよく触れる!)。
所見を親御さんに言うことにしている、・・・「お母さん、見て!喉ちんこがはっきりと赤くなっているでしょ、その熱だと思いますヨ」。
上手に聞き出すことも大切で、咳であれば、コンコンかゴホンゴホンか(更に、喉を押さえて咳を実際にさせることも多い)、鼻水であれば、色が付いているか、下痢であれば、匂いがどんなかなど、看護師さんの問診に付け加える感じでしている。説明も、「(聴診器で聴いた後に)ゴロゴロあるけど、バリバリないよ」とか言っている。
初診でも、あまりにも元気なければ検査し、検査の結果も親御さんの顔色をしっかりと見て、納得できる感じで説明している。
犬は、飼い主の顔をよく見るというが、正に、医師もそうでないといけないと思っている。
子どもを扱う科は、時間を問わず忙しいことや厳しいこともあるが、他の科と違って、得なこと、確かにある。それは、やはり子どもからエネルギーをもらえること。子どもは、ホントに、「未来の財産」だと思います。
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朝起きると、ウグイスが鳴いていた。はっきり言って下手。数日前から鳴いているのだが、まだ、上手でない。
小学生の時にメジロを飼っていた。続けて高い声で鳴いていたが、初めからそんな感じで出来た訳じゃない。日増しに上手になって行った。そして、1カ月もすると気持ちよさそうに高らかに長く鳴ける様になっていた。
医療も同じだと思う。
3月11日(火)22:00からのNHKのプロフェッショナル「仕事の流儀」で、67歳の小倉記念病院の院長でもあり、心臓カテーテルでの日本の草分け的存在でもある、心臓内科医「延吉正清」先生が紹介されていた。
仕事場でも、常にリラックスしている。ニコニコしていて、腰が低い。心カテ直前に気軽に、「全然心配ない」と患者さんに言っている。 見えない一点を射抜く。それが出来るのは、自分の力を信じ切れるから。自分の力が信じれる様になるには、経験しかないと言う。正に、プロの言葉。
4万5千件程のスゴイ臨床経験を持ち、記録もきれいに整理している。ここまで来るにも、それなりに苦労している。
北九州市で次男防として生まれ、京大出た後に、心不全で亡くなった妊婦を受け持って、自分の無力さを感じる。その後、33歳で心臓の造影検査を始めている。41歳の時に、それで血管を傷つけ、外科の先生のお世話になる。周りから、「あいつは命を危険にさらしている」と言われる。先生自身が、ストレスで心房細動にもなる。当時アメリカで盛んに行われていた心臓カテーテルの検査を見るために、独り、自腹で、アメリカに行って修行を積む。そこでは、手取足取り教えてもらった訳でなく、唯見るだけ。
自分といつも親しくしている人も、延吉先生からしてもらっている。1時間近く掛けてしたが、通らなかった。しかし、してもらった本人は次の様に言っていた、「あんなに完璧に分かりやすく説明を受けたこと、初めてだった。親身になって一生懸命にしているのが分かった。今回どうして上手く行かなかったかもよく理解できた。頭を下げられて、再挑戦を言われた。素晴らし先生」と絶賛していた。
絶対ミスをしない。1000人したら、1000人が全て成功しないといけない。諦めたら医者ではない。命を与えられているのは主治医のみ。これが先生のポリシーだと感じだ。
先生は、将来自分を越える弟子を沢山育てる為に、今も頑張られている。今、18人もの研修生がそこで学んでいる。一人で、どんなプレッシャーにも打ち勝って出来る医師を沢山養成する為に。降圧剤を飲みながら。
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昭和51年に卒業し、その年末・年始は、宮崎県立宮崎病院勤務だった。とても忙しくて、宮崎市内の小児科医がどこもベッドを持っていなく、救急を積極的にしていない関係で、時間外に沢山来ていた。当時は、宮崎医科大学もオープンしていなくて、県下からひどいケースで時々送られてきていた。小児科ベッド数90を、研修医3人を含む6名で、新生児・未熟児医療に振り回されながら、未熟ながらも激務をこなしていた。(当時のナースに会うと、あの時は、一番忙しかったですねえと言ってもらえる)
昭和52年10月1日に、宮医大に移った。診療がオープンしたのは、昭和52年の10月末で、小児科のスタッフは、文部教官だけのわずか7名(教授1名、助教授1名、講師1名、自分を含む助手4名)で、私が一番下で、その年の年末・年始は、正に徹夜状態だった(もちろん、12月31日の大晦日が当直であったが)。
翌年の昭和53年の年末・年始は、自分が主治医の術後の横隔膜ヘルニアの子どもを持っていて、缶詰状態で病院にいた。(この経験から、自分のエネルギーが、多くの子ども達を対象にした小児救急に使えるのではと思う様になっていた)
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20060911/1
昭和54年の年末・年始は、(大学人であったが、佐伯の救急告示病院・西田病院に就職することが決まっていた関係で)、郷里の西田病院に泊まり込んで、深夜も断らずに小児救急医療を積極的にした。
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20070830/1
統計の初めは、昭和55年~平成元年までの西田病院でのもので、年末・年始は、医大から応援をしてもらえなかった。一度だけ、ある年に、年明けにしてもらったことがあるが、その時、代診の小児科医が真っ青になっていて、音を上げて帰って行った。(西田病院では、2年間二人体制でしたが、その時には、4:00~14:00までを自分が受け持った。)
