奈良の妊婦の死産について、前回ブログに記事を書いた。その中で、改めてマスコミというものについて考えさせられた。
ヨーロッパの中世が典型例だと思うが、現代のような政教分離が当たり前の世の中になる前は、政治と宗教は必ずしも別ではなかった。神の御託宣を伝える神官たちは、為政者に対しても大きな権限を持っていたのである。
現代に当てはめてみると、神の御託宣は「国民の声」ということになろうか。神官はマスコミ。記者たちは良く、「これが国民の声だ」といって記者会見を開いている人に詰め寄ったりしているが、「これが神の御心です」と言っていたであろう神官たちと、どこかタブって見える。どちらも、「自分たちが絶対正しい」と思い込んでいる点も良く似ているし、「神の声」も「国民の声」も本当に聞いた者など誰一人なく、結局は神官やマスコミの腹一つ、と言う点も同じだ。今回の報道の仕方も、まるで魔女狩りのようである。
ルネサンスと宗教改革によって近代の幕が開けたように、今の医療の閉塞状況を打破するためには、マスコミから権力を取り上げることが必要なように思われる。宗教界の腐敗が宗教改革の引き金になったのと同様、マスコミ内部の腐敗情報が次々に出てくれば、次第に状況は変わってくるのではないか、と期待している。但し、そうなるまで医療の方が持ちこたえられるかどうか心配だが・・・。
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