長女の友達の配偶者(男性)のブログより引用
(とてもわかりやすいかと思います)
カイロ・プラクティックのお話です。
カイロ・プラクティックという言葉を聞くと、みなさんはどういうイメージをしますか? 60分7000円、というイメージですか? バキバキボキボキというイメージですか?
日本では、カイロ・プラクティックをするために資格はありません。言ったもの勝ち。そして、その多くはカイロ・プラクティックという名前の「マッサージ」になってしまっています。
本当はどうなのか、解説します。
【カイロ・プラクティックとは】
まずカイロ・プラクティックで行うことは基本的に「背骨の歪みを直す」のみ、です。カイロは1800年代の終わり、アメリカで生まれました。磁気療法士だったD.D.パーマーという人が、難聴の患者さんの背骨を触っていると、1カ所だけ、非常に強い痛みがある骨があったそうです。それを押し込むように、元に戻し、背骨をまっすぐにすると、なんと難聴が回復したというのです。これをきっかけに、背骨を直すと体の機能は回復するのではないかという思いのもと、研究が重ねられ、今日に至ったというわけです。
【体に本来の元気を】
背骨の歪みを直す大きな利点を2つほど聞いています。ひとつめは神経の流れを正常な状態に戻し、体の持つ自然治癒力を最大限に発揮することです。体が本来持つ自然治癒力はわれわれの想像をはるかに越えています。もし、最大限に発揮されればガンさえ直す可能性もあると書いてある書物もあります。(最大限に発揮するためには他の要素も正す必要がある) 首から出る神経は腕に、背中から出る神経は臓器に、腰から出る神経は下半身に通じているそうで、それぞれの流れが悪くなることで、体の調子が悪くなります。
僕の場合は、右手のしびれ、左肺の機能低下、副腎の機能低下、左足のだるさがピッタリと理屈にマッチしています。
【回復力の早さ、疲れない体】
もうひとつは、エネルギーの節約です。生活上、体が大きくエネルギーを使うのは、・食べ物の消化と吸収、・体のバランスの維持だそうです。
ボウリングの球を片手でまっすぐ持ち上げた時のことを考えてみてください。その手の平がまっすぐ上を向いて、球を真上にもってきたとき、きっちりと楽にバランスが取れます。が、ほんの少し、前や横に傾くとどうでしょう。かなり大きな負担が腕にかかってくるはずです。それと同じように、頭をまっすぐ体の上に乗せてやれば、首や背中に余分な力をかけることなくバランスをとることができます。余分な荷重がかかったままだと、慢性的な肩こりや疲れが早く出てきてしまいます。こうして、普段バランスを取るために使われているエネルギーを節約することで、体の回復力を高めたり、体力の温存をしたりすることで、不意の病気にも即座に対応できるようになります。いわば自然治癒力の強化です。
【自然に生きる】
これらをもってして、人間の体の持つ力を最大限に発揮させる。これこそが、エジソンの言う次世代の予防医学です。どこにも薬が入る余地などありません。不自然なものは何にもいりません。アメリカを初め、欧州の数カ国ではカイロプラクティックの位置づけはかなり高くなっています。施術者は医者と同じように専門の大学院を出て、国家資格を得る必要があり、その後Dr.の地位が与えられます。分野(内臓系)によっては西洋医学ではもう治せない、と認められ、カイロへとフィールドが移っているものもあるそうです。
【実際に受けた施術】
僕が受けた施術は、頭の付け根に手を置いて、微妙な力加減で頸椎の歪みを直していくタイプ。驚くことに手で触れられているだけのように感じます。全く力も感じないし、何をされているのかもわからない。ときどき「プツッ、プツッ」と耳の奥で聞こえるんですが、これがなんと、骨がずれていっている音なんだそうです。施術を終えて、立ってみるとびっくり。体が揺れてまっすぐ立てないんです。肩がぎゅーっと後ろに引っ張られる感覚になり胸が大きく開いた感じになります。これは首のずれを直したことで、体がまっすぐ立つために最適な場所を探してバランスをとっていっているところなのだそうです。一晩寝ると背中が筋肉痛になりました。普段使ってない筋肉を使って立ったことによります。足を組まずに座れるようになったり、背筋を伸ばしても疲れにくくなったり、劇的に変わった感じでした。
【日本でのカイロを取り巻く現状】
