(再掲) 私なりの子どもの見方
ゆったりとした、図太い鈍感力を身に付けた母親の子どもさんだと、あまり病気にならないし、病気になっても重症にはなりにくい気がしている。そんなお母さんだと、子どもに熱があっても慌てなくて、深夜に来ることはまずない(これが正解の事が多いと思うのだが)。
子どもの鼻水をすすっている母親にしばしばお目に掛かる。それも、汚い鼻水なのだが。親の愛情を直に感じ取れていいかなと思う。治りもいい感じだ。
とても神経質で、熱が出たと言っては、ちょっと下痢をしたからと言っては、直ぐに医者に掛かっている親御さんだと、子どももかなり神経質になっていると思う。うんちをした後も何度も拭いて清潔にしている感じの母親。結果的には、マイナスになっているかも知れない。
夜泣きの時に、抑肝散(や甘麦大棗湯)なる漢方薬を上げることがある。証が合ってホントにそれ以来ピタッと治ることがあるが、母親にも一緒に処方するとより効果がある様だ。
母親がイライラしていると、子どもの心の寄り所がなくなって、病気がちになっているみたいだ。夫婦の不仲は、最悪。親が学校の先生の悪口を子どもの前で言い出すと、 子どもは当然のことだが、当惑してしまう。同じ様に、親御さんが医療機関を不信に思っていると、子どもも不安になる様だ。やはり、掛かるからには、その医者を信じてもらいたい。
突飛な意見があって、子どもが熱があって医者に行くと抗生物質と解熱剤をもらう。で、免疫力が落ちて、治りが悪くなるが、親御さんが医者を信じることで、親が安心することで子どもも安心して、それが子どもの免疫力に影響して、少し医者に掛かった方がいい感じになって、病気が少し早く治った感じになるとか?!
子どものカゼで抗生物質をあげなくなって余り病気をしなくなったとはっきり言ってもらえた母親がいた。解熱剤を使わなくても濡れタオルで拭けばいいと思うのだが、どうも、日本では解熱剤の内服や座薬を上げ、直ぐに医療機関に掛かるのが定番になっている様だ。そして、掛かっても又熱が上がったと言って、時間外に慌てて来ているケースもある。
(以下は、私が熱を付ける表と一緒に書いて渡している内容)
子どもの見方は、次の4点に注意することが大切だと思います。つまり、「機嫌」、「顔付き」、「食欲」、「睡眠」です。熱、咳、下痢などがあっても、以上の4点であまり問題なければ、あわてる必要はないと思います。その大半は、翌日受診しても間に合うものと思われます。
しかし、熱はないけど、何となく顔色悪く元気がない(腸重積やショック状態?)、熱はさほど高くないけど、力のない咳をして殆ど飲まなくなって息づかいが何となくおかしい(細気管支炎?)、3カ月未満の子どもの発熱(敗血症や尿路感染症など)、嘔吐が止まらない、顔色がどんどん青白くなっている、痛みがどんどん増している(急性虫垂炎?)、全く眠ることが出来ない、けいれんが止まりそうにない時、意識状態がだんだんおかしくなっている(急性脳症)、そんな状態は救急ですので、直ぐに受診すべきでしょう。
「熱」について説明します。
発熱は、熱を出して治そうとしている体の防衛反応ですし、熱の経過を見ることで、病状経過を知ることができます。熱を安易に座薬で下げても、再び上がることが多く、ウイルスがかえって強くなって熱が長引き、又急に熱を下げてもその反動で上がる時にけいれんが起きることもあります。当院では、その様な理由から、安易に解熱剤の座薬を使用していません。熱で苦しそうにしていれば、濡れタオルで、首や脇やソケイ部を拭いてみて下さい。それでもひどくきつそうにしていれば、病院にお電話下さい。急に熱が上がっても、その多くは、あわてる必要はないので、(元気がなければ)翌日の午前中に医療機関を受診して下さい。小児の場合は、熱の原因としてはウイルスのことが一番多いのですが、その多くは上下しながら熱があっても3日間です。
*アデノウイルスやインフルエンザでは、それ以上になることがあります。子どものインフルエンザでは、(麻疹と同じ様に)熱が下がって又上がる二峰性のパターンをとることもあります。子どもの発熱の原因は、細菌感染でなくウイルスのことが圧倒的に多く、細菌性の場合は、一般状態がウイルス性よりも悪くなっています。しかし、インフルエンザとか麻疹は、ウイルスですが、一般状態は初めから良くないことが多いです。
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大分県の教員採用での不採用で、ある弁護士が、「常態化した不正システム」と言う言葉を使っていた。教員採用や教頭や校長になる場合の選考基準の公開が、こんなに騒がれても、何故積極的かつ徹底的に進められないのか?!
かって、民放で、興味深い内容が放映されていた。「状況の力」と題してのアメリカでの実験で、監獄での囚人と監視人とをデモでして、その心境の変化をつぶさに報告していたもの。それを思い出した。
それでは、14日の計画が、耐えられなくて、6日で中断していた。している方も、されている方も、実際の姿になってしまっているのだ。
その中で、次の3つのことが言われていた、つまり、1、「権威への服従」、2、「非個人化」、3、「非人間化」である。それが、現実に、イラクで、アメリカ兵が囚人にしている様に、起きているのだ。で、今回も、日本で、文部科学省を頂点にして、それに官僚が後ろ盾になって、全国つつうらら毅然と存在していることが判明したって感じに思っているのは、自分だけだろうか?
似たことは、アチコチ、沢山あるのではないだろうか。医師や教師と言う人間的な職業の世界以外でも、強い後ろ盾がある為に権威を振りかざし、又、組織の中で自分を失い非人間的な行為をしても気が付かないことが。
そう言えば、自分が大学に入学した時も、おかしなことに気が付いていた。一生懸命に勉強していると、上の先輩が、「どうして大学に入ってもそんなに勉強するのか」と聞いてくること。「国家試験なんて、99%合格だし、今まで受験で苦しんできているのだから、遊んだら・・・」とよく言われた(しかし、その後、どんどん国家試験の合格率が下がって行って、自分が受けた時には、80%になっていたが)。しかし、その状況でも、私は自分なりに勉強していたが、・・・。その時、皆が遊んでいるのに、一生懸命に勉強するのが恥ずかしかったことをはっきりと記憶している。
常に失敗をしても立ち直れて、冷静になって研ぎ澄まされたシャープな頭で判断できる力のある人を選択しようと思えば、面接試験で(今から行われようとしている裁判官の様に、試験官に一般の人を無作為に選んで)以下のチェックもしてみたらいいのになあと思うのだが・・・。
特殊な狭い環境で受験勉強に追われっぱなしで生活してきた青二才の秀才よりも、雄大な自然に囲まれた所にしばしば出向き、又、いろんな人と寝起きを一緒にして楽しく過ごせ、かつ、いろんな(大きな)失敗した経験を持っている人の方が(出来れば、それから自分なりに努力して這い上がれた経験のある人の方が)、頭でっかちでなくて先々頼りになりそうな気がするけどなあ。

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