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2008.03.05 18:40 |  ちょっと考えてしかるべき話  |  masa  | 推薦数 : 0

それが正解かな・・・

 次女と長男の二人の子どもを見ていると、自分と全く違った価値観で生きている感じだ。自分の場合は、人間の限界の様に、受験の時から競争の中でもまれ、職場に入っても、朝早くから遅くまで馬車馬の如くに仕事をしてきた。それもストレスを抱え、運動不足で、イライラしながら。
 笑わない、話さない、直ぐ怒るって感じの医者のイメージの時代が長く続いた。その結果、中性脂肪やLDLが上がり、心電図にも異常が見られ、血圧も薬なしではコントロールが出来ない状態となり、体ボロボロって感じになってしまって、もう、壊れた体は元に戻れない。周りにも仕事のし過ぎで亡くなってしまった同業者を沢山見てきた。
 一方、二人の子どもは、(正職員でなくて)仕事は安月給でその日暮らしみたいな感じだが、生きる上で趣味(次女はバイオリン、長男(高卒)はギター)が楽しくてしょうがない感じで、人と競争することなく、毎日(友達と一緒に時々演奏していて)楽しそうに過ごしているし、ニコニコして周りからも好かれ、友達も多く、とても幸せそうだ。これが生き方としては正解かなあとも思う。
 医者がイライラしていれば、患者さんはホントに不幸だと思う。その時は、一生懸命にしてきた様に思ってきた自分の医療が、実際は、患者さんをかえって悪くしていた例も多かったのではと思っている。自分の難しい顔が免疫力を落とす様に働いたのではないか、不必要な抗生物質で耐性菌を作ってきたのではないか、検査をし過ぎていたのではないか、不必要な入院をさせたのではないか、医療費で生活を苦しくさせたのではないかなどと思って、自責の念に駆られています。


 

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2008.03.05 17:15 |  旅行 / 宿  |  masa  | 推薦数 : 0

海外旅行

 今までの海外旅行、15回。
1、1989/3/29~4/1。シンガポール(JTB)、家内と二人で。
2、1999/7/15~7/17。茶道関係者4人で韓国ジョイロード旅行。(この年の5月31日までをもって、たはら小児科医院での診療を終える)
3、1999/7/26~8/11。オーストラリア(シドニー宿泊、ブリスベーン宿泊、グランドストーン宿泊、ヘロン島宿泊)、長女と長男と、佐伯市の姉妹都市のグラッドストーンでの国際フェスティバルで篠笛・和太鼓演奏。(この年の9月末より、福岡県大川市高木病院の勤務医となる、東大小児科のスタッフと一緒に2年7カ月間一緒に仕事をする)
4、2000/10/18~10/24。カナダのトロントにある「日加文化会館」で、「鼓舞龍」の一員として、篠笛・和太鼓で海外演奏、ナイアガラ観光。
5、2001/5/18~5/20。韓国浦項市にて、茶道関係者14名で合流茶会をし、その時に篠笛・和太鼓演奏。
6、2001/9/20~9/25。韓国清州市にて、学校や施設で篠笛・和太鼓の演奏。独り旅行。
7、2003/12/5~12/11。アメリカのホノルル。佐伯市とホノルル市の友情都市調印式にて、篠笛演奏、パンチボールにて篠笛・和太鼓演奏。 佐伯市民と。
8、2004/9/5~10/22。タイのチェンマイ、サンデーマーケットにて、路上で篠笛・和太鼓演奏。現地で30回ほど、タイ語の個人レッスンを受ける。独り旅行。(2004年の8月~2005年7月まで、完全なる無職、自分のかってからの夢を叶える為に、イスタンブールから出発の予定であったが、トルコ語を教わっていたAPUの学生さんの都合が付かなくなり、やむなく、タイ語を教わっていたAPUの学生さんの父親により、タイのチェンマイのゲストハウスを紹介されて、そこに宿泊)
9、2004/11/4~11/30。ニュージーランドのオークランドにて、フェスティバルや学校や施設で、30回余、篠笛・和太鼓演奏。独り旅行。
10、2004/12/9~12/28。韓国釜山市、大学とカナタ国語学院にてハングル語(猛?)勉強。独り旅行。
11、2005/1/22~2/8。バングラデシュのダッカで(ベンガル語を教わったAPUの学生さんの家で)ホームステイ、篠笛・和太鼓演奏。独り旅行。
12、2005/2/9~2/17。マレーシアのクアラルンプール(キャメロンハイランドで2泊)。独り旅行。
13、2005/3/1~3/31。インドネシアのバリ島(ウブドで2泊) 。独り旅行。
14、2005/4/18~5/18。イタリアのフィレンツェ(ローマ、シエナ、ピサを観光)で、イタリア語の語学学校で研修。独り旅行。
15、2005/6/11~7/31。カナダのバンクーバー(ヴィクトリアで2泊)とトロント(ナイアガラ観光、モントリオールで2泊、ケベックで2泊)の英語の語学学校で研修。独り旅行。