しかしながら、日本ではカイロの制度がないばかりか、規制も不自然なまでに厳しくなっています。日本において、カイロは準医療行為としてすらも認められていません。(理由は山ほど考えられますが、ここではやめときます)冒頭でも書いたのですが、名乗ったもの勝ちで、ちゃんとした知識と技術のない人に施術され、悪化した人もたくさんいるようです。そんな中でも、ちゃんとした治療院は存在します。東京、京都でおすすめがあるそうですが、ちょっと遠いので僕は姫路に通っています。そこはバキバキやるタイプではありません。(バキバキやるタイプが駄目とか、そういうわけでもないです) 痛みは全く伴いません。体の調子がみるみるとよくなっていくのを感じます。興味ある人は教えますので、一度お試しください。あ、背骨がまっすぐになると本能的に異性にもてるという実験データがあるそうですよw。
以下の続きは、私の記載。
柔道の柔ちゃんのお父さんは、カイロプラクターです。松井選手やタイガー・ウッドには、専属のカイロプラクターがついています。
アメリカでカイロプラクターになるには、4回の国家試験にパスしないといけません(以前は、2回だったのですが)。アメリカ全土に15前後のそれになる為の大学(大学院に当たる)がある様です。略語として、医師の場合は、メディカル・ドクターのMD、カイロプラクターの場合は、メディカル・カイロプラクターのMCを使っています。日本と違って、学生の時にもかなりな所をまでさせていて、卒業時点で、一人前並に出来るケースもある様です。娘の教科書を見て、びっくりしました。私が大学で教わった教科書と同じ、生理学はガイトンの教科書、発生学はムーアの教科書でした。
カイロプラクターになる為の初めの国家試験の内容は、解剖学・生理学・生化学・微生物学・病理学・脊椎神経学の6つです(学校での講義をしっかりと把握していればまず合格するとのことで、基礎科目の1回目と実地のある4回目が比較的難しくて、1回目は、娘の大学では、8割前後がパスしたとか。回数制限もありますが、年2回チャレンジ出来ます。1科目か2科目だけだと、それだけでいいけど、3科目以上だと、初めから取り直しとか)。
小児科医にとって残念なことに、小児科医の子どもよりも、カイロプラクターの子どもの方が、健康とのデータがあります。
カイロプラクティックでは、治癒と言う言葉は使わない感じです。と言うのは、骨のずれは、絶えず起きるからです。それで、定期的にチェックしてもらう必要があり、信頼できる掛かりつけを持つ必要があります。アメリカでは、保険がちゃんと利きます。生まれた時からするのがベストの様です。カイロプラクターは、血液の検査は、しません。サプリメント的薬は使用しても、西洋医学的な薬も、一切使用しません。レントゲンを撮らなくても、ほぼわかるそうですが、初めは念の為に撮っている様です。
五十肩は、カイロでしても難しいと言われていました(私の場合は、漢方で軽快した感じになりましたが)。ギックリ腰は、10人の内1人ぐらいがそのままで治らない為に来て、3回の通院で、症状が取れると言われていましたが。
通院回数は(カイロプラクターの個人的なやり方もありますが)、症状が強い時には週2回、その後週1回、2週間に1回、月に1回となって行き、そして、順調であれば、2から3ヶ月に1回、更には、年に1から2回って感じになる様です。
カイロプラクターの生活はとてもいい感じです。忙しい曜日には、夜の8時や9時前に自宅に帰ることも週1回ぐらいはあるみたいですが、週に2日間の休みはバッチリ取り、救急はまずなく、MDと比べて格段に医療訴訟も少なく(訴訟の保険料も、MDの10分の1ぐらいで済み)、女性も3分1ぐらいの割合でいる様です。訴訟を恐れて、MDの中には、MCを取る人もいて、MDを持っていると、2年半ぐらいでMCも取れる様です。
西洋医学は、救急や手術を中心にし、生活習慣病にならない様に、普段から食事・運動・睡眠・心のあり方を大事に考え、そして、カイロで健康チェックをと考えているカイロプラクターも結構いる様です。しかし、今のアメリカでは、民間医療の為に、日本以上に医療の制度が腐敗している感じで、病院はお金を保険会社から出来るだけ沢山取ろうとやっきになり、保険が通るかどうかで、検査や治療を決めている様です?!
*写真は、キング牧師の生家の前でのカイロプラクターとその卵。

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