
04年度に新医師臨床研修制度が始まってから、厚生労働省では毎年度臨床研修医に対するアンケート調査を行っている。
07年3月に2年間の研修を終えた研修医に対する調査結果が07年9月にまとまっている。
この中で、「大切に思うこと」についての調査項目の結果を見ると、・・・将来最も大切にしたいことは「家族・家庭」とあり、断トツ1位で、次が「社会の貢献」「技術の向上」とある。
診療科を選んだ理由については、・・・「学問的に興味がある」「やりがいがある」がほぼ同並びである。
研修後に専門としたい診療科については小児科、産婦人科についてみると、前年調査と大きな変化は起きていない。
今の若い者はと言う人もいるかも知れないが、私が思うに、考え方が極めてまともで、医師としての自負心も全く正常である。未来のある医師の多くが自由時間や収入や訴訟の理由で科を選んでいるとは思えない。
もちろん個人差も多少あると思うし、研修病院での教育制度の問題などは、今も現存している所があるのを認めない訳にはいかないとは思うが。
馬車馬の様に家族を顧みずに仕事をすることがいい様に思われた時代も確かにあったと思う。しかし、それは間違っていたと思う。
前途有望な今のそんなやる気のあるドクターに対して、政府やマスコミが、今までの非人間的な扱いからまとともに人間らしく対応していけるかどうか、これが一番の問題の様な気がしてならない。

続きを読む
固定リンク
|
コメント (0)
|
トラックバック (0)