*APU(=アジア太平洋大学)に来ている外国の人から、ベンガル語、インドネシア語、タイ語、アラビア語、トルコ語を、英語で教わっていた。将来現地に行くつもりで。エジプトとトルコに1カ月以上ロングステイする予定であったが、まだ、実現してない。



 出来るだけ職場よりも遠くに行った方が、ストレスが取れる感じです。旅行の素晴らしさは、実体験することです。せっかく生きてきたのに、アチコチ行かないで終わるのは、何とももったいない感じがしています。行く前も行った時も行った後も楽しみましょう。
 旅行会社のスケジュールで行くよりも、自分なりのオリジナルの旅行をした方がいいと思います。お金も安いし、自由もききます。
 独りだと(配偶者や恋人同志で行くのもいいと思いますが)、いろんなトラブルがあります。しかし、それを楽しむ感じに思えれば、その後、きっといい思い出となるでしょう。
 最低限の言葉は大切です。「こんにちは」、「ありがとう」、「さようなら」が直ぐに現地の言葉で出てくることです。後は、時間を掛けて、「いくら?」と数の数え方の言い方を覚えて、電卓相手に買い物をしたり、「どこ」と言う言い方を覚えて、自分の二本の足を使って地図を片手にアチコチ行ってみるといいと思います。
 有給休暇を取りましょう。年間20日ちゃんと保証されている所が多いと思います(就職する前に、職場にしっかり確認してもらっておくことです)。そんなにある訳ですから、しようと思えば、海外旅行は出来るはずです。遊ぶことは、決して無駄ではありません。エネルギーの源です。仕事を人一倍している人は、人一倍遊ぶべきです。今の私は、堅くそう信じています。

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2008.03.05 10:18 |  医療制度 / 行政  |  masa  | 推薦数 : 0

ヒブ感染症

 ヒブ感染症の対策が遅れている。ヘモフィルス-インフルエンザb型菌による感染症を、医療関係者の間では、その頭文字を取ってヒブ(Hib)とよく言っている。
 これが原因で、中耳炎や副鼻腔炎や喉頭蓋炎やクループや気管支炎や敗血症や髄膜炎の原因菌として、多くの小児科医を悩ませているありふれた菌である。
 同じく、中耳炎や副鼻腔炎や肺炎の原因として同じ様に見られる肺炎球菌も、同じ様な感じで小児科医を悩ませている。
 何故かと言えば、耐性菌が多く、耐性菌にも効くと思われる強い抗生物質を使用すると、いい菌も死んでしまって、免疫力が落ちるからだ。
 熱があったり咳がある場合は、抗生物質を処方するべきかどうか、処方するとしたら何を処方するべきか、絶対的な方法がないだけに、多くの小児科医は悩んでいる。
 1890年に、インフルエンザ患者さんから見つかった菌からその名前が付いたのであるが、実際は違っていたのだが、平成19年1月にフランス製の予防ワクチンがやっと承認され、今年の夏頃に発売される予定。
 年間約1000人発症する髄膜炎の原因菌として、その約6割をも占め、死亡したり後遺症を残したりする例が多いからだ。(細菌性髄膜炎の60.3%がインフルエンザ菌、31.1%が肺炎球菌)
 実際に鼻汁などで培養してみると、頻回に検出される。健康に過ごしている人にもかなりの割合でそれを(肺炎球菌と同じ様に)持っていると思われる。
 それが、いろんな原因で免疫力が低下したりすると、発病することになる。
 確かに、それに効く抗生物質は、その時はいいのだが、それによりいい菌も死んで、細菌同志のバランスが壊れて、免疫力が低下することが充分に考えられる。と言って、実際にそれに感染している場合、あげざるを得ないケースも多い。
 一番確実な方法は、ワクチン接種をし、耐性菌の問題などからも不必要な抗生物質を極力避け、免疫力を高める為に、規則正しい生活をし、早寝早起きを心掛け、気の持ち方や食事や運動や睡眠などにも気を配る必要があると思われるが、実践となると、今の時代ではなかなか難しいと思われる。
 取り敢えず、今している三種やMRワクチンの様に、無料にして、出来るだけ時期を早めてそのワクチンを実施することが必要と思われる。 ところで、現在、ヒブのワクチンが世界の100カ国以上で導入されている。先進国で導入の措置がとれていないのは、日本だけ。その導入により、脂肪や後遺症を大幅に減少させた上に、年間82億円が削減できると計算されているのに。
 髄膜炎の原因菌として一番多いインフルエンザ菌に次いで多い肺炎双球菌の小児用ワクチンも現在世界77ヶ国で使われている。これも承認されるまで何て、日本の官僚のコチコチの頭では、10年後かなあ。
 (医療機関は、経営上、このワクチン導入により、今以上に厳しくなるでしょう)

