2008.08.17 16:54 |  スポーツ  |  その他(一般)  |  枕流  | 推薦数 : 0

番狂わせ

北京オリンピック女子マラソンは、大方の予想を裏切って、ルーマニアのトメスク選手が優勝した。日本の選手は、土佐選手が途中で棄権し、結局完走できたのは13位の中村選手のみという結果に終わった。
1992年のバルセロナ大会以来、4大会連続でメダルを獲得してきた日本女子だが、これで記録が途絶えたことになる。今大会は他の種目で前回のアテネ大会に続いて連覇した日本人選手が何人かいたので、今回の結果は関係者にとっても残念な結果だろう。
私もマラソン中継を見ていたが、今回金メダルを獲得したトメスク選手の年齢が38歳と画面に表示されて驚いた。今回は涼しかったことや全体がスローペースだったことなども彼女にプラスしたのかもしれないが、とにかく本人のコメントにもあるように、この年齢でもいいレースができることを証明したことが、優勝タイム以上に大きな意味があると思う。
今回、日本チームは野口選手欠場、補欠は既に抹消、という上に、実は土佐選手も故障気味だったようで、マラソン2回目の若い中村選手一人に期待せざるを得なかったということになる。したがって、五大会連続でのメダル云々を望める状況ではなかったのかもしれない。中村選手自体はこうした状況下でよく頑張ったと思うし、次回以降のオリンピックに向けて、貴重な経験になったと思う。
一方、陸連のほうは、選手の体調管理や状況把握、補欠の在り方など、多くの課題を残したように思う。選手の選考については、女子柔道のような不透明さはなかったものの、今回38歳の選手が優勝したことは心に留めておいてほしいと思う。野口選手はもちろん、高橋尚子選手などもモーチベーションさえあれば引退はまだ早いということだ。次回選考の際に、年齢を理由に代表や補欠から外すようなことは是非しないでもらいたいものだと思う。

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