冬季オリンピックが開幕する。もちろん、日本の選手をいつも応援はしているが、いつも期待外れに終わることが多い。
ただ、こちらも期待しすぎというか、マスコミに乗せられているような気がしないでもない。「メダル期待の・・・」などと報じられると、こちらもそれにつられてつい期待してしまうが、惨敗した後のその選手の実績を見てみると、到底メダルなど期待できない成績だったりしたことが過去にはよくあった。
毎年行われる世界選手権と違い、オリンピックは4年に1回。つまり、単純計算で、過去3年に世界選手権で金メダルをとったことがあって、初めてオリンピックのメダルが期待できる、ということになる。つまり、過去3年の世界選手権で銅メダルを1回しかとったことがなければ、オリンピックで8位入賞すら難しいということになる。
日本で1位だった、というだけでは、日本のオリンピック代表にはなれるかもしれないが、世界で戦えるかどうかは全く分からない。今回も前評判先行と思しき競技がいくつかあるような気がする。メダル10個、などと予想しているところもあるようだが、前回が荒川静香選手の金メダル1個だったことを考えれば、海外での日本の下馬評(メダル2個)のほうが、あたっているような気がする。もちろん、そうした予想が外れることを日本人の一人としては願いたいのだが・・・。
夏季オリンピックと比べると、冬季オリンピックのほうが白人有利な競技が多いようにも思えるが、かといって、同じアジア人の中国や韓国は2桁のメダルを毎回獲得している。一体この差は何なのだろう?共産圏の中国はともかく、経済規模も人口も日本よりはるかに少ない韓国にまでここまで水をあけられてしまう理由が、どうしてもわからない。
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星野監督に来年のWBC代表監督の要請
日本代表・星野仙一監督(61)が来年3月に行われる第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督就任を要請されていたことが23日、明らかになった。(サンケイスポーツ)
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北京五輪の野球で、日本は金メダルを期待されながら三位決定戦でも敗れ、メダルなしに終わった。その後だというのに、上記の記事が出ているのを見て驚いたのは、私だけだろうか?
無論、要請自体は五輪前にあったのだろうし、確かに現在の日本の野球界をみて、監督足りうる人物は限られている。しかし、今回の五輪での惨敗を受けて、上記のようなことをもし真面目に考えている球界関係者がいるとすれば、それこそ日本野球界の危機といえるかもしれない。
前回のWBCで、日本は初代王者になった。今回の五輪はその余勢を買って、明らかに「王者」として臨んだものだった。星野監督も「金メダルしかいらない」と言っていた。しかし結果は四位。しかもメダルを取った韓国、米国、キューバに全て敗れての結果であり、もう言い訳の仕様のない完敗だったといってよい。私が思い出すのは、第二次大戦で、日本が当初の半年間は「ゼロ戦」などで勝利を収めながら、最終的には敗戦に至った経緯に、どことなく似ているような気がすることだ。
敗戦後の談話も、審判の問題などを挙げたりして、本当に見苦しいものだった。やはり前回の「勝利」で、どこかにおごりがあったのではないだろうか?今回悲願の金メダルを獲得した女子ソフトボールは、米国チームの投手のクセまで研究して、球種を投げる直前に分かるところまで研究していたと聞く。今回、「星野ジャパン」にそうしたことをした形跡は見られない。審判は確かにアウトカウントを間違えたりして頼りなかったことは事実だ。しかし、別に日本チームだけに判定が厳しかった、という話は聞こえてこない。要するに事前の準備不足であり、五輪をナメていて、そのしっぺ返しを食らっただけではないだろうか?