*インフルエンザ菌や肺炎球菌に対する耐性菌の割合、世界の中で日本が断トツ多い。中耳炎や副鼻腔炎の起因菌として、現在日本では、インフルエンザ菌と肺炎球菌で7割余を占めている。

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 以下は、西田病院に勉強に来た医学生の手紙の内容。彼は、無事国試卒後に沖縄県立中部病院に行き、初めの1年間のラウンドを終えた後に小児科で研修。

 西田病院小児科研修記(その1)
 M3(○○○○)
 専門3年になって、実際に医療の現場を見たいという希望から、夏休みに向けての計画を練り始めたのが4月であった。手始めにいろいろな先輩に話を聞いたり、研修病院の本を広げたりもして自分の希望と予算の事などを考えた。その結果「続・為になるかも知れない本」という本で知った、田原正英先生のいる西田病院小児科で、一週間の自習が受けられることになった。
 鹿児島出発の日、時間を間違えて予定より二時間ほど後の汽車で無事大分県佐伯市に到着した。佐伯駅からタクシーで10分位行くと西田病院に着いた。病院の前の店で電話して着いた事を知らせると、しばらくして田原先生が現れた。私の見た第一印象は、思っていたよりもやせた先生だということだった。
 その後小児科部長室に案内され、一週間の計画表を渡され、簡単な説明の後、早速外来見学が始まった。既に数名の子どもが診察を待っていた。ホットする暇もなく次々と診察しながらの医学講義が始まった。それに、患者さんが実に多い。聞けば先生がこの病院に来た当初は一日に10人くらいしか患者さんが来なかったそうである(それまでは西田病院には小児科はなかった)。それが今では1日100人ぐらいは普通になっている。
 さて、一週間の実習の中で特に肺の聴診の仕方と心エコーについて学ぶことになった。それまでが不勉強だったせいもあって、先生の考えておられた到達目標におよそ届かなかったが、鹿児島に戻ってから、小児科や循環器に対しての苦手意識がかなりなくなっていたのには自分でも驚いた。また勉強の仕方としては、小児科部長室にあるビデオを使って概略を掴んで、その後で実際の検査を見学されてもらった。今は医学教育用のビデオがかなり作られていて、ここの病院では、医師や看護婦さんの教育に利用しているそうである。実際、田原先生自身外来の合間をぬってビデオで勉強されていた。
 また、診察時間が朝7時半から始まるというのも初めてのことだった(ここでは、小児科と外科は、朝7時半より外来が始まる)。私は朝7時に小児科に来て、夜10時頃に帰るという生活をしていた。今は、宮崎医大や大分医大から医師を派遣してもらって12時間交代でされているそうであるが、それまでは一人で小児科をされていたそうである。もともと西田病院は、救急患者に対する24時間体制をとってきた所であるが、田原先生もまた、ある時は、急患を診る為に外来に寝泊まりしていたこともあると言う。その上、新生児未熟児センターや入院患者の方も診ている。
 診察も早い。聴診器のあて方が何でそのスピードで判るのかなあというほど早いので、自分でやってみたところ、いくらやってもそんなに速くできなかった。「神風診療」と先生はおっしゃっていたが。と同時に看護婦さんがよくトレーニングされているという印象を受けた。
 そうこうしている内に予定の一週間はアッと言う間に過ぎ、帰る頃になって来る前にも少し勉強しておけばよかったと思った。そして、機会があれば、再び勉強に行きたいと思っている。

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