2006.07.30 07:06 |  診療  |  仕事 / 職場  |  その他(医療関連)  |  枕流  | 推薦数 : 1

研修医

毎年、病院に研修医が来る。自分は十数年前のことになるので、当時の詳しい記憶は徐々に薄れつつあるが、現在自分が研修医を指導する側になって、少し感じたことがある。

 

研修医1年目というのは、それこそ医療現場については何も知らないわけだが、短期間のうちにいろいろなことをすばやく吸収して、その成長の早さに驚かされることが多い。ところが、2年目になると個人差が出てくる。場合によっては1年目の時より退化したのでは?と思わせるような人が時々いる。

 

よくみてみると、そういう人というのは、自分の志望科がいつまで経ってもはっきりしなかったり、コロコロ変わっているような人が多いような気がする。将来の自分の目標が描けていないために、どの科を回っても、そこで何を習得したいのかがはっきりしない。中途半端な気持ちで来ているので仕事にもミスが多く、こちらとしても多くを任せることが出来ず、結局「お客さん」で終わってしまう。結局、その科に興味が持てず消化不良のまま終了、そして次の科へ・・・というパターンではないだろうか。

 

何やら偉そうなことを書いているが、研修期間というのは、自由に科を選べてあらゆる可能性がある一方、何も目標がないと無為に時間が過ぎてしまいかねない。「自由には責任が伴う」とはよく言われることであり、「自己責任」といってしまえばそれまでなのだが、無自覚のうちにその「責任」を取らされている彼らを見ていると、少し気の毒に思ってしまう。

固定リンク | コメント (2) | トラックバック (1)

枕流
More プロフィール

Search

Calendar

<< 2006/07 >>
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

トップページ

Doctors Blog

ブログの購読

新着コメント

新着トラックバック