平成2年~平成10年は、たはら小児科医院でのもので、もちろん、他の小児科医の応援は、年末・年始以外も全くなく、毎日1日も欠かさずに、19床の入院ベッドを持って一人で頑張った。(佐伯では、約20年間、毎日20:00~21:00まで受け付けて、小児救急を自分なりにした)
平成11年~平成13年は、大川市にある救急指定病院・高木病院でのもので、東大小児科医局からの派遣医師4名と一緒になって、私の提案で小児救急医療を24時間365日していた。確実に数が多くなって行って、最後は、時間外患児が年間8000人近くまでになった。
平成14年~平成15年は、大分の救急指定病院・天心堂へつぎ病院でのもので、平成15年の方が14年よりも少なくなっているが、これは例外的な現象で、たまたま流行が少なかった為。平成15年元旦には、83名も来て、疲れ切っていた。
平成16年は、1年間、全く仕事をせずに世界をアチコチとブラブラし、チェンマイ、オークランド、プサン、ダッカ、クアラルンプール、キャメロンハイランド、バリ、フィレンツェ、ローマ、ピサ、バンクーバー、ヴィクトリア、トロント、モントリオール、ケベックなどに一人で(しばしば太鼓と篠笛を持って)行って、遊んでいた。
平成17年~平成19年は、上天草市立上天草総合病院でのもの。数が少なくて、楽をしている。
しかし、来年で60歳で還暦。気力はあるのだが、いろいろと病気持ちになっていて、体力が心配。
来年4月からは、この先太く短くでなく、細く長くすることに決めている。
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2歳の男児、4日の朝から急に嘔吐、外来で処置をする。5日の朝4時過ぎに嘔吐で来院し点滴施行。6日の朝5時に再び嘔吐して、そのまま入院となる。検査上尿アセトン陽性以外に、著変なし。発熱や下痢ないも腹痛あり。点滴することで顔付きも良くなり、食べる様になったので、8日の昼過ぎに無事退院。
しかし、帰宅後、20時過ぎに再びお腹を痛がって元気がないとのことで電話あり。で、これは(急性胃腸炎にしては)おかしいと思いながらも、母親との問答の中で、母親が「前もこんな感じで、いつも、主人がいない時に限ってこうなるんですよ・・・」と言われた。それでピンと来た、「お母さん、スミマセン、どうも私の付けた病名が間違っていた様です。自家中毒です。精神的なことが大きくて、・・・」と延々と電話で1時間近く話して、母親が了解してくれた感じになった(声が涙ぐんでいた)。
で、翌日の今日9日(日曜)、母親も子どももニコニコして元気な顔で来院した。以前入院した時に私が書いた入院時のカルテのまとめにもそれなりの記載があった、「疑問点・・・何故、急性胃腸炎なのに、下痢がないのか?」と。
経験的に、小児の場合、嘔吐で来院した場合、点滴をする中で、病名が次第にはっきりとしてくることが多いと思っている。
急性胃腸炎では、発熱、頭痛、腹痛、嘔吐、下痢と症状があるが(皆、揃うわけではないが)、その中で、一番大切な症状は、(特に初期は)嘔吐(嘔気)。
髄膜炎(発熱、頭痛、嘔吐が3徴)では、頭痛が主体で、点滴で顔付きが簡単に改善しないし、却って頭痛が激しくなることあり。
急性胃腸炎では、嘔吐が主体で、症状がひどい場合、点滴が非常によく効く。
急性虫垂炎(発熱、嘔吐、腹痛が3徴)では、痛みが主体で、点滴でも、あまり改善傾向がない。
アセトン血性嘔吐症では、尿アセトンが強陽性になり、母親の不安が子どもの不安となって、症状が強くなる傾向にある?!
小児科医は、2番目の主治医です。一番目の主治医の多くは、(いつも子どもに付いている)母親です。
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注射は、子どもにとっては苦痛以外の何物でもないだろう。点滴をする時は仕方ないが、しばしばする予防接種では、何度もするので子どもにとっては恐怖になるケースが多いと思われる。
いろいろ難儀した結果、いつの間にか、自分なりの方法を用いている。
もの分かりのいい子どもの場合は、「10数えたら終わる!」と約束する(10まで数えれば、いやなかことが終わると思えば、我慢できる?!)。子どもから、「5で終わって」とか、「早く数えて」とか言われることがある。で、打つ前に、「では、先生が、痛くない様に打ちましょう」と言って、打つ前から数えていて、約束通り10以内に終える。
針は、斜めよりも直角気味にする感じで打った方が痛みが少ない(皮膚の表面は痛いので、その接触部位が少なくなる為か?)。又、アルコールがまだ皮膚の上でじとじとしている状態で打つと、痛い(アルコールの液が、針の皮膚の指し口の傷と接して痛くなる)。刺す時は早く、液を入れる時はゆっくりと入れる(液を早く入れると痛い!)。そして、抜く時も、すばやく針の方向と平行に抜く。更に、抜いた後に押さえるアルコール綿は、じめじめしていると痛いので、出来るだけ強く絞った物にする。
これにより、全く痛くなかったと言ってくれる子が多い。たまたま痛点の中心に当たって痛がる関係があるかも知れないが(?)、多くの子どもが、あまり痛くなかったと言ってくれるので、注射を打つ方も、いつも痛み軽減と挑戦している感じで楽しく打っている。
昨年打った子から、打つ前に久し振りに顔を合わせると、「痛くない注射をする先生だ!」何て言われたことしばしばあり。
しかし、初めからワンワン泣く子の場合、出来るだけ早く済ませる様にやむなく速く打っていますが。
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