午後10時前に何気なくTVのスイッチを入れたら、福田首相が辞任会見をやっているのをみて驚いた。これで、安倍前首相に続き、任期1年で首相を辞任するケースが2回続いたことになる。
昔は首相が辞めるのは、大抵選挙に敗れるか、スキャンダルで引責辞任、というのが通例だったように思う。安倍前首相のケースでは、参院選での大敗がきっかけだったともいえるが、福田首相はとうとう一度も選挙をすることなく、(閣僚にはあったが)自身のスキャンダルもないにもかかわらず辞任するという、極めて異例の辞め方になった。
2人続けてトップが辞める、ということで思い出したのは、旧ソ連の末期のことである。ブレジネフ書記長が長期政権を築いたあと、後を継いだアンドロポフ、チェルネンコが相次いで亡くなり、ゴルバチョフが旧ソ連最後の元首となり、結局ソ連は消滅してしまう。日本は民主主義国家だが、一党の長期政権、という点では自民党も類似点があり、同じ流れだとすると、次の自民党総裁が、自民党から出る最後の首相ということになる。
現在、旧ソ連の後を継いだロシアは、昔日の栄光を徐々に取り戻しつつあるようにも見えるが、ここ十数年はかなりの混乱が続いた。日本も同じ運命を辿るのだろうか?
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