私は星野監督は好きな監督だし、コーチだった大野氏や山本氏も広島の黄金時代を支えたプレーヤーで、好きな選手だった。しかし、今回の五輪のような国際試合で、明らかに策がなさすぎたことは否めない。やはり、次回は人身一新で望むのが筋ではないだろうか?もし、上記の記事通りに人選が進むのなら、日本は再び惨めな敗戦を味わうことになるだろうと思う。結局それは、第1回のWBCの栄誉をもドブに投げ捨ててしまうことになりかねない。
大体、プレーをするのは選手だ、とよく言われる割には、野球では監督の人選が話題になることが多いように思う。WBCの時と比べて、今回はイチロー選手や福留選手がおらず、明らかに選手の力は落ちていた。「○○ジャパン」というところに監督名が入った競技は、今回そろって成績不振だったような気がする。男子サッカーの「反町ジャパン」しかり、バレーの「柳本ジャパン」「植田ジャパン」しかり。一方、女子サッカーの「なでしこジャパン」などは、四位とはいえ大健闘だったし、女子ソフトボールも、斉藤監督の顔は金メダル獲得後の全員揃った記者会見で私は初めて見た。
今回、日本の野球は負けるべくして負けたのだと思う。負けなくして真の反省はありえない。しかし、敗軍の将が次期采配を振るうのは、現実の社会だけにしてほしい。勝負の世界で日本が負け続けるのを、私は見たくない。
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北京オリンピック女子マラソンは、大方の予想を裏切って、ルーマニアのトメスク選手が優勝した。日本の選手は、土佐選手が途中で棄権し、結局完走できたのは13位の中村選手のみという結果に終わった。
1992年のバルセロナ大会以来、4大会連続でメダルを獲得してきた日本女子だが、これで記録が途絶えたことになる。今大会は他の種目で前回のアテネ大会に続いて連覇した日本人選手が何人かいたので、今回の結果は関係者にとっても残念な結果だろう。
私もマラソン中継を見ていたが、今回金メダルを獲得したトメスク選手の年齢が38歳と画面に表示されて驚いた。今回は涼しかったことや全体がスローペースだったことなども彼女にプラスしたのかもしれないが、とにかく本人のコメントにもあるように、この年齢でもいいレースができることを証明したことが、優勝タイム以上に大きな意味があると思う。
今回、日本チームは野口選手欠場、補欠は既に抹消、という上に、実は土佐選手も故障気味だったようで、マラソン2回目の若い中村選手一人に期待せざるを得なかったということになる。したがって、五大会連続でのメダル云々を望める状況ではなかったのかもしれない。中村選手自体はこうした状況下でよく頑張ったと思うし、次回以降のオリンピックに向けて、貴重な経験になったと思う。
一方、陸連のほうは、選手の体調管理や状況把握、補欠の在り方など、多くの課題を残したように思う。選手の選考については、女子柔道のような不透明さはなかったものの、今回38歳の選手が優勝したことは心に留めておいてほしいと思う。野口選手はもちろん、高橋尚子選手などもモーチベーションさえあれば引退はまだ早いということだ。次回選考の際に、年齢を理由に代表や補欠から外すようなことは是非しないでもらいたいものだと思う。
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今回、北京オリンピックでマラソン二連覇の期待がかかっていた野口みづき選手が、故障のため出場辞退を決めた。周囲もがっかりしたと思うが、一番がっかりしているのはおそらく本人だろう。しかし、事実を隠したまま無理をして出場し、惨敗に終わってから、「実は怪我をして走れる状態では・・・」などというよりも、よほどいいと思う。苦渋の決断だったと思うが、勇気ある決断ともいえるし、彼女は本当の意味でのプロフェッショナルだと思う。野口選手には次回のロンドンオリンピックでぜひ頑張ってもらいたいものだ。
しかし、その後の陸連のとった行動が判明してくるにつれ、私は首をかしげたくなった。何と、補欠の選手登録を7月末で解除していたというのだ。「補欠の選手も怪我で・・・」とのことだったが、それなら別の選手を登録しておけば済んだはずだ。早々と登録解除したため、日本はみすみす3人出場できる枠を1人逃し、2人で勝負しなくてはならなくなった。「絶対にあきらめない」「ネバー・ギブ・アップ」などと普段は叫んでおいて、何ともお粗末な対応である。陸連の関係者は一体何を考えていたのだろう?
酷な言い方をすれば、本来は野口選手が早めに陸連に報告しておくべきだったのかもしれないが、陸連のほうも代表選手の状態すら把握していなかったというのは、まさに世界の笑い物ではないだろうか?これで今大会の目標はメダル何個で・・・などという資格などない。これではマスコミや我々一般人と大して変わらないではないか・・・。
勿論、プレーをするのは選手で、今大会が始まる前は、「中国に本当にオリンピックができるのか?」などという声もあったが、いざ大会が始まってみると、そんな心配はどこへやらで、毎日選手たちの真剣勝負に心が洗われる思いだ。それだけに、彼らがプレーに専念できる環境を整備するのが陸連などの事務方の役目ではないのか?自分などと比較するのはおこがましいが、普段の職場でのやる気のない融通の利かない「事務方」たちのことが、少し頭に浮かび、私は今、何ともいたたまれない気持ちになっている。
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柔道の谷亮子選手がルーマニアの選手に準決勝で敗れ、彼女の金メダルはこれで無くなった。私はオリンピックでは日本の選手を基本的に応援する。しかし、今回の北京オリンピックで、唯一応援する気になれなかったのが谷選手だ。その意味で、今回の敗退は良かったと思う。
私は、別に谷選手が嫌いだったわけではない。しかし、今回の国内の選考会で敗れながら、代表に選ばれたことにどうしても納得がいかなかった。そう思っていたのは私だけではないらしく、実は、この試合の解説をしていた「元祖ヤワラちゃん」だった山口香さんが、そのことを「週刊金曜日」(基本的にこの雑誌は私は好きではないが、今回は彼女の記事を載せたことは敬意に値する)のインタビューに答える形で書いていた。
オリンピック選考会で敗れた選手を代表に選出する―これはもう選考会そのものの自己否定である。逆に、アテネオリンピックのマラソンや水泳はどうだったか?シドニーで金メダルで人気のあった高橋尚子選手を代表にしなかったが、野口みづき選手がちゃんと金メダルを取ったし、それまで無名で選考会で代表に選ばれた柴田亜衣選手も金メダルを取った。
谷選手は、かつて金メダルを期待されながら銀メダルに終わったこともあり、のちのオリンピックで彼女が金メダルをとった時は、本当に嬉しかった。しかし、今回、彼女は例え代表に選ばれても、辞退すべきではなかったか?もう実績も十分あり、そろそろ後進に道を譲ることも考えるべきではなかったのだろうか?実は、先の山口さんの記事で知ったのだが、谷選手は前の世界選手権でも、同じように選考会で敗れながら代表に選ばれ、その時は金メダルを取ったために、選考に関しては問題にならなかったようだ。しかし、今回の敗退で、選考のあり方が問題になることを期待したいものだ。
フェアな精神やフェアプレーが叫ばれるスポーツだが、実際はそういうことを言わなくてはならないほど、内容はドロドロとした汚い世界なのではないかと勘繰りたくなってしまう。これでは、現実の社会となんら変わらず、スポーツや勝負の持つ意味合いがなくなってしまう。今回、谷選手はもちろん、彼女を代表に選ぼうとした関係者は、自分たちのやったことを良く反省してほしい。代表選考会で優勝した選手で敗れても悔いはないが、今回の敗北は日本女子柔道界に対する警鐘に思えてならない。
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私は以前からあまりスポーツ中継を最初から最後までずーっと観る方ではない。最近はチャンネルを合わせること自体がほとんどなくなった日本のプロ野球だが、以前興味があった頃でも、観ている途中で他事をしていたり、というような見方だった。 フィギュアスケートに至っては、家族がチャンネルを合わせると、自分の部屋に行ってほかの事を始めてしまう、というのがこれまでのパターンだった。
しかし、荒川静香選手がトリノ五輪で金メダルを獲得する前後あたりから、日本に有力選手が数多く出てきて、気がついたら中継を最初から最後まで見るようになっていた。今回の世界フィギュア女子も、そういうわけで、昨日の中継は(結果が先行報道されていたにもかかわらず)全部観た。
今回、SP2位から逆転優勝した浅田真央選手だが、彼女にはいつも感心させられる。まだ17歳であどけなさが残り、インタビューでのものの言い方も可愛らしいというか、優しい感じだ。その外見からはプレッシャーになどとても耐えられそうにないような印象なのだが、これまででも結構逆転で優勝やメダルを獲得していることが多いような気がする。勿論それが彼女の実力なのだろうが、よく日本選手の課題とされる「メンタルな部分(要するに精神力)」に関して、彼女ほど強い日本選手を、私はこれまであまり見たことが無いように思う。
今回も、フリーの演技の最初のジャンプ前にいきなり転倒しているが、こういうミスをしたら普通はもう建て直しが効かないのではなかろうか(もっとも本人も後でVTRをみてあれほど酷い転び方だったとは思っていなかったようだが)。完璧な演技をして優勝、というのは今まで何回か見たことがあるが、あんな転倒をして優勝した選手をこれまで見たことがない。マスコミは彼女に関して精神面をあまり取り上げないように思うが、今回の大会を見て、彼女の精神力の強さには本当に脱帽した。
あと、惜しくも4位に終わった中野由香里選手だが、彼女の得点の低さを、私はいつも不思議に思っている。本人は満足したようなコメントを残しているが、本心だろうか?それとも玄人からみると、いくつか足らない部分があるのだろうか?タイムや得点を競う競技と違って、ある程度ネームバリューもモノをいう部分もあるのかもしれない。彼女の得点がもう少し高くても良いのに・・・、と感じているのは私だけだろうか。
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いよいよ世界陸上が開幕した。開催前の放送局の宣伝には、はっきり言ってうんざりしていて、「絶対に観ないぞ」と思っていたが、いざ開幕して少し観てしまうと、そこからチャンネルを変えられなくなってしまった。
やはり真剣勝負というのは、それだけ人を惹きつける何かがあるということなのだろうか。それでも、あのアナウンサー達のわけのわからない絶叫口調には、相変わらず閉口しているが・・・。
日本人選手は、今回もやはり「世界の壁」に苦しんでいるようだ。今までなら、オリンピックを含め、「日本は弱いな~」という感想しか持たなかったのだが、今回は少し違う印象を持ちながら観ている。それは、「世界最速」「世界最高記録保持者」といわれる外国のアスリート達をみていると、みな目がうつろなように見えた。
当然、試合前に緊張しているから、リラックスした普段の表情と違って当然だと思う。しかし、彼らの表情からは、「力強さ」よりも「はかなさ」を感じ取ってしまう。外国、特に米国や共産圏の国々は、勝つか負けるかでその後の人生がまるで違う。それは日本でも同じなのかもしれないが、日本の場合はお金よりも名誉のほうが大きいように思う。外国のトップ選手の場合は、名誉もさることながら、負ければお金も失ってしまうような悲壮感があるのではないかと思う。それが、海外の一流選手と日本選手の差につながっているのかも知れないが・・・。
しかし、今回はなぜか、そうした海外の「うつろな目」をした一流選手よりも、日本選手のほうに好感を持ってしまう。少なくとも彼らの目つきのほうが、遥かにしっかりしていたし、スポーツは所詮スポーツ。勝つか負けるかで余りにも巨額のお金が動いたり、ドーピングまでして勝ちたいと思う選手が出てくる近年の状況は、やはり異常だと思う。
勝者と敗者に差があって当然だとは思うが、敗者の生活基盤そのものまで奪ってしまうほどの差がつくのは行き過ぎだと思うし、そうまでしてメダルを取れる選手を国を挙げて育てる必要が、本当にあるのかと感じずにはいられない。
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最近家の近くに本屋がオープンしたので、良く立ち寄るようになった。中をうろついていると、上記の本が目に留まった。著者は辛口批評で有名なセルジオ越後で、つい買ってしまった。
日本のサッカー創生期からオシム就任までについて、著者の私見が語られているが、相変わらず歯に衣着せぬ内容だ。特に、日本サッカー協会に対しては辛辣で、「干されるんじゃないか?(もう干されている?)」と心配したくなるような内容である。
ただ、著者が指摘する日本サッカー協会の問題点と言うのは、日本の組織に共通する弱点のような気がする。残念ながら、自分自身の所属する、あるいは過去に所属した組織に、同様の芽が全くない、といえば嘘になるだろう。
最近、自分が買って読む本は、「日本」に関するものが多い。特に、日本人の勤勉さとか誠実さをテーマにしたものには弱い。「自衛隊がイラクから無事撤収できたのも日本人そのものに対する信頼が彼ら(自衛隊員)を守り・・・」などとあると、その本・雑誌には、つい手が伸びてしまう。しかし、上記の本は、逆に日本人の勝負に対する甘さをズバリ指摘してくれていた。
私自身、以前から、プロスポーツ選手の高額報酬には疑問をもっていたが、日本人のプロスポーツ選手の場合は特に、実力以上にもらっているような気がする。サッカーに関して言えば、日本の経済力のおかげで、Jリーグ選手の報酬は、世界基準で見た実力よりも多いと言えるのではないか。更に、その中で甘やかされ、海外に行くと通用しない・・・。今回のワールドカップでそのことが証明されたと思う。更にいけないのは、日本人の「忘れっぽさ」で、W杯での反省がなされないまま、もう「オシム・ジャパン」を持ち上げてしまっている。
中国や韓国に「先の大戦についての反省と謝罪が・・・」などといわれると腹が立つが、サッカーに関してはもう少し「反省」が必要な気がする。それと、W杯の中継で、関係のないタレントを司会に起用するのは勘弁して欲しい。プロ野球でも、オールスター戦などではよく関係のない芸能人がゲストとして招かれたりするが、全く聞くに堪えない内容である。普段のシーズンの解説者(私は江川氏と掛布氏のファンです)は、「あ、そういうことだったのか」と気づかせてくれる解説をしてくれるが、サッカーにはまともな解説者がいないのか(それこそセルジオ越後だけ?)と思ってしまう。
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今日、高校野球が開幕する。普段あまり興味があるわけではないが、甲子園での開催を続けることには少し疑問を感じている。
東京ドームができてから、福岡、大阪・・・と各地にドーム球場が建設されている。主にプロ野球球団のホームグラウンドなわけだが、一つだけ「微妙」な立場にあるのが大阪ドームだ。かつては近鉄の本拠地だったが、例の球団合併で、現在はオリックスの本拠地に一応はなっている。しかし、もともとグリーンスタジアム神戸が本拠地だったため、オリックスは本拠地2つと言う変則パターンになっている。
そこで、春はともかく、夏だけでも高校野球を大阪ドームで開催できないものかと思う。高校野球関係者にとって、「甲子園」が特別な存在であることはよく解っているつもりだが、それでもあの夏の炎天下で高校生に試合をさせるのは、酷というものだろう。昔と違い、クラブ活動中に熱中症になって、最悪の場合死亡するケースも報告されるようになった。夏だけでも大阪ドームでやれば、阪神も「死のロード」に出ずに済むので、高校野球、プロ野球双方にとってメリットは大きいと思うのだがどうだろうか。
しかし、あの阪神大震災のときでさえ、春の大会が他の施設で行われることはなったことを考えると、他施設での開催など、関係者にとっては考えられないことなのかもしれない。それならせめて西武ドームのように、屋根を後付けすることはできないのだろうか。
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昨日のボクシング。亀田は判定でベネズエラの選手を下してチャンピオンになった。
試合直後から、抗議の電話が報道各局に殺到。各種批判記事もオンパレードなので、今更ここに書くのも変だと思うが、やはり一言言わずにはいられない気分だ。
亀田三兄弟に熱狂的なファンも大勢いるようだが、試合後の歌に代表される派手なパフォーマンスを見るにつけ、私自身は彼らに対しあまり良い印象を持っていない。一緒にしてはいけないのかもしれないが、取り組み後の一悶着でちょっとした騒動になったこの前の大相撲は、「礼に始まり礼に終わる」が一つのキーワードだった。ボクシングの場合は、試合前からの激しい舌戦が恒例なので、対戦相手をボロクソにけなしても良いのかもしれないが、少なくとも自分が勝った試合後、敗れた相手の目の前で歌を歌うなどのパフォーマンスは、私にはどうしても受け入れがたいものだった。敗者への思いやりが、そこには微塵も感じられないからだ。
こういう流れからすると、とにかく「勝ちさえすればよい」という亀田陣営にとって、KOされず判定にさえ持ち込めば、後は何とでもなる試合だったのだろう。しかし、彼はまだ19歳。今回もし敗れていれば、多くの教訓を学べていたと思う。勝って反省するのは至難の業で、負けなければ真の反省はありえないと思う。今回の「勝利」で、彼が選手として短命に終わってしまい、真のボクサーになれずに、単なる「ボクシング芸者」で終わってしまうのではないかと、危惧するのは私だけだろうか。
昔は、こうした世界戦で、日本の選手がいかによく戦っても、外国(特に欧米)の選手の勝ち、と言うことがよくあり、子供心にも随分口惜しい思いをしたものだ。今、日本は発展途上国の選手に対して同じことをしているように思えてならない。「弱いものいじめ」をしたしっぺ返しは、必ずあると思う。その時になって後悔するようなことがないようにしてもらいたいものだと思う。
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