2008.08.14 20:13 |  仕事 / 職場  |  スポーツ  |  その他(一般)  |  枕流  | 推薦数 : 0

補欠がいない?

今回、北京オリンピックでマラソン二連覇の期待がかかっていた野口みづき選手が、故障のため出場辞退を決めた。周囲もがっかりしたと思うが、一番がっかりしているのはおそらく本人だろう。しかし、事実を隠したまま無理をして出場し、惨敗に終わってから、「実は怪我をして走れる状態では・・・」などというよりも、よほどいいと思う。苦渋の決断だったと思うが、勇気ある決断ともいえるし、彼女は本当の意味でのプロフェッショナルだと思う。野口選手には次回のロンドンオリンピックでぜひ頑張ってもらいたいものだ。
しかし、その後の陸連のとった行動が判明してくるにつれ、私は首をかしげたくなった。何と、補欠の選手登録を7月末で解除していたというのだ。「補欠の選手も怪我で・・・」とのことだったが、それなら別の選手を登録しておけば済んだはずだ。早々と登録解除したため、日本はみすみす3人出場できる枠を1人逃し、2人で勝負しなくてはならなくなった。「絶対にあきらめない」「ネバー・ギブ・アップ」などと普段は叫んでおいて、何ともお粗末な対応である。陸連の関係者は一体何を考えていたのだろう?
酷な言い方をすれば、本来は野口選手が早めに陸連に報告しておくべきだったのかもしれないが、陸連のほうも代表選手の状態すら把握していなかったというのは、まさに世界の笑い物ではないだろうか?これで今大会の目標はメダル何個で・・・などという資格などない。これではマスコミや我々一般人と大して変わらないではないか・・・。
勿論、プレーをするのは選手で、今大会が始まる前は、「中国に本当にオリンピックができるのか?」などという声もあったが、いざ大会が始まってみると、そんな心配はどこへやらで、毎日選手たちの真剣勝負に心が洗われる思いだ。それだけに、彼らがプレーに専念できる環境を整備するのが陸連などの事務方の役目ではないのか?自分などと比較するのはおこがましいが、普段の職場でのやる気のない融通の利かない「事務方」たちのことが、少し頭に浮かび、私は今、何ともいたたまれない気持ちになっている。

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