来週、米国ではオバマ新大統領がいよいよ誕生する。その国務長官に就任するのは、彼と民主党大統領候補を争ったヒラリークリントンだと知った時には、随分驚いた。
今頃になってどうしてこんなことを書くかというと、先日ふと田中真紀子元外相のことを思い出し、よく考えてみると、ヒラリーとやや共通点があるような気がしてきたからだ。田中氏の場合は、父親が元首相で、自身は「改革なくして成長なし」のスローガンを掲げて登場した小泉政権で外相を務めた。一方、ヒラリー氏はというと、夫が元大統領で、今回「change」を掲げて登場したオバマ政権で国務長官、すなわち外相を務めることになる、という点だ。
どうも、私は以前からヒラリー氏のことが好きになれない。有能な女性であることは間違いがないと思うが、自己主張が強く、ヒステリックな印象を受ける。田中氏の性格ともダブるところがあるように思う。国務長官ということは、当然外交を担うわけで、日本とも関係してくる。夫のクリントン元大統領は「ジャパン・パッシング(日本飛ばし)」で中国重視の人物だった。彼女がどういう考えを持っているかはわからないし、最終決定は勿論大統領が行うわけだが、日本にとってあまり好ましい人物ではないような気がする。
ただ、過去の米国の女性国務長官としては、オルブライト氏とライス氏がいたが、2人ともあまりパッとした印象はない。特にライス氏は補佐官時代の方が存在感があったように思う。したがって、ヒラリー氏が、いわばかつての敵だった人物の政権下で、どのくらい実権があるのかはわからないが、私個人としてはあまり活躍しないことを密かに期待している。願わくば、田中氏と同じように途中でドロップ・アウトしてほしいと思っている。
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