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2008.01.22 10:14 |  とりとめのない話  |  masa  | 推薦数 : 0

鈍感力って・・・

 渡辺惇一の話では、鈍感と鈍感力とは、全く違うとのこと。鈍感は、そのまま鈍感って感じで、鈍感な人とは、いろいろ言ってもピンと来ない人。鈍感力とは、こんな時代だと、最も必要とされるかも知れないが、例えば、昨日いやなことがあっても、翌日それを引きずることなく、元気で又働けること。
 ムゥー、言うは易し、しかし行うは難しとは、このことかな。ある外科医の先生の言だと、「いや、いやなこと沢山あるけど、それを引きずっていると、仕事が出来ませんから・・・」と言っていた。
 患者さんに今までのデータから、「このまましていれば、後数カ月しかもたないと思います。手術した場合、上手く行かない確率の方が高いが、上手く行けば、その後何年も生きられる可能性が高いですが、どうしますか?」と尋ねると、直ぐに返事が来ないことが多く(いろんな他の医療機関の意見なども聞いた後に)、次第に悪化して行った状態で、手術を頼まれるケースがある。しかし、前の確率よりも低い状態で手術することになり、やはり、結果は悲惨なことが多い。
 術後に亡くなると、大学だと剖検までお願いして、毎日何をしているのか分からない状態にまで外科医は落ち込む。
 そんな先生が現在開業して、元気に頑張っておられるのを年賀状で知って、嬉しくなった。
 鈍感力、確かに、必要だなあ。昔と比べると、私もこの鈍感力、少し付いたかなあ。しかし、上手く行った症例の方が圧倒的に多いのだけれども、何故か、上手く行かなかった症例、後遺症の残った症例の多くが、今も脳裏を駆けめぐっているなあ。


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