「この国がヘンだ」というのは使われすぎて聞きあきたセリフかもしれない。
ちょうど70年くらい前の日本とよく似ている、というのもどこかで聞いた話かもしれない。
グローバル化に向けて進行していく世界の開放速度に拮抗するように、ナショナリズムがひしひしとその姿を表しつつあるのではないか?
「国家の品格」程度の新書がベストセラーになったり、村上ファンドを叩きつぶそうとしたり。
そんな中でのワールドカップは象徴的にみえる。
街中で深夜にもかかわらずテレビに群がる人々。本当にサッカーが好きで情熱をかけている人間はどれだけのパーセンテージなのだろうか。
難しいことを考えずにただ、楽しめば良いのかもしれない。が、
歴史とはこうして、その舵取りが行われていくのだろうな、という感覚がぬぐえない。
人が自分の価値観でなく、群衆心理にとりこまれながらそれに気づいていない様子はこれまでの歴史となんら変わるところはないのだから。
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