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masa / 2007.01.07 09:52 / 推薦数 : 0
佐伯市にある救急病院の西田病院では、新生児からずっとフォロ一して行けた。その関係か、入院10年間8.956名(新生児未熟児センター入院の新生児を全く含まず)の年齢別統計では、乳児から15歳まで、確実にその割合が減少していた。

西田病院では、10年間(昭和55年4月1日~平成2年3月31日まで)の時間外患児数は、37.882名だった。その内、深夜は、22:00~22:59が、908名、23:00~23:59が、727名、0:00~6:00が、1.419名で、深夜の総計は、3.054名であった(但し、新生児・未熟児センター扱いの新生児は、含まれていない)。
その深夜の時間外患児3.054名の内、入院したのは、660名であり、22:00~22:59が、126名、23:00~23:59が132名、0:00~6:00が、402名であった。
その深夜入院660名を主訴別でみると、呼吸困難が、312名(47%)、嘔気・嘔吐が、92名(14%)、けいれんが、72名(11%)、咳嗽・喘鳴が、64名(10%)、腹痛が、40名(6%)、発熱が、33名(5%)、下痢が、7名(1%)で、後、ショック、頻脈、頭痛、血便、誤飲、発疹、喀血、下肢痛、大泉門膨隆、飲まない、足がつる、振戦、鼻出血、顔面蒼白、チアノーゼ、浮腫、高調性啼泣、チアノーゼ、低体温、熱傷、不機嫌、意識喪失など40(6%)であった。
救急病院であったが、市民に、小児科医一人なので、20:00~21:00に毎日するので、その時間に必ず来て下さいとずっと啓蒙してきた。又、開業しても、20:00~21:00に集めて、365日診た。もちろん、けいれん重積(西田病院の時にけいれん重積で入院した患児が68名いたが)や意識のない時は、深夜でも直ぐに診た。やはり、患者さん側の協力がないと、小児救急は、絶対に出来ないし、無理無駄が多いと言うのが実感である。
大きな問題は、やはり、新生児・未熟児医療だと思っている(待てないので)。西田病院では、年間、7名前後に、レスピレ一タ一を付けていた。小児科医一人でのこの時のつらさは、経験者にしか理解できないと思っている。
又、若い人でないと、体力的に無理であり、今の様に、訴訟の多いことを考えると、出来ない。何かあった時、忙しいでは、通らないので。
国は、100万の人口に、1カ所、大きな周産期センターを作れば、それで解決するかの様に思っていたかも知れないが、それは、大きな誤算であったと思う。
やはり、10万単位で、それなりに、新生児・未熟児を扱える施設をアチコチに作らないといけないことを同時に強調しておくべきだったし、同時に、産科医と小児科医が、無理なく続けられる様に、共に複数体制を取っておくべきであったのに。
現実には、集約化の方向になってしまって、何でもかんでもその1カ所に集めてしまう傾向になっている様だが、実際に、僻地に来てみると、如何にそれが人的にも物理的にも大変であるかを知る。
又、集約化された病院も、その多忙さで、大変な思いをしているのが現実である。
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20061123/11
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