20日の日曜日に、日本テレビ系列の「バンキシャ」という番組を見ていたら、日本の調査捕鯨に反対する米国の活動家が、日本の調査捕鯨船の活動を妨害し、やりたい放題の様子が放映されていた。番組の司会者やコメンテーターもこの様子には流石にあっけに取られていたようで、私も同じ思いで見ていた。
その中で、コメンテーターの河上和雄氏(ロッキード事件の検事で有名)も指摘していたが、白人は前世紀に鯨の油だけを取り、残りの肉を捨てていたのである。自分たちは散々乱獲を繰り返しておいて、環境問題が取りざたされるようになると、今度は正義の味方面でノコノコと出てくる。この辺は、彼らの核保有の論理と相通じる部分があるようにも思える。
ところが、その団体が帰ったと思ったら、今度はあの「グリーンピース」という別の環境保護団体が、再度日本の調査捕鯨船の活動を妨害している、というニュースを、今日のNHKニュースで見た。捕鯨は日本だけでなく、白人国家のノルウェーなども行っていることなので、単なる人種差別に根ざすものではないとは思う。しかし、この問題に対するこうした活動家や、反捕鯨国の対応というのは、半ば狂信的にも映る。
イラクなどで起きている「自爆テロ」なども、本来のイスラム教の教えとは無関係の、狂信的なグループの犯行と考えられるが、反捕鯨活動家のそれも、テロリストと何ら変わるところは無いように思える。人には様々な立場や考え方があると思うが、こうした人たちというのは自分たちの主義主張のみが絶対で、他はすべて誤りで許せない。だから、反対者には何をしても良い、という理屈なのだろう。こういう単純な論理は、キリスト教やイスラム教など、一神教の宗教の国の人々に多いのかもしれない。日本のように、宗教的には多神教というか無宗教で、政治的にも社会主義や共産主義のような一つのイデオロギーしか認めないような状況にはない国に住む国民は、やはり幸せなのではないかと思う。

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