ある奥さんから、「田原先生は、命の恩人です。あの時、田原先生に会っていなかったら、今の自分はないと、主人が言うんですヨ」、と言われた。その奥さんの横に、何か、過去に見た感じの大人の人が立っていた。こんな大きな人、救急で、助けたことがあるはずないし、この人の子どもかなと思って、なかなか思い付かなくて、いろいろ考えていたが、その奥さんの御主人が、小学校の先生になっていると言われて、思い出した。
その人から、「高校1年になった時に、先生から、勉強の仕方を教わり、その時、自分の好きな卓球をしてもいいかと尋ねたら、先生から、いいと言われ、ビックリした」と言われた。
私の場合、大学に入った時、家庭教師をよく頼まれた。私は、常に、無料、そして、その方針は、家庭教師に付かないで、受験勉強をする方法であった。
大学の教養部の時、クラスの女性から、「家庭教師を頼まれているけど、他もあるから、田原さん、代わりに行って」と言われた。で、代わりに、私は行った。
その方針は、
1・・・無料。
2・・・家庭教師に頼ることは間違っているから、私は、勉強の仕方だけ教える。
3・・・勉強なんて、時間に正比例するもんではないので、よく遊び、集中的に勉強しなさい。
4・・・予習を徹底的にして(例えば、古典だったら、全訳をする、作文であれば、本番と思って、ちゃんと書いて行くなど)、勉強時間の中では、学校の授業時間が一番多いので、それを一番大切にしなさい。
5・・・受験直前まで、特に、理科と社会は、コツコツとマイペ-スで、自分なりに、まとめて行きなさい(楽しいですヨ)。
6・・・(試験は、朝あるのだから)朝型にしなさい。
7・・・規則正しい生活をしなさい。
8・・・中間試験・期末試験で、しっかり押さえて行きなさい(それをしっかりしてないから、不安になって、過酷な受験勉強となる。いくらしても、切りがない。すればするほど、知らないことが出て来て、不安になる。完全に覚えて行くことは、初めから不可能。受験直前に、新しいことを覚えようとすることは、辞めなさい。数日間に新しいことを覚えるよりも、長い間掛かって今まで覚えたことのまとめを見ることの方が、大切)。
9・・・受験の時は、自分なりにまとめた1冊のノ-ト(かなり厚くてもいいが)だけ、持って行きなさい。
10・・・自分との闘いと思いなさい。
11・・・睡眠時間は、常に、充分に取りなさい(4当5落など、全く、ナンセンス)。
12、試験時は、模試と思って受けなさい。出来る問題は、落とすまい落とすまいと思って受けなさい。
・・・など
学生時代、その子どもの自立を考えて、家庭教師は、一切しなかったが、家庭教師を頼まれれば、しばしば、自分で体得した受験勉強の仕方を喜んで教えていた。多くの親から、お金を取らないので、不思議な人って感じに受け取られていたが・・・。
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○昭和62年1月1日(木)晴。
昼過ぎに、高校3年の時の担任の加納先生(数学)の所に行った。久し振りに話した。話し込んで、夕食ご馳走になった。悪かったなあ。
年頭所感
1、体を大切にする。(23:00までには家に帰っておくこと、出来れば、その時間までに就寝すること)
2、本を作ること(続・為になるかも知れない本)
3、整理・整頓すること(スライドやファイルや本)
4、規則正しい生活をすること。(朝6:40までに起床、7:30から診療、昼寝をすること)
(総和62年1月2日、13:35記載)
○昭和62年1月2日(金)晴。
朝の3:00過ぎに起こされて、そのまま病院に泊まった。朝点滴が抜けたので、しようとしたらいろいろ言われ、お金のことまで言われた。初診はトラブルが多い。正月早々、文句を言われて、自分でもよく耐えていると思う。開業医だったら、深夜の初診、それも正月なんて、診ないと思う。
○昭和62年1月3日(土)晴。
深夜のトラブル、昨年の年末年始もあった。トラブルの多くは、全く今まで診たことのない初診の人。その点、いつも掛かっている人は、深夜は遠慮してくれる。やはり医療は、お互いの思いやりが大切だと思う。私が常に言ってきたこと、「どうしても待てない様な一刻を争う場合は、(掛かり付けでなくても)いつでも必ず診る!」と。これが常に言えてホントに実行しているだけでも、自分としては凄いことだと思っているのだが(朝まで待てない状態がどんな状態であるのか、ずっと教育してきているつもりだし、夜の20~21時には、100%小児科医により診てきているのだから!)。
○昭和62年1月7日(水)晴。
腹の調子が良くない。頭が少し痛い。それと、睡眠不足だ。もう一人小児科医が来たら、朝6:00から断らずにどんどん診てもいいと思っている(深夜電話が熱などで電話があっても、けいれんなどがなければ、心配なら朝早く来る様に指導していた。しかし、多くの場合は、7:30からの早朝診療に来る人は、殆どなかった。小児の患者さんが来院した場合、西田病院では、小児科以外の他の科の当直先生が診ることはまずなかった。365日、夜は、20:00~21:00に受付して、毎日集めて診ていた。それは、開業しても続け、佐伯で20年間近くすることが出来た。)。
○昭和62年1月12日(月)晴。
インフルエンザらしきものに掛かってしまった。ゾクゾクする。夕方から横になっていた。夕食を食べる元気がない。明日は大丈夫かなあ。こんな時にもう一人いるとホントにいいんだが。結構健康には気を付けて来ているのだが